「男の子人気投票」結果に軽く触れる <50位~31位編>





公式人気投票結果に触れつつ長文語りする謎企画、男性キャラ編。
今回は「50位~31位」までを対象にした。

トップ10だけで終わらせようと思っていたけれど、やっぱり少しずつでも触れたかったので、50位からやっていく。
“軽く”なので、11位以下はテキストオンリーで短めに済ませた。……はず。


「テキストオンリーなら作業も少ないし余裕やな! 一気に11位までやったろ!」と最初は思っていたが、普通にキツかったので前回同様ちょっとずつ進めていく。
間も空いてしまって、若干今更感もあるけれど、マイペースにやっていこう。

※ガチガチでゴリゴリのネタバレ注意
 

 








51位から順番に、一人ずつ触れていきながら讃えていく本企画。
順位はアリスブログで発表されたものだ。

第二部・食券などなど、マジでネタバレに触れまくっている記事だと思う。
未プレイ未クリアの方は、本当にご注意を。







50位

元就


滑り込み50位、一人目はてるさんちの息子・元就だ!
元就は任意加入枠かつユニット性能も乱義の影に隠れがちなのが惜しいが、キャラクター的にはとても面白い奴だった。
暴れん坊の超問題児、という一面もありつつも、大切なものはきちんと大切にできる理性も持っている。「馬鹿と狂人」に関するてるさんの教えや、「悪」についての考え方など、短いシーンや台詞であっても人物としての深みを描写されていた。
リセットやザンスたちとのグダグダしたやりとりも、元就の馬鹿さや子供っぽさや、なんだかんだで家族のことが好き(※だから殺し合いたい)みたいな部分が見られてとても良かったと思う。
元就、50位おめでとう!







50位

学者


マエリータ隊、学者が50位だ!
マエリータ隊は今回初登場の敵キャラとして、個性的だったし描写もたっぷりだったが、それらの点に対するユーザーの反応は色々だった。個人的には、面白かったし楽しい奴らだとも思うけれど、たまにくどかった、かな。説得力を持たせるために出番を増やした結果、“やりすぎた”って感覚も多少受けた。
それでも、「一枚岩ではない敵、魔人ではなく魔物の代表」として重要な役割と描写を担っていたのは間違いないと思う。
第二部でも魔物として立ち回りつつも魔王の本心をある程度察して気を配っていたりと、やはりなんだかんだで良い奴らだった。







50位

ネルソン


ネルソンが10に登場すると知った時は驚いたものだ。つーか生きてたのか、とビックリした。
6でのネルソンの最後の出番については、もう私はうろ覚えなんだよな……。ちゃんと確認しないとな。
そんなうろ覚え記憶もあって、「こいつが仲間で大丈夫か……?」と実は最初のうちは不安だった。蓋を開けてみたら、ヤベーところもありつつ良いところも意外とあったりして、サブキャラ枠としては十分な大活躍だったように思う。サーバー親子死亡イベントも、悲しい結末ではあるけれど、あれはあれで格好良かった。
そして食券。食券イベントが、また面白い。コメディあり、ホームドラマありで、とても良い内容だった。実は俺は親子ネタにシンプルに弱い。







50位

チョチョマン


チョチョマン先生、まさかの50位滑り込み。スゲーな!
確か名前は6でも既に出ていたような……気がするけれど勘違いかもしれない。とはいえ、名前は出ていても姿は初登場だった……気がするけれどこれも勘違いの可能性もなくはない。
今までは「平民出身のやり手が四天王入りしたらしい」くらいのイメージだったチョチョマンが、10で改めてピックアップされたのが普通に嬉しかった俺。ただのゼス贔屓。
見た目はほぼギャグだけれど、食券で見せる一面にはすごくゼスらしい重い部分もあったりして、深みのある魅力的なキャラクターだった。ランスとなんだかんだ仲良くなる貴重なジジイ勢のひとりとしても良キャラだ。







