ランス6 プレイ日記009 蟹玉が貯まっていくッ……!
プレイ当時のこの頃、私はタマネギのことを完全に忘れている。
次の次くらいで思い出すので、タマネギファンはもう少し待っていてほしい。
玉集めにちょくちょく森にも行っていたはずなのだが、すっかりスルーし続けていたようだ。
タマネギなくしては女の子モンスター集めもできない。機会の大損失に繋がりかねないので、注意せねば。
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります
カオルの手引きもあって、すんなりと治安隊から解放されることができた。
今回の件は冤罪みたいなものだったけれど、レジスタンス自体はゼスの法にはバッチリガッツリ触れている。
もしバレていたら、死刑確実だったという。粗いな!
……ところでこの背景、見覚えがあるな。
ここだ!
壁の感じといい、店の看板や扉といい、ランス10で登場した背景と同じものだ。
というより、まったく同じ素材だろうか? 少しくらい拡張や色調節はしたものを、もう一度使ったのかな。
こういうものに気付くとちょっと楽しい。そういう楽しみのためにシリーズを遡って遊んでいる。
サーベルナイトは、「治安隊に逮捕された」という。
妙だと感じたらしく、話を聞いたウルザの表情は固い。
サーベルナイトの犯行をほぼ黙認していた治安隊が積極的に逮捕に動いた、とは思えない。
形だけの逮捕で即釈放されたのでは……とウルザは怪しんだようだったが、実際はそういうわけでもなかった。
「あのお方」とまで呼んで、敬意を払っているあたり、ウルザは“征伐のミト”にかなりの好感を抱いているらしい。
この時点で、正体を察してはいるのだろうか?
“征伐のミト”については、プレイヤー目線ではギャグにしか見えないくらいバレバレのベタベタなので、作中の設定が実はよくわからない部分もある。
少なくともカオルはバレていないと、現段階では思っている様子だ。
冷静で理知的なカオルにしては、“征伐のミト”に対してだけはちょっとべた褒め気味なのが面白い。
感情入りすぎやて。カオルはミトが絡んでくると視野が狭くなる感じが弱点でかわいい。
戻ってきたランスへの、ダニエルの態度は相変わらず辛辣だ。
敵意を隠す様子もないダニエルに対して、ランスは「魔人ぐらい連れてこい」と言い放つ。
おお、魔人。魔人が会話内に出てきたのは、ここが初めてかな?
先の展開を考えると、ちょっとワクワクしてくる。
最初に登場するのは誰だったかな。
……といっても、まだまだ先かな?
うーん、細かいことはわりと忘れている。大きなことも、たぶん忘れている。
ウルザやダニエルの前では口にしなかった疑問を、カオルにぶつけるランス。
サーベルナイト討伐任務ですら、カオルいわく“いつもより派手な方”の仕事だったらしい。
今のところは明確な不満というより、ランスにとってもモヤモヤしている、くらいかもしれない。
やっていたことは悪質とはいえ、犯罪者ひとり捕まえて治安隊に引き渡すだけで“派手”では、レジスタンス本来の目的達成には到底近付けないようにも思える。
言われたカオル自身も思うところがあるのか、「そうかもしれませんね……」と反論してくることはなかった。
一方のミトさんスケさん。
バレバレではあったけれど、ここで改めてプレイヤー目線での“設定明かし”があった。
謎の正義の味方、征伐のミトの正体は……国王ガンジーだったのだ! ババーン!!
ガンジーの目的は国をひとつに纏めること。
そして来る時のために人類を纏め、次の勇者を見つけること。
「アリオスのように手遅れになる前に」、というワードに色々と思うところがある。
えーと、LP的に、アリオスが勇者でなくなった直後の時期なんだっけか?
ゼス・アリオス・ウルザ・ガンジーあたりは色々と正史でも絡みがあったけれど、作品として明確に表になってはいなかった、と思う。間違っていたら申し訳ない。
ところで、“玉消費”について。
イタリアの任務を進めている間に、ゴリゴリと蟹玉が溜まっていったこともあり、サブイベント系もモリモリ消費していった。
まず、進めていくのはセスナのサブシナリオ。
セスナは序盤から××が可能になるため、強化し易いユニットだ。
まだまだレベルが低く、もじゃ人形も未所持のため前線で活躍はし辛いけれど、将来性は高い。
FRボーナスは今後を考えて、定番の「渾身の一撃強化」をチョイス。
セスナのシナリオでは、いとこの“ワヨソ”の名前が登場する。
ワヨソは03でもショップ店員として登場した。色々な意味で良いキャラクターだった。
03公式HPには、ひょっとして不在? メインシナリオに絡んでくるキャラではないからだろうか。
「奴が覚えたての~」ってセスナの語り口には、若干の毒を感じる気がして面白い。
一応忠告したのちに、美味しく頂くランスだった。
セスナといいワヨソといい、この体質では大変だろうな。
ワヨソの方がまだ自衛できている……と言えるのかはよくわからないが、まーどっちにしろ大変だ。
意外と貴重な気もする、セスナのシンプルな罵倒。
それを真っ直ぐ受け止めるランスもズレている。
隠したり誤魔化したりしないだけ、ランスはまだマシな部類なのかもしれない。
セスナ関連のイベントは早い時期から“この段階”まで至ることができるのが、攻略的には嬉しい。
アイスフレームの他の二人は、まだもうちょっと時間がかかるはずだ。
とはいえ玉が溜まって勿体ないので、進められる段階までは進めていこう。
ってことで、次はプリマだ。
彼女のイベントは、イタリア攻略後に少しだけ進展する。
××解禁は、まだ更に後だ。
プリマ攻略後にメガデスも××解禁になるため、彼女たちはセスナより時間がかかる。
イタリア攻略後、プリマの口から「元ブラック隊所属だった」と明らかになる。
ブラック隊といえば、サーベルナイトに壊滅させられたチームだ。
討伐任務がグリーン隊に任された際、ウルザも「もうあんな思いはしたくないわ」と暗い表情をしていた覚えがある。
仇を討ちたい、というプリマだけれど、イタリアでは手を出せなかった。
「機会はあったのに……」と悔いる様子からして、“手を出す勇気がなかった”ような気もするけれど、まぁわからない。
当然ランスはいつものノリで、「約束を守ったらやらせろ」と決めてかかる。よくあるパターン。
ここで拒否しなかったことが、プリマの未来を決定付けるのだった。うーん、これもまた運命。