ランス10 プレイ日記47 第四回食券感想まとめ





三枚目まで見終えた食券イベントについて語っていく不定期開催企画・第四弾。
イベント内容についてのネタバレを多く含んでいるので、ご注意を。







①志津香









10は最初から最後まで、志津香とナギの姉妹が本当に仲良くて……なんかもう……スッゲー良かったなってしみじみ思ってしまう。
姉妹の関係がこうなったのは9からだったが、10でじっくり描かれたことで改めて実感が湧いたというか、ハッピーエンドを噛みしめることができたように感じる。

こんな平和な形に収まるなんて想像もしていなかったし、何よりもナギが幸せに生きていくことができるとはとても思えなかった。
悲しい結末になっていたら、苦しんだのは他ならぬ志津香だっただろう。
ナギにとっても、志津香にとっても、彼女らを大切にする周囲の人間にとっても、本当に良かった。良かったぜ……。















このエピソードは……何も知らずに見ても納得できるし、色々わかってから見るともう一度納得できる。二度楽しめる良イベントだった。
ロリ化かつ半〇〇化は、志津香ファンの中ではやっぱり意見が別れていたりするのだろうか?
個人的にはすごくしっくり来たし、腑に落ちた。ランスVSロリ志津香のやりとりが10でとても好きになった。

志津香とナギのロリ化が無くても、10で大量の子供の父親のことになったのもあって、ランスの父親キャラとしての描写がぐっと増えて、その面での魅力が強まったと思っている。
それらも、全てはあの結末のためにあったと考えると……本当に、スゲーよな。
9の頃どころか、ランクエの頃から色々と構想は仕上がっていたのかな。
はー、すげーなー。(素人)







②ナギ













旧ゼス四天王の絡みとか反則かよ!
俺が観たいものを予想してんのかよ!!
こえーよ!!!


いや、なんかもう、メッチャよかった。
昔のことを想えば、まさかこんなに穏やかにのんびりと彼女たちが語り合える日が来るなんて思ってもいなかったからな……。
笑いながらお茶して、ケーキを食べて、喋っている様が眩しすぎてたまらないぜ。
ナギの記憶に関してはお互いに深くは触れず、未来を見ているパパイアたちは本当に良い女だ。















三枚目は、ランスとナギの二人の関係がじっくり描かれた名エピソードだった。
ナギの過去や設定、そして志津香の件や第二部友情で明らかになる件……。知っていれば知っているほど、面白い内容だ。
ムチムチボイン指定もある意味で伏線といえば伏線かもしれない。
ともかく、なんかこう……スッゲー良かった。メチャクチャ良かった。
ランスと志津香、志津香とナギの関係ももちろん好きだけれど、ランスとナギ二人だけの関係も、すごく良い。







③ロッキー









ランスのために働けてウキウキロッキーに待ち受ける相変わらずの悲劇。
囮に使われるも、フツーに女性陣はロッキーの肩を持つのだった。想像通りでワロス。

女性陣はさておき、ランスからの扱いは相変わらず10では最初から最後まで悪かった。
けれど、悪いなりに、ランスとしてはそれなりに扱ってくれているようにも思う。
リックやパットンレベルの強者ではないので認めることもないだろうが、そもそもロッキー以外の弱い男だったら、もっと早期に逃げ出しているかランスに殺されているかだろうしな。
チルドレンのロッキーに対する印象がわりと良いのも、その表れのひとつのようにも思える。















6の頃から密かに慕っていたキムチさんとのやりとりは、なんともいえなかった。
キムチさんがロッキーに恋愛感情を抱いているのかというと、まだそういうわけではないとも思う。
だが、優しくて心が強いキムチさんが、弱音めいた言葉をはっきりと口にしたのが意外だった。
そして、キムチさんの言葉であっても足を止めないロッキーの姿も印象的だった。

ロッキーはそんなに強くもないし英雄の器でもない。それでも、本当に良い奴だ。
彼みたいな人間が傍にいてくれて、ランス自身は鬱陶しいとしか思わないかもしれないが、私はとても嬉しい。







④キャロリ













(顔を覆って蹲る)

……ランクエマグナムも、またやらなきゃな。
大筋は憶えているけれど、細部はうろ覚えになってきているしな。

今更どうしようもないのだけど、10でカイトに会ってみたかったとも思う。
ガルティアやケッセルリンクみたく、IFルートで仲間になる展開とか食券イベントとか、見てみたかった。
もっと言うならアイゼルやジークやアベルトなんかも……って挙げていけばキリがない。魔人以外でもミリとか信長とかいっぱいいるしな。















