ランス10 延長戦09 実績:親友は四男と転校生





第二部の親友実績回収シリーズ。
今回の相手は四男と転校生。

転校生については、「何番目の子供」なのかがイマイチ確定していないように思えるので、今回はこんな表記にさせてもらった。
ミラクル・シーラ・かなみの三人は、順番がどうにもわかり辛い。


※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意











分岐はここ。プレイ日記でいうと、「プレイ日記78 最後の友情フェイズにて、親友決定」。
2周目10ターンラストの友情フェイズから、親友実績を回収していく。







<親友は元就>











本日最初の親友は元就。
まずは友情イベント3~5を消化する。全て初見なので、新鮮で楽しい。
算数にまつわる元就の馬鹿伝説は初登場のゼス魔物界でも触れられていたが、3つめの友情はそれを少し掘り下げたような内容だった。
絵に描いたような馬鹿だ。……ランスもてるさんも元就(祖父)もここまで馬鹿ではないと思うのだが、どうしてこんなことになってしまったのだろう。

元就とレリコフが仲良しなのは、なかなか興味深い。打たれ強く野性的な兄妹コンビとして、息が合うのだろう。
ヘルマンで再会した際は、確かヒーローに「久々に相撲をするか!」と話しかけていたし、基本的にヘルマン組とは波長が近いのかもしれない。















上記画像の元就に、「お前が常識を語るな!!」と叫ぶ長田君のツッコミが的確過ぎてクソワロタ。
こうして並べると、4・5と連続してエール・長田君・元就トリオは迷子になっている。
うーん、巻き込まれる長田君は本当に生き生きと輝いているな。ツッコミがキレキレだぜ。

普通だよおと泣きながら正しい道を探ろうとしている長田君は、確か冒険レベル1の才能があったはずだ。
ヘルマンでの遭難事件に続き、地味に長田君の才能が発揮され(かけ)た瞬間かもしれない。















元就の友情イベントは、複数人でのやりとりが多かった。
他のキャラは最後のイベントは相手とエールの二人きり、というパターンになりがちだったので、ひょっとしたら元就に関しては、「本当に二人きり」というのはハニーインザスカイでの冒険が初……だったかもしれない。忘れているだけの可能性も否めない。

初だと思っていたからか、なんだか全体的に新鮮な感じがする。
元就はもちろん大勢の前でもエールだけでの前でも、馬鹿で無茶苦茶でヤベー奴ではあるのだが、“意外とちゃんとしている部分”が表に出やすくなる……とでも、いうのだろうか。
エールというお気に入りの妹(弟)を前にして、元就なりに兄貴として張り切っている、のかもしれない。











その末の「例のアレ」は、流れといい展開といい唐突過ぎて正直噴いた。
あと、常にクールビューティーなエールちゃんが、普通の女の子のように“ズコーッ!”的なコメディ反応を見せているのが、すごく新鮮。すごくカワイイ。

元就相手にそういうアレソレになるとは予想外だったのもあり、面白かった。
DTにはからかい上手で惑わせ上手なエールちゃんも、元就のような計算外の男の言動には意外と弱いのかもしれない。
うーん、ギャップ萌え。女エールの新たなカワイイ一面を発見できて、俺満足。















そして、最後の温泉イベント。
これがまた、今までの元就とのやりとりとは空気が変わって、とても良い話だった。

魔王の子であり、毛利家の人間でもある元就の考え方。家族への想いや、己の生き方について。
普段は馬鹿で無茶苦茶なふるまいばかりの元就が、彼なりに真剣に考えていたことや強い信念を持っていることなど、初めてハッキリと知ることができた。
これもまた、追加加入組仲間の深根と同じく、“元就と友情を深めたからこそ明らかになる設定、シナリオ”といえるだろう。
友情を育んだ末に、元就が心の底からエールを信頼するようになったからこそ、明かしてくれた本音なのだろう。















生死に対しても雑で、家族にすら時には殺意マシマシで、一見ただの危険人物にしか思えない元就。
普段の言動は、おそらく彼にとってはほぼほぼ本音で本能のままなのだろうが、女兄弟には“照れ”だったり、頼りになる兄貴たちには“甘え”なりも無自覚に含まれているようにも見える。
親しい相手には照れたり甘えたりして、尚更無茶苦茶に振舞う感じは、父親に少し似ているかもしれない。
楽しくて面白い、良い奴だ。やはり私は元就も好きだな。
きっと3周目以降も毎回仲間にしてしまうのだろう。ウッ……高レベルカード……ッ。







<親友はウズメ>











ウズメの友情3つ目は、貴重なドッスワッスの登場シーン付!
厳しい条件下の見張り役さえも、気負うことなくサラッとやってのけてしまうウズメはやはり天才肌。
そんなウズメの中で、かなみの評価が高すぎるのが“らしく”て面白い。
純粋な子供心が誤解を生み、母親像を過大評価し過ぎているのには、最初は少し心配もしてしまった。

けれど、1.03以降に追加された某アレソレから察するに、ウズメは母親の力の有無など関係なく、本当にただただ「母親が好き」らしいことも感じられた。
ホッと安心。かつ、「母親が大好き」なウズメが更にかわいく思える神追加だったと個人的には思っている。











第二部におけるかなみに触れられている、希少なシーンがまたひとつ。
事情を知っている口ぶりからして、志津香は今でもかなみと親交があるらしい。
志津香とかなみは他の一部女性陣ほどわかりやすく仲の良い描写がされることは少ないけれど、こういった場面でサラリと触れられるとなんだか嬉しい。そんなことをヌヌハラも食券で語っていた気がする。















今回の弁当係はウズメ。
JAPAN風とリーザス風が合わさっている、というのは、おそらくかなみに教わった料理なんだろう。
母娘の仲の良さがここからも伝わってくるのにワイニッコリ。

ウズメは外見がどうしても鈴女寄りなので、細かい点で“かなみ要素”を補完されているように思える。それを探すのが楽しい。
完璧忍者なウズメの内心が、かなり“普通の女の子”寄りなところに、かなみに似た部分とかなみ自身の願いを感じ取れて、私は嬉しくなる。















温泉イベントでも、改めて「かなみの願い」について、ウズメの口から語られた。
普通の女の子として生き続けることは、ウズメには難しいかもしれないが、彼女なりに母親の願いに沿おうとしている様が感じられる。
本当に母親が大好きなんだな、とわかる。よかったなぁ。本当によかったなぁ……。
ウズメも、かなみも、鈴女も……よかったなぁ…………。

ここでは、ウズメから見た各兄弟についての印象も語られるのが興味深い。
ここで挙げられている「弟」「妹」フレーズから、兄弟姉妹の順番を推察できるかとも思ったが、ややアヤしい部分があったので今回は考察材料には入れなかった。
深根と元就、少なくとも深根はウズメより年上だと思うんだけどなぁ。深根は妹を目指しているから、それを汲んであげたとか、だろうか?











この一言が、私はともかく嬉しかった。
これからもウズメには元気に生きていってほしい。
幸せになってくれよ。それをきっと誰もが願っているぞ。











そしてウズメ実績回収中に、バファムーンを初ゲットだ!
うーん、実績回収していると未回収カードもどんどん手に入っていくな。

……そういえば、リクチェルのスキルが変更になったんだっけ?
第二部にも、あれは関わってくるのかな?