FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記08 美しいものは大好物だ!





今回の名シーンのひとつ。
ベオウルフの凄さ、格好良さをこんなにガッツリ描写されてしまうとは……。
第一部で登場済の鯖もきっちり改めて活躍の場を与えられていて、個人的にはとても嬉しい。
特に以前は敵側として登場したキャラは、幕間やイベントでのコメディ寄りの出番はあっても、シリアスに描かれる機会は少なくなってしまいがちだった。
これからも新キャラのみならず、既存キャラもガンガン活躍していってほしい。楽しみだ。

しかし、トップ画像が男だらけになってきたな……と思ったけど、最初からこんなもんだったような気もする。
第一章で活躍する男鯖大杉大問題。















迷宮の中でバッタリ出会った相手は……武蔵ちゃん! 武蔵ちゃんじゃないか!!
CMで知ってた!!!

いや実際、もっと早く登場するかと思っていたので、ようやく出てきてくれたって感じだ。
共に剣豪シナリオを駆け抜けてきた武蔵ちゃんは、間違いなく信頼できる相手。
そうでなくても、彼女の明るさはこちらの気持ちをも晴らしてくれる。
うーん、久々の良いニュースだ!
最近凹むことが多かったから、尚更嬉しいぞ。











「武蔵ちゃん」は、どんな状況であっても「あの」武蔵ちゃんなんだろうか?
サーヴァントの記憶とか記録とか、武蔵ちゃんの状態とか、なんとなくしか理解できていないのでそのあたりも実はよくわからん。
オルタ化とか狂化とかの異変が無い限りは、少なくとも武蔵ちゃんに限っては特例的な感覚で、記憶もずっと地続きのような状態なのかな。

だとしたらそれは、主人公やカルデアのような武蔵ちゃんと親交のあった人間にとってはとてもありがたいことだ。
けれど、武蔵ちゃん自身は? 永遠にどこにも辿り着けず、終わりも無く、迷い続けることになるとしたら、それはあまりに辛いことなのではないだろうか?

……と、想像だけで心配になってしまうけれど、武蔵ちゃんは強い女だから、それでも前を向き続けるのかもしれないな。
型月の強い女は、強すぎて少し物悲しい。彼女たちはひとりで生きていけるせいで、他の人との歩幅が違いすぎるように見えるから……などとポエムる俺。

型月作品の感想を語っているとすぐにポエムモードになってしまうのは我ながら悪い癖だ。
しかしどうしようもない。治せる気がしない。















…………アリ!!!(本日の名言)

噂の辻斬りは武蔵ちゃんだった!
と、いうことでこの場は纏まってしまったけれど、個人的にはまだ違和感がある。
あの老ヤガの語っていた人物像は、武蔵ちゃんと随分イメージが違っていたんだよな。
まぁこればかりは個人の主観による誤差の範囲内なのかもしれない。けれど、まだ何かあるのかもしれない。無いかもしれない。











ホームズに、異議ありッッ!
少なくともビリーとベオウルフは信頼していい奴だと思いますぅー!!
あとアヴィケブロンやアタランテオルタだって現時点では十分に味方側ですぅー!!!
サリエリは見た目が怖いし自己暗示もちょっと怖いから仕方ないね。















武蔵ちゃんのこういうとこ大好き


美少年は良い、美少女はもっと良いって某ローマ皇帝も言ってた。















似た者仲良しコンビはさておき、パツシィの協力もあって、無事に迷宮脱出することができた。
迷宮の持ち主の姿が外、もしくは出口付近にあるものと予想していたけれど、どこにもいない様子だ
誰もいなくなった叛逆軍の砦に、元通り出てきただけの形だった。















砦の現状を、パツシィは初めて目にしたことになるのだろうか。
迷宮内では悪ぶって、仕方がなかったと無気力気味に吐き捨てていた彼だが、全てが本音というわけではなかっただろう。