50位

アレックス


50位勢は元就以外ゼスまみれだったことに今更気付いた。
アレックスは死亡が正史のような気もするけれど、その肝心の死亡イベントが、滅茶苦茶悲しいと同時に滅茶苦茶格好良いシーンでもあったんだよなぁ……。あのゼス地下牢を巡るアレックスVSケイブリスの攻防、メディウサも含めて希望と絶望と努力のバランスが最高に最強。マジ名シーン。
だが、それでも、アレックスにはやっぱり生きていてほしいんだよ……。格好いい死に際も美しいけれど、どんな形でもいいから生き残ってほしいんだよな。序盤にゼス二枚抜きしたいマンとは俺のことだ。
食券だったりゼス自動解放だったりでの、穏やかな表情もまた良かった。アレックスには、やっぱりそういう顔のほうが似合うよ。エロピチャと普通に幸せになってくれ。







48位

バボラ


高確率で序盤に倒されるであろうバボラ、48位に入賞……!
出番や活躍という意味では、どう見てもどう考えても「序盤の敵」だったバボラには少なかった。
それでも熱心なファンやまもしょがいたのだろう。おめでとうバボラ!
ランス10ではIFで仲間入りする魔人も多かったので、その点はバボラは残念だった。もう少し意思疎通が巧くできれば、ワンチャンあったような気もする。
部下の魔物たちに意外と慕われていたり、仲良く会話している様はわりと微笑ましくもあった。サイズこそ規格外だけれど、そう悪い奴ではないという印象も強い。







48位

パイアール


魔人とロボは同一換算なのだろう。パイアールが48位!
魔人パイアールの鬱屈としたヤバげな外見も個性的で良いし、ロボになると一気にR2-〇2的なマスコットキャラクター染みてきてちょっとかわいい。敵としても味方としてもそこまで強いタイプではなかったが、キャラとして面白かった。
特に良かったのは食券関連。パイアール自身の食券では、魔人でなくなりロボになったことで初めて前に進むことができたような、パイアールらしい天邪鬼で面倒くさい様が見られてとても良かったと思う。第二部でのロボの様子もできれば見てみたかったな。成長しないはずのロボが、また少し精神的には成長して姉離れしつつある姿とか、見てみたかった。いや離れられない可能性のほうが高い気もするけれど、
他のキャラの食券でも意外とパイアールロボの出番は多い。東芝王子とかマリアとか、色々なキャラと絡む姿が面白いのでオススメ。







47位

剣豪


マエリータ隊トップは剣豪だったか……!
このあたりはほぼ僅差だろうけれど、剣豪は「同じことしか喋れない」個性の強さもあり、性能としてもモンスター枠では使いやすいこともあり、人気が高くなったのかもしれない。
なんでもあり第一部序盤では香ちゃん&剣豪のコンビが低コストで使いやすく、二枚抜きや難易度高めの敵相手に役立つ。実質0APアタッカーのひとりとして、頼りになるヤツだ。
そして外見や内面的にはほぼただのギャグとして、魔物であっても受け入れやすい枠でもあった。わりとかわいい。







45位

キンケード


絶妙な性格とポジションが良い味を出している、キンケードが45位!
鬼畜王ではあまり良い方面での活躍はなかったと聞くが、ランス10でのキンケードはわりと愛すべき小悪党といった感じで、個人的には嫌いではない。むしろ面白いので、こういうキャラも好きだ。
コルドバという真っ新な光のような男の影に隠れて、ブツブツ言いつつも給料分の仕事をこなす人間臭さは、ランス10という人類の危機的状況ではプラスの方向に傾いた面が大きかったのだと思う。
食券で描かれている、日常におけるキンケードも面白い。ランスの扱いを弁えているようで全然理解しきれない、チルディにすら同情されるような有様が良質コメディと化している。あとチルディがかわいい。チルディの出番とかわいさを引き出しただけで、キンケードに金一封渡したくなる。







45位

オルオレ


ヘルマン第5軍副将にしてロレックスファン、オルオレが45位だ!
9でも貴重なレンジャー枠として大活躍だったオルオレだが、10では意外とカードが入手し辛いのが惜しくもあったかもしれないな。
側面排除はメチャメチャ強いが、確定入手のクレインとも被ってしまうのが残念でもあった。それでも「盗む」持ちとして使い分けはできるし、そもそも所属違いなので競合もしない使いやすいユニットだ。
キャラ的には前作に続き、ヘルマン軍の中で一歩控えつつも抜群のインパクトを残していく面白い奴だった。メッチャクチャパロディキャラではあるのだが嫌味がなく、食券イベントも楽しかった。
ロレックスファンの印象が強すぎて、このナリでありつつ女好きな一面に「えっ! ……あっ、そりゃそーか!」なんて感想を今更抱いてしまったのに我ながらやや草。







