FGOイベント ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 プレイ日記06 敵の名は黒〇巣会





運命の相手との戦いを乗り越えて、敵の正体も明らかになる今回。
いよいよ物語も終わりに近付いてきた。

そして今回明らかになった、全ての元凶〇〇。
今まで散々話題には登っていたが、いよいよご本人登場とは……。予感もあったし、予想もできたが、それでも驚いた。

せっかくの〇〇晴れ舞台を記念して、ぐだぐだオーダーで〇〇に触れていた回を探してみた。
暇だったわけではない。漏れがあっても責任は取らない。

ぐだぐだオーダー / 第2回第7回第8回第10回第20回(微妙)第24回第27回
ぐだぐだ維新 / 第1回第3回(茶々伏線)
 

 
















斬り合いの前にペラペラと話をするなんて自分らしくない、と言っていた沖田さん。
そんな彼女は、前どころか戦っている最中ですら、沖田オルタに声をかけ続けていた。

その姿は、まるで沖田オルタに稽古をつけているようでもあり、何かを教えているようでもある。
そして沖田オルタは実際に、沖田さんとの切り結びと会話の中から、何かを見出そうとしていた。















沖田オルタの脳裏を過る……過去のような、記憶のような、映像や言葉。
「宗次郎」は、沖田総司の幼少の名だ。「みつ」は、宗次郎の姉の名だ。大河では沢口〇子が演じていた。

この場面は、おそらくは沖田オルタの中だけに蘇った記録であって、主人公にはまだ見えてはいないのだろう。
それでも沖田オルタには、そしてプレイヤーには、なんとなく“沖田オルタの正体”について、察することができた。

世界との契約……守護者として働くという、約束。かつてエミヤが交わし、アルトリアも交わそうとしたもの、だったと思う。
彼らほど永く縛られるわけではなく、“一度きり”の契約に留まったのは、「沖田宗次郎が命を長らえる」ことがそこまで難しくはなかったからなのか、それとも「続いた命も長くはなかった」からなのか……そのあたりは、まだよくわからない。
というか、私は頭が悪いので、実はこのあたりもなんとなくしか理解できない。















カッコイイ……。
ぐだぐだシリーズがというか、経験値(敬称略)がというか、ともかくシリアス系ぐだぐだ周りの台詞回しは痺れるくらい格好良い。
型月作品に名言はたっぷりあるけれど、シリアス系ぐだぐだ周りも負けてはいない。
インパクトやキャッチーさは歴代名言には劣るかもしれないけれど、自然にスッとなじむ感じの台詞回しがクールかつ熱い。











沖田さんと戦闘開始ッッ!
……ここは浪漫優先で沖田オルタを連れてくるべきだったかな。
だがしかし、三騎士相手にアルターエゴは、やっぱり辛いぜよ。
術ネロやセミラミスのように、「一定ターン攻防有利」みたいなスキルが欲しいところだ。その分は特攻でゴリ圧せってことなのかもしれないけれど、まぁちょっと私は自信がない。素直にアーチャー編成で挑んだ。

沖田総司は「心眼」持ちなので、スタメンアタッカーであるノッブには貫通礼装を装備させていた。
更に今回は戦線効果で、毎ターン1回の回避を付与してくるらしい。
回避対策をしていなかったら、結構大変な目にあっただろう。











そして、ここでノッブ大爆発。
クロエ宝具→ノッブ宝具→ノッブ魔王クリティカル、で3ターンで沖田さんが蒸発してしまった……。
イベント特攻のえげつなさを初めて知った瞬間だった。
ノッブ、強ォッッッ……!! 引くわー。強すぎてちょっと引くわー。















わざと負けた、というつもりは沖田さんには無かっただろう。
それでも、本気を出せなかったのも確かだと思う。

沖田オルタが「思い出した」ことを、沖田さんも同時に思い出していたのだろうか……?
沖田さんの表情が寂しそうで、悲しそうで、見ていて胸が痛い。











第二再臨の全体図を改めて見るまで、気付いていなかったのだが、沖田オルタの衣装は“黒い隊服”を上に羽織っているんだな。
土方さんの再臨の羽織にカラーリングは近い。羽織の色は時代によって変わっていた、ってどこかで見かけたような気もする。勘違いだったかもしれない。

沖田さんの羽織は、本来は宝具「誓いの羽織」だ。それを渡した結果、沖田オルタが第二再臨になる……という、この場面。
……メッチャ、巧くない……?