キャロリの、この距離感がなんとも心地よい。
ランスに感謝しているし信頼もしているけれど、異性としては論外ですみたいな感じがサイコーだ。

大した力もない、ただの女の子に過ぎない彼女が頑張っている姿が胸を打つ。
苦しんだり悩んだりしながらも、前を向いて生きていくキャロリは本当に強い子だ。
第二部ではミックスの元で働いていた様子だったし、きっと元気に暮らしているのだろう。
幸せになっているかな。幸せになってほしいな。







⑤ウスピラ













普通の女の子みたいに恋バナできゃっきゃしているキャロリがすごくかわいい。
こういうのがキャロリの本質なんだろうな。若干面倒くさくなるくらい恋の話に興味があったり、異性の話や同性の進み具合に興味があったり……本当に、普通の子で……うっ、なんか一周回って泣きそうな気持ちになってしまう。

ウスピラ自身がクールかつシリアスな存在なので、食券イベントももっと固い雰囲気を予想していた。
まさかこんな空気になるとは思っていなかったので、意外かつ面白かった。
ウスピラ本人はやっぱり居心地が悪いかもしれないけれど、戦いの中での何気ない日常が眩しいぜ。











三枚目は、更にストレートに少女漫画を見せつけられた気がする。
ある意味、ものすごく遠回しなノロケを聞かされたような気分だ。
チッ、リア充幸せになれ!







⑥ガルティア













ガルティアとカロリアの会話は絶対にあると思っていた!
待ってた! スッゲー嬉しい!!
暗い空気になるのではと少し心配していたが、ガルティアも良い奴だしカロリアも良い子なので、わりとさっぱりとした雰囲気でのやりとりだったのが印象的だった。
メチャクチャ辛いこともあっただろうに、カラッとしているガルティアは本当に凄いと思う。
使徒たちに対しては世話焼きオカンみたいになっているのも、似合っているような意外なような感じで微笑ましい。

あと、「ガルティアの奴、いじめられてるんじゃ……」なんてランスが呟いたのがスゲー意外だった。
心配してるってほどじゃないかもしれないが、ランスもこう……わりと、なんだかんだ、悪い奴じゃないよな。











ガルティア&ケッセルリンクの会話はすごく貴重だ。
性格も立ち振る舞いも全然似てはいないし、仲良しこよしな感じでもないが、彼らの間には穏やかな空気が流れている。
スラルについての話や昔の話を、もっと聞いてみたかった。
話したがらないだろうか? ケッセルリンクはあまり話してくれないかもしれないな。







⑦マルチナ













マルチナの食券三枚目は、おそらくガルティア所持時限定のイベントなのだと思う。
香ちゃんの毒団子の謎にまた一歩迫ったようで滅茶苦茶遠ざかった、深くも浅い物語だった。
そうか……宇宙なのか……。
よくわからないけど、よくわかったぜ……。







⑧ルート













女に叱られるのに弱いよな、ランスは……。
特に、普段は穏やかな女性が本気で怒ったりするのにすごく弱い。超ウケる。
話はズレるけれど、ウルザの全裸イベントでのガチウルザVSランスも笑った。















ルート関連のシナリオは伏線でもあったのだが、食券三枚目に至っては伏線っつーかネタバレの塊というか!
いやまぁネタバレだと知らなければネタバレにはならない域かもしれないが、かなりギリギリでもあると思う。
ルートの食券三枚目は! ストーリーを全部クリアしてから見た方がいいぞ!
……と、ネタバレまみれの記事で警告するという矛盾。







⑨コルドバ













コルドバの食券を見るのは面倒くさい。
しかし、やったぜ。やってやったぜ!















ランスが「(自分よりモテないが)モテる男」として紹介したのがサイアスなのが面白い。
その点に関しては、ある程度認めてはいるんだな……。ランスの中でどれくらいの葛藤があるのか等を考えると、とても笑える。

三枚目イベントは、ランスやサイアスをはじめ、色々なキャラが出てくるのが楽しかった。
ランス&食券対象キャラふたりのやりとりのイベントも良いが、こういったキャラ大勢で10ならではのお祭り感があるイベントは個人的にはスッゲー好きだ。







⑩アニス













イカンティ再登場とかクッソワロタ。

いやいや、色々とツッコミ所が多すぎるだろ!
……と言いたい気持ちもあるが、「アニスだからまぁいいか」と諦めてしまう自分もいる。















そんなアニスの食券も、最後だけはわりと真面目な過去バナだった。
語るのが本人でも千鶴子でもなくサイアス、というのが結構予想外。
アニスもわりとシリアスな過去持ちだったんだな……というか、ゼスはまぁ、色々と重たいよな。
だがそんなものを欠片も感じさせずに、迷惑ばかりかけ続けているアニスはある意味大物だ。
これからも遠くで爆発し続けてほしい。