FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記01 彷徨海を目指して





第二章、配信開始だ!

「消えぬ焔の快男児」というサブタイトル(?)は、第一章でいうところの「獣国の皇女」みたいな位置づけか。
発表された際は、その力業感溢れるネーミングインパクトに引っ繰り返ったけれど、なんとなく慣れてきた気がしないでもない。
ゲッテ……ゲッテルデメルング、という言葉が個人的には非常に覚え辛い。未だにソラでは打てず、コピペしている。ドイツ語で“ラグナロク”なんだっけ?

第一章に続いて雪原舞台だからか、タイトル画面が今回も寒々しい。
だかよく見ると第一章は空想樹が見えたロシアの背景、第二章は山と氷の樹々のある北欧の背景、をそれぞれ加工したものがタイトルバックになっていることがわかる。
両方とも雪景色だから似た雰囲気だが、たとえば第三章以降に炎の背景がメイン舞台になったりしたら、ガラリと印象が変わるものになるのだろうか?


今回公開されたシナリオは“Lostbelt No.2 無間氷焔世紀ゲッテルデメルング”が正式名称だと思うのだが、少し長いので、以降は「第二章」という呼び方をしていく。











さて、まずは「intro.2」
introシリーズは、第一章でも存在した。
このあたりは第一章初期のプレイ日記と比較するとわかりやすい。
記事でいうと「FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記01 待望の新章スタート!」だ。

この頃は、「introシリーズ=クリプターシリーズ」かと思い込んでいたが、そうでは無い様子。
異聞帯内ではないシナリオがintroシリーズ、なのかな?
まぁそれも外れているかもしれない。


一方で、同じく第一章で存在した「outro」は、今回はまだ無い
途中、もしくは最後に用意されているのか? それとも、第二章では「outro」の続きは無いのか?

少なくとも第一章時点での「outro」は、introと同じく「outro.1」表記だった。
そのうち続きが来るのは間違いないだろう。















「intro.1」の場面は、第一章の終節からそのまま地続きになっている。
最も謎多き魔術協会、彷徨海からのメッセージ……というより、信号のようなものを受信した直後だ。

マシュやホームズの口から、改めて「彷徨海とは、魔術協会とは何ぞや」について解説してもらう。
そういえばマスター礼装にロンドンの魔術協会服とアトラス院はあるけれど、彷徨海だけはまだ無い……よな?
合流した暁には、新しいマスター礼装が手に入ったりするかな。オダチェン持ちの礼装夜露死苦。















「神代の魔術のみ」といった言葉から、どうしても“この後飛び込む異聞帯”のことを考えてしまう。
この合致はたまたまで、今回のエピソードには関連性は無い……とも言い切れないかもしれない。まだわからない。

神秘のテクスチャを張り、常に異世界として移動し続けている彷徨海だからこそ、2017年末の“漂白”に巻き込まれずに済んだのだろう、というのが現時点での想像。
実際どんな状況なのか、期待していいほど余裕があるのかアッチはアッチで死にかけなのかは、やはり実際に辿り着いてみないことにはわからない。















しかし、肝心の座標に辿り着く前には、陸路では嵐の壁……つまり、新たな異聞帯が邪魔になる。
海路については、ボーダーの能力もあるが、「ブリテン島に近づくのは反対」というダヴィンチちゃんの一言が超気になる。

ブリテンといえば、ロンドンの魔術協会。もしくは、Fate的にはアルトリア。
今回ダヴィンチちゃんがどちらに注意したのかはわからないが、きっとこの先、何かしら起きるのだろう。ドキワクテカテカ。















方針が定まったところで、所長がカドックの尋問に取り掛かると言った。
“尋問”という物々しい響きに、つい「自分も……」と主人公が口を挟むと、ハッキリ向いていないと断られてしまった。
まぁ確かに向いていないだろう。これは、所長なりの気遣いなようにも思える。

カルボナーラ食いてぇな。来年のFGOフェスでは“所長の極上カルボナーラ”みたいなフードを出してみてはどうかな。
顔色がひまわり色になるカドックとか、悪夢でしか見られない気がする。















……って、中止中止!
カルボナーラタイムは残念ながら中止です!


RPGぶっぱなしながら走って追いかけてくる神父って超怖くないか?
ってかシュール過ぎないか??
いわゆる麻婆ギャグ???















このタイミングで目覚めてしまったカドック。
彼女の名残かもしれない、という切なくも女々しい考え方を「我ながら吐き気がする」と言い切れるあたり、まだ彼は折れ切ってはいない。
あんな別れ方で、あんな終わり方をしてしまった以上、もっと凹んでいるかと思っていたが……思っていた以上に、彼は強い人間のようだ。
彼自身が卑下するほど“凡人”では、絶対に無いよな。十分すぎるくらい、スゲー奴だと思う。

そしてカドックのロック判定によると、ビリーは「アウトローでも程遠い」らしい。
なかなか判定基準は厳しそうだな。次は夏ノッブをぶつけたい。















逃げようとしていたカドックを、なんとか補足。
主人公と所長、二人がかりで説得を試みる。

主人公とカドックの雰囲気は、ロシア異聞帯の頃よりも、どこか穏やかで落ち着いたようにも見える。
お互いに、内心はどうなのかまではわからないが、表向きは普通に話をできるくらいの空気ではあった。

主人公の口からパツシィの名前が出ると、カドックが素直にパツシィを褒めたのが意外で、印象的だった。
カドックも、パツシィを認めてくれた。それが嬉しいような悲しいような、複雑な気分だ。















以前のカドックならば、意地を張って無理やり飛び降りていたかもしれない。
だが今の彼は、「約束がある」から、無様でも生き残るつもりだと言い切った。
約束というと……やはり、アナスタシアと最後に交わした言葉、だろうか?

だが、そんなカドックは、追いかけてきたあの男に不意打ちで襲われてしまった。
……ダヴィンチちゃんに続き、二度目だ。
くそー、やってくれたな! 所長、ゴッフパンチ食らわしてやってくださいよ!















神父の真名は“ラスプーチン”。
だが、その在り方は色々と謎だらけだ。

疑似サーヴァント、というわけではないのか?
デミ? 死人? 霊基を預かった遺体?
うーん、要するにまだ全然わけわからん。















主人公たちの目線では、カドックの生死は不明……というより、死んだようにも見えた。
だが実際は生きており、どうも“オリュンポス”に連れていかれたらしい。
キリシュタリアの元、ということだろうか?
「見せしめの処刑」をする程度の人間ではない、と神父に言わしめるキリシュタリアの目的とは、なんなのだろう?

“大令呪”がまだ残っているからこそ、生かされている……と、神父は言っているようでもあった。
カドックがこの場で退場しなかったのは、ストーリーとしては面白いし、嬉しい。
アナスタシアの想いを考えると、できればカドックにはまだしばらく頑張ってもらいたい。

しかし、どうも先行きは不安な気がする。
うーん、心配だ……。心配したところでどうしようもないけれど、やっぱり心配だ。