42位

メガラス


立ち絵がないキャラは駄目って言われたけれど無理やり滑り込んだのがスゴイ!
ブログでのアイコンは鬼畜王版、なのかな? 確かランス10同梱冊子での、魔人一覧に用いられていたのもこの画像だった気がする。03アイゼルや6アベルトも載っていたページ。
メガラスは10本編に登場こそしなかったが、ホーネットやテラの口から人となりや彼の活動が語られていたのが印象的だった。
IF扱いのもしもルート、または「なんでもあり」で、カードだけでも登場してほしかったものだ。もちろん生存ルートや復活ルートならなお良い。
今後のアップデートで、何かあったら嬉しいな。こっそり期待している。







42位

カバッハーン


ゼス四将軍、カバッハーンが42位!
こうして男キャラ人気投票結果を眺めて見ると、年齢的にも人格的にも渋いキャラが実に多い。良いことだ。平均年齢が高い作品は名作だ(偏見)。
カバッハーンはユニット的にはランス10では意外と貴重だった雷魔法使い枠としても大活躍だった。マジックと所属被りしていなかったら尚良かったのだが、まぁ流石に仕方が無いだろう。一発限定の雷神雷光も、ここぞという時の雑魚除去に使い易くて個人的には愛用ユニットの一人だった。
キャラ的には食券はもちろん、ゼス魔人討伐2にて「柄ではない」と内心思いつつも部下を鼓舞してみせたりと、年を重ねたからこその立ち振る舞いを覚えた老将としての格好良さも見せてくれた。







42位

エクス


03エクス(一瞬)がストレートにイケメンだったのに対して、10でのエクスは顔立ちは整ってはいても癖が強い男として、デザイン・内面共に描かれていたように思う。
ランス相手ですら程よく受け流していく、「出来る男」としてのエクスは面白い良い男だった。今回のリーザス残留面子では、トップクラスに活躍が多かったようにも思える。
ユニット的にもまさかの0AP遠距離持ちとして、メッチャクチャ使い易かった……が、入手難易度がそれなりに高いイメージなのがややネックか。その点は同所属のリックや亜人イージスにはさすがに負けてしまう。
ハウレーン共々、白の軍としての目立った出番こそそんなには無かったが、食券でかわいいものを挟んで会話する様など、なんともいえない距離感がまた面白かった。







41位

ピッテン


ピッテンに限らず、「特殊な防御力」があるタイプのユニットはわりと不遇気味だったように思えるランス10。
特にリズナやピッテンは、魔法攻撃をしてくる敵ボスが意外と少ないこともあって、やや使い辛かったのが惜しかった気がする。自動発動な点はありがたいのだが、肝心の攻撃スキルのコスパと使い勝手が……うーん。なんとかならないこともないが、やはりコストがやや重い。
ピッテンの他カードは、今回は存在しないのだろうか? 良い奴だし、もうちょい低コストで使い易いカードも欲しかったように思う。とはいえ似た境遇のキャラも、優先すべきユニットも多すぎるから、厳しいだろうが……。
前作9でも登場し活躍したことから、記憶も新しく9面子との絡みや思い出語りがあったのが楽しかった。9は主要メンバーが少ないこともあって、繋がりが強い感じがちょっと嬉しい。







39位

早雲


第二部でまさかのハッピー寄りエンドだった、早雲が39位だ!
理想通りの形では無いだろうけれど、それでも未来に光が見え始めただけでも、私は良かったと思っている。
第一部の食券では、早雲なりに割り切ろうとしつつも苦悩している様子も描かれていた。それはとても早雲らしくもあったけれど、やはり眺めていて辛くもあった。長く苦しかった日々の末に平穏を得た早雲が、これからも穏やかに幸せに過ごしていってくれることを願っている。
ユニットとしてはそれなりに使い易いタイプではあったが、入手難易度がそれなりにレアな点や、JAPAN陣営の層の薄さが少しキツくはあった。
戦国の時みたく、防御式神スキル持ちのカードがあったら良かったのにな、と勝手に思う。魔法バリア・変わり身に続いて、防御式神でダメージ1回カットスキルなんてものがあったら、第一線級で滅茶苦茶活躍できたはず……なんて想像するだけは自由。