いや、ストーリーとしても「本物の羽織をオルタが引き継ぐ」ってのが熱いし、その結果沖田オルタが再臨するのも熱いし、再臨画像が先かシナリオが先かはわからないけれど、きちんと画像に反映されつつも“少し変質する”ってのも熱い。
今回のシナリオ、シンプルに面白くて熱くて、イイ。明治維新に続き、今回のぐだぐだも良い話だな。











沖田さん……。
立場的には敵側だったし、出番や活躍という意味では確かに控えめではあった。
けれど、メチャクチャ良かったと思う。
沖田オルタの背中を押して、マスターと共に先に進ませる姿は、物凄く格好良かった。
物語の中~後半に出会う運命の相手として、乗り越えるべき壁として、立派な姿だったと思う。ワイの中で好感度上がりまくり。















そして一方の信長VS龍馬の結末。
……この展開は、予想はできていた。
原作でも同じ対戦カードだったのは以蔵VS書文戦も同様だったけれど、“逆転劇”2回は無いだろうなと、覚悟はしていた。

それでも……ここ、私はかなりショックだった。
かわいくて怖くて面白いお竜さんは、凄く魅力的な女性だったし、そんな彼女が龍馬にゾッコンな姿がとても微笑ましかった。
龍馬とお竜さんは生きたまま幸せにはなれなかったけれど、サーヴァントとしての今ならば一緒に居られるのだなと思うと、せつなくもあるけれど幸せなことのようにも見えていた。

サーヴァントである以上、再召喚されることはあるだろうし、たとえば他のサーヴァント同士やサーヴァントとマスターの関係よりは、別離は重くはないかもしれない。
けど、やっぱり苦しい。お竜さんが何度も何度も、「また守れなかった」と悔いる姿が辛いし、お竜さんにそんな気持ちを強いてしまうことしかできない龍馬も、辛い。















お竜さんを追うように、倒れる龍馬。
その直前に口にした、「君はやはり君ではなかった」の意味とは……?
今はまだ、わからない。

龍馬が消えた直後、タイミングを見計らっていたのであろう奄美少将が信長の前に現れる。
信長の反応からして、会うのも言葉を交わすのも、これが初めてのようだった。











そうか、奄美少将はやはりキャスターだったのか。
その真名は天海。


……天海ッッッ!!!???










走れ♪ 光速の♪ 帝国華撃団♪
唸れ♪ 衝撃の♪ 帝国華撃団♪

「わたしたち、正義のために戦います。
たとえそれが、命を賭ける戦いであっても。
わたしたちは、一歩も退きません。
それが、帝国華撃団なのです!!」












……今まで、溜めに溜めていたものが、一気に爆発してしまったぜ。
いやいや、だって天海はアカンって。ズルいって。
そんなん釣られてしまうやん?
罠やん??











天海といえば、サクラ大戦ファンの私としては「あっち」の天海を連想してしまう。
けれど、天海には信長関連……というより、信長の周囲に関連する逸話というか、異説というか、噂があるらしい。
そしてFGOではその説を採用しているらしい、とここで明らかになった。

信長への異常なまでの執着心。“本能寺”という明確な単語。











この「帝都」そのものが、キャスターの陣であり、戦線だった。
やはり聖杯戦争は、“繰り返されて”いた。おそらくはシナリオ初期にキャスターが口にしていた“前回”は、やはり“前回の聖杯戦争”を意味していた。

閉ざされた帝都の中で繰り返し行われ続けた聖杯戦争、蒐集され続ける霊基……。
こんなトンデモないことを実現できたのも、聖杯の力だろうか。
規模がフツーにヤバい。わりとガチでヤベー奴だ。











ナンテコッタ……。
想像していたより、実は凄い奴なのかもしれない。
ベクトルが特殊なのは間違いないが、ある意味では天才的だ。
ミッチーのせいでわりとガチめに世界がヤバイ。