FGOイベント ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 プレイ日記07 少女たちの成長





明日から、FGOでは昨年度の夏イベ復刻が始まるようだ。
安心して、この調子で帝都感想を続けていくことができる。

帝都イベントは、個人的にはかなり好きな内容だった。
コメディありつつ基本シリアスな物語は面白く、女キャラはかわいくもあり格好良くもあり、男キャラはもちろん格好良かった。

アポコラボもすごく良かったし、今年度は幸先良いぜ……とか言ってるうちにもう夏が来る。
夏はまた新規水着イベントがあるだろうし、それが終わる頃にはネロ祭り・ハロウィン……とイベント目白押しだ。
復刻夏~今年度夏間に、第二部の第二章は来るだろうか?
なんにせよ、楽しみがたくさん待っている。
 

 
















大興奮モードだったキャスターに捕らわれることもなく、いつの間にか坂本探偵事務所まで逃げてきていた信勝。
その様子は明らかに変、というか口調からして「あっ!」とすぐにわかってしまった。

……けれど、この瞬間こそ「そ、そうか……!!」的な謎の解けた興奮とテンションの上りっぷりで気にならなかったけども、少し落ち着いて見てみると、ちょっとこう、ヤベーな。
この画像だけだと、信勝が単純にメチャクチャヤベー奴にしか見えないな。
“ぼくのあねうえ”を自分の脳内に飼い始めた……とか言われても、「そ、そうか……」とやはり納得してしまう。











ここからはノッブによる、怒涛のネタばらし。
このあたりは時系列や「霊基」の在り方が複雑なので、私の勘違いも含まれている可能性があるが、要するに……。

・新立ち絵ノッブはカルデアと同一の信長本人ではあったが、固定される直前に「少しだけ切り離して」おいた。
・「少しだけ切り離されたノッブ」は、信勝の霊基を間借りして、帝都に現界を果たした。
・事態を把握すべく、固定された新立ち絵ノッブの傍で、信勝として動きつつ様子を見ていた。

……ということかな。

しかし、なぜ帝都に召喚されたノッブの「切り離した」方だけは、カルデアの記憶を明確に持っているのだろう?
その後の描写的にも、カルデアノッブも今回の事件の記憶をやはり引き継いでいたようだった。
一方の沖田さんは、今回の事件の記憶はないままで終わっている様子でもあった。

うーん、キャスターの目的が目的だったため、ノッブだけが特殊な状況にあったのかな?
まぁそんな感じなのかもしれない。

「主人公と同時に帝都に召喚された」という言葉もあったし、キャスターによるノッブの特殊召喚に主人公(マスター)が巻き込まれた結果、色々と混線したのかもしれないな。











ノッブの状況と共に、特異点の構造や目的も判明した。
このあたりは、前回キャスター本人が述べていたものと大体同じ。

この「帝都」は、サーヴァントを集めて戦わせることで、“より純度の高い霊基”を鋳造するために作られたものだった。
スケールといい手間暇といい、正気の沙汰ではない。
というより、これは確実に「狂気」の行動だろう。















……とここで、龍馬帰還ッ……!
嬉しい。わりとフツーに喜んでしまったッ……!
コハエースGOでの最期に似ていたので、「駄目だった」と思い込んでいた……!

よく考えたら配布枠が途中で退場なんてことはまずありえないのだが、本来のお竜さんの設定や宝具の条件を考えると、あれで消えてしまったのだと完全に騙されてしまった。
「一回きり」設定のはずの宝具が連発できるFGOはズルい。もはやアーラシュのほうが特殊。

でも龍馬&お竜さんと再会できたのはメチャクチャ嬉しい。
フツーにちょっと落ち込んでいたので、尚更喜んでしまった。
お竜さんは「恥ずかしい」と言っていたけれど、また会えて本当に嬉しいよ。生きてくれていて、本当に良かったよ。















龍馬をあの場から救ってくれたのは、ノッブ(入り信勝)だったらしい。
ヒュウ、さっすがノッブ! 格好良いぜ! マジ感謝!