39位

オーギル


食券がトップクラスに面白すぎた、オーギルが39位だ!
半モブ枠としては快挙と呼べる順位だろう。女性キャラ投票で言うところの、紀伊さんポジション……なんて言ったら紀伊ファンにブチ転がされるかもしれない。俺もブチ切れる。
女性陣に比べれば男性キャラは人数も少なく、上位に食い込む可能性も高くはあったが、それでも完全新規キャラとして39位はかなりの結果だと思う。もちろんメインに出番もなく、男である以上全裸イベントもなく、本人の食券イベントが出番のほぼ全てだった。そんなオーギルがなぜここまで支持されたのかといえば、やはり「キャラが良すぎた」の一言に尽きるだろう。
真面目で堅そうな外見に反して……いるのかいないのかもよくわからない、ともかく己の欲望や感情に真っ直ぐすぎるオーギルは、ランスですらちょっと引くレベルの逸材だった。モテることを素直に求め、女のために自分を磨き、失敗する他者を堂々と笑う正直者なオーギルは、モブ枠としてはありえないほどキャラが濃かった。イベントが毎回毎回、面白すぎた。あと、オーギルのラスト食券は、シィルがシンプルにかわいいのでオススメ。







37位

透琳


風林火山最後の一角、透琳が37位!
戦国での大活躍や9での活躍を考えると、10でのユニット性能はやや控えめだったかもしれない。やはり第一部でのAP2以上消費スキルはコスパ的に厳しい……。
しかし、シナリオ的には主にヘルマンで大活躍。特に自動解放では、主人公の一人かってレベルでの格好良さだった。メインシナリオへの関りはその点少なかったかもしれないが、前作9でたっぷり登場していたこともあって、個人的にはあまり気にならなかった。
食券では9で芽生えたあてなとの友情も描かれて、渋さもありつつキャラ壊れない程度のほのぼの要素もあって、バランスが良かったと思う。







37位

黒部


JAPAN内紛の黒部関連イベント、俺、スキ!
キャラ的にも妖怪然としていて格好良いし、一方でわんわん扱いのコメディもこなせる万能キャラ。性能も良いし文句なし……と言いたいところだけれど、JAPANルートの閉塞感がどうしても活躍を狭めてしまうのが何より惜しい!
内紛イベント自体は一応城浮遊ルートでも可能だけれど、やはり“寄り道”感が強いこともあって、どうしてもJAPANメンバーは露出が控えめになってしまった感がある。JAPANルートからの逆転Aクリアルートだとか、JAPAN面子がメインになってくるルートやエンディングだったりが存在していたら、もう少し印象は変わっていたかもしれない。うーん、やはり惜しい。勿体ない、と言った方が良いかもしれない。
しかし、割ける手間も時間も限られていた中で完成された“ランス10”に大満足している身としては、十分納得もしている。黒部関連はボリュームこそ少なめだが、十分キャラも立っていたしストーリーも良い出来だった。







31位

ポロン


9に出演・活躍した兄よりも一歩上を行ったポロン。さすがは国王、さすがは元主人公!
もちろん私は過去作について詳しくは存じ上げないので、そのあたりを語ることはできない。なので、基本的にポロンに関してはランス10のみでの感想しか言えない。
まず、ユニット的にポロンは使い易く貴重なアタッカーだった。装甲破壊スキル持ちのユニットが少ない中で、ポロンは序盤でも確定入手可能というのが何よりのメリット。きちんと育てておけばシルキィ戦での大活躍も可能で、育て甲斐のある良性能だったといえる。
内面的には強く優しい国王として人格者の面が描かれていて、食券ではランスとの初対面も補完されていたりと、10ではあくまでもサブキャラクター枠として程よい距離感を保っていたように感じた。







31位

ブリティシュ


第二部でまさかの姿を見せた、ブリティシュが31位にランクイン。
あの姿については……つ、つまり、どういうことだったんだ!?
第一部でのサブイベントでは、復活の可能性も危険性も描かれていたので、そのあたりの解決編がまだあるのかと思っていたら、結局よくわからないままだった……。
第二部でブリティシュカードとかあるのか? たぶん無いよな? うーん、謎だ。まぁ別に良いといえば良いけれど、どういう経緯でああなったのかは、やっぱりちょっと知りたい。
「英雄ブリティシュ」サブイベントでは、過去の仲間たちとの交流もあり、ブリティシュの普段の姿からは感じられないような内面の奥深さも覗かせてと、興味深い内容だった。
第二部の姿で、再び仲間との交流も見てみたかったけれど、尺的にもタイミング的にもやっぱり厳しかったのかもしれないな。でも、“なんでもあり”あたりで、本気ブリティシュカードとか……欲しくない?