そして武蔵ちゃんについて、不安になる情報が明らかになった。
一瞬だけ悲し気な表情を見せた武蔵だが、すぐに笑顔に戻ってあっけらかんと語る。
彼女はこういうところが少しずるい。あまり弱みを見せてくれず、主人公のことばかり気遣ってくれる。















ここで武蔵が語った言葉が、パツシィに何らかの影響を与えた……のかもしれない。

そこへ駆けつけてくれたのはベオウルフ。
砦の危機を知ってヤガ達と共に加勢に来てくれたようだが、残念ながら間に合わなかった。
だが、助けにきてくれたという事実がありがたい。















相変わらず冷静沈着に状況判断ができるベオウルフ。
全然バーサーカー感がない。はっきり言って武蔵の方がよっぽどバーサーカー。

改めて、主人公たちと行動を共にしてくれることになった。
アヴィケブロンたちと離れ離れの今、とても嬉しい。















ここでのベオウルフとヤガたちのやりとりが、最高に渋格好いい。
第一章名シーントップ10に入るレベルだ……と言いたいが、順位付けなんて無粋だよな。
そもそも、第一章は名シーンが多すぎて数えるにもキリがない気もする。

これまでの彼らの様子は詳しく描かれることはなかったけれど、きっとメチャメチャ熱い物語があったんだろうな……。
短期間でここまでヤガたちを導き、成長させることができたベオウルフは間違いなく最高の男で王で英雄だ。
彼らの姿を見て、気合を入れ直すビリーの姿も印象的だった。
きっとベオウルフの成したことはビリーの想像以上だっただろうし、決してビリーにはできなかったことでもあっただろう。それが嬉しくて笑ったのかな、と思った。















最終盤への作戦は固まった。
だがその前に、もう少しできることがある。
ベオウルフはアタランテとサリエリの救出作戦を提案してくれた。















「語るべき段階では……あるようだ!」も面白かったが、俺はこっちのシーンを選ぶぜ。
ガタガタ言ってたわりにスゲー素直に「それは凄い!」とか納得してしまう新所長チョロすぎじゃね?















一方その頃の、アタランテオルタたち。
囚われてはいるが、扱いはそう惨いものではない。
アヴィケブロンに対した時と同様に、カドックは彼女にも対話を持ち掛ける。
カドックの意図は、プレイヤーにはまだはっきりとはわからない。
だがジワジワと何らかの計画が進展していることだけは、伝わってくる。















アタランテオルタたちが捕まっていた牢獄に一同が辿り着けたのは、彼女らが移送されてから三日後のことだった。
残されていたカドックからのメッセージ。
明らかに罠だが、無視するわけにもいかない。

アヴィケブロンもアタランテオルタもサリエリもおらず、マシュもまた戦えないまま。
戦力的には不安どころではないが、「助けにいかない」という選択肢は、主人公たちには無かった。











そんな主人公の姿に、我慢がならなかったのか、パツシィは強硬手段に打って出た。















主人公と二人だけになって、ようやく吐き出されるパツシィの気持ち。
今まで抱え続けていた、膨らみ続けていた黒い感情。
それを主人公に、真正面からぶつけてくる。

……しかし、これでもまだ、「全部」ではないだろう。
パツシィは強がりだし捻くれ者でもあるので、彼自身も最後まで自覚してはいなかったのかもしれないが、彼が主人公に向けた気持ちが「あれ」だけではないことは、今まで物語を見ていればわかる。

このシーンは、見ていて苦しかった。
ここだけでなく、パツシィの本音にまつわるシーンは全部苦しい。
名シーンでもあり、見どころでもあるのだが、こう……考えれば考えるほど、自分の中でも色々な感情がぐるぐる巡っていく。











イヤな教師の悪口を言っている男子生徒同士、みたいだ。
もっとこんなシーンをたくさん見たかったな。
笑える場面でもあったが、少し寂しいような気分にもなってしまった。