そして、そこに現れたもう一人の仲間。以蔵さん……!
第三再臨を果たした彼は、人知れず修行でもしていたのだろうか。
書文の言葉を受けて、彼がどこで何をしていたのかはわからない。
けれど、こうしてここに戻ってきてくれただけで、構わない。











以蔵のアサシンとしての力があれば、キャスターの居所を知ることができる。
「戦線にいるサーヴァントの位置をおおよそ把握できる」彼の能力が、ここで再び生きることになった。

仲間の力を結集させて、最後の敵に挑む空気……。いいね、熱いね。
沖田オルタが見せる“儚さ”だけは少し気がかりだけれど、今は進むしかない。
皆で、ミッチーをぶっ飛ばしてやろうぜ!















そんな中で、やっと「マシュと沖田オルタの会話」が成り立った。
中断ネタとしてお約束と化し、若干沖田オルタが拗ねているような雰囲気もあって、どうなることかと思っていたけれど……実現してみると、驚くほど穏やかなやりとりでしかなかった。











マシュの反応には、かなり驚いた様子だった沖田オルタ。
主人公にとっての“一番のサーヴァント”じみたマシュに対して、おそらくだが、沖田オルタは嫉妬じみた感情を抱いていたように、今までは見えていた。
彼女は自覚はしていなかっただろうし、はっきり形になっていたわけでもなかったのだろうが、なんとなくマシュと巧くかみ合わないような「モヤモヤ」を持っていたのではないかな、と思っていた。

一方のマシュからの感情は、今まで見えなくて、ここまでずっとずっと焦らされ続けていた。
そしてようやくここで、明かされたのは、「先輩をよろしくお願いします!」という、マシュの前向きで真っすぐな好意と、信頼だった。











マシュと沖田オルタは、少しだけ似ている部分があるようにも思う。
マシュの方が大人だとか、そういった言い方や見方もできなくはないが、それも全ては第一部での冒険を経て、マシュが人間として少しずつ心を育てていったからこそなのだろう。

マシュの成長が私は嬉しい。そして、マシュのおかげで沖田オルタも少し成長したようにも見えて、それもまた嬉しかった。
ええ話や……。
負の感情を乗り越えていく少女たちの成長譚は、五臓六腑に染み渡るでぇ……。











以蔵の能力でキャスターのアジトを発見し、いざ突撃……したはいいものの、英霊兵の数が多すぎる。
今回の「英霊兵」と、マトモに戦うことになったのはこれが初めてだったかな。
外見的にも中身的にも、ゴーレムに近いタイプの敵らしい。質より量、というイメージだ。
「英霊兵」の設定は、コハエースGOとは少し異なるように見えた。
このあたりは設定を引き継いでいるというよりは、同じ言葉だけを用いたファンサービスに近かったような印象。















ここは俺に任せて先に行け、というのはよくあるパターン。
死亡フラグになりがちな奴だけれど、最近では逆張りが多い気もする。だがその逆を行くかもしれない(適当)。

「僕ら」に括られた以蔵は、最初はギャーギャーと文句を言っていた。
それでも、すぐに何か察したらしく、受け入れてくれる。















以蔵だけでなく、ノッブも沖田オルタも主人公も、なんとなくわかっていた。
龍馬もお竜さんも、表向きは元気なように振舞っているけれど、実際は限界だった。
信長相手に宝具を抜いて、一度完全に消滅しかけたのだから、こうして留まっているだけでもギリギリいっぱいいっぱいなのだろう。











このシーンは龍馬の覚悟も、一喝する以蔵も格好良い。
そして……テレテレお竜さんが、メチャクチャかわいい……。

お竜さんは以蔵に対しては普段特別厳しいけれど、意外と評価できるところはちゃんと見てくれているあたり、ツンデレっぽくてこれはこれで良い。
異形・ツンデレ・デレデレ押しかけ妻・ほっちゃん。
完璧すぎてぐうの音も出ねぇ。