31位

バレス


俺たちの秘書、触手でエロイベントをこなすヒロイン枠。その名はバレス。
リーザスで秘書バレスが追加された時は、「マママ、マリスちゃうんかーい!」って全力でズコーッとしたけれど、実はわりと嬉しかった。あの枠にあえてオッサンをねじ込むバランス感覚、ちょっと好き。だけどもっと優先すべき女子は居たはずマリスとかアールコートとかスーとかって意見もスッッッゲー理解できる。ということで、次回アプデは秘書追加頼ム。
プロヴァンススキルの強みを最初のうちは理解できなかった馬鹿なオイラだけれど、今はもう知っている。軍師効果とプロヴァンスを扱えるバレスの使い易さ、メッチャ良い。確定宝箱がない点はもちろん、シンプルに「リーザス枠が激戦区すぎる」という点も弱みだけれど、私の中では運よく入手できた際は中盤あたりにスッゲー使う枠。
リーザスエストから関連食券まで、出番もとても多かった。ランクエでは登場せず、9でもちょこっとだけだった分、10ではシナリオでも戦闘でも出番が多くてバレスファンは嬉しかったのではと思う。夏服バージョンも採用されてても良かったんやで。
あと、「最近ゴルフを始めた」というキャラクター解説の、どうでもよさ具合が個人的に笑いのツボ。







31位

ハニーキング


「グロはNG」と言い切ったあの時、俺はハニーキングに付いていくと決めた。
立ち絵がゴージャスすぎてCGみたく思えるからヤメロと文句を言われるだとか、全体的にしょーもない馬鹿馬鹿しい感じなのだがそれが絶妙に面白い。
半分ギャグとはいえ、それでも一応シリアスな本筋にここまでハニーキングが絡んでくるとは想像以上だった。10で改めて知った彼(?)の人となりを振り返りつつ、過去作のハニーキングも遡っていきたい。登場しまくっているはずなのだけれど、ハニーのせいか「ランスシリーズだからハニーキングは出て当然」みたく受け入れてしまっているからか、意外と過去作での活躍シーンや出番を思い出せない私がいる。







31位

テンプルナイト


長田君も言っていたけれど、31位が本当に多いな!
あとスッゲーなテンプルナイト!!
私も散々世話になっていた身だったし、冗談半分で「ワンチャンあるな」とか思っていたけれど、バレスやブリティシュに並ぶ順位とか大金星過ぎるだろう!!
こうしてランキングを見てみると、女性人気投票はさておき、男性人気投票ではユニット性能としての高さが人気結果に繋がっている面も大きいような気がするな。
いやー、でも本当にテンプルナイトには世話になったよ。未だに「トドメ枠」としても働いてもらっているし、渋くて仕事の出来る良い男だよ。







31位

コーラ


女の子なら……いや、両性とか性別無しならもうちょい上も狙えたはず!
それくらい、コーラの容姿についてはポイントが高かったと思うのだがどうだろう? こういう、基本無表情だけれど性悪笑顔が輝くタイプって、一定の需要があると感じる。
ヌヌハラも言っていた通り、本編中のコーラは間違いなく“嫌われる枠”として活動していた。ポジション的にも立ち位置や言動も、ユーザーから好意的に見られようとはしていなかった。
それでも、コーラがアリオスに時たま見せる複雑な態度には、コーラ……というか神らしからぬ“感情”みたいなものが見えたりもして、面白かった。
終始アリオスを観察し続け、最後には突き放した形になったコーラではあるけれど、あれはあれで、コーラなりに「馬鹿なアリオス」のことをそう嫌いでもなかったようにも見えた。だからこそ、馬鹿どころか暴走をし続けて転落していったアリオスには冷めた目を向け、歪みの原因になったランスにも微かに苛立ちを覚えていた……ようにも、見えた。
まぁ、実際はどうだったのかはわからない。だけれど、そんな想像ができる余地が残っているあたりが、コーラの“らしくない”部分として、魅力になっているのではないかと思った。







次回、「30位~11位編」に続くッッ!!