ランス10 延長戦11 アップデート1.02追加要素 ワーグ編





時は西暦2018年4月26日ッ!!
人々は、ランス10大型アプデ追加の報を前に、歓喜に沸いていたッ……!!


当日は軽く引くくらいダウンロードが重かったため、私が1.02デビューしたのは翌日になってからだった。
あれから4ヵ月、そろそろネタバレ解禁して感想を書いてみよう。

……えっ、4ヵ月?
…………う、嘘やろ。まだランス10発売してから2ヵ月くらいしか経ってないよな?
ちょっと時間の流れがわけわかんないすわ。アーアーキコエナーイ。


※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意







<魔人ワーグと……>







1.02アップデートには嬉しい要素が盛りだくさんだった。
その中のひとつが、アフターに「魔人ワーグと……」クエストが追加されたこと。
それまで存在しなかったワーグとの××が追加実装というだけでも嬉しいのに、イベントCGも新規追加でテキストも丁寧で、個人的には想像以上の豪華さだと感じた。

更に更に、ファンとして非常に嬉しいのが、“平時の魔王ランスと魔人の姿が見られたこと”だ。
第一部~第二部間の様子や雰囲気がわかって、単純に面白いし嬉しいし、想像も膨らみやすくなった。











これが「1.02での追加実装」というのも、個人的には良判断だと思う。
ワーグとの××自体は元々存在してもよかったと思ってはいるが、“魔王期のランスの様子を深く掘り下げる”ことに繋がる今回のエピソードは、第一部をクリアして第二部もクリアして、ランス10を満喫しきった今のタイミングだからこそ、純粋に楽しめるような気がする。

魔王期のランスは、作り手側にとっても遊ぶ側にとっても“禁じ手”に近いと思う。
メッチャクチャ知りたいし、面白い話がたくさんあるのはわかっているけれど、第二部最後の感動のためには、「書きすぎると危険」という面もあるだろう。

だからこそ、熱狂的なファンは一通りクリアして、ネタバレもある程度広がらざるを得なくて、誰もが落ち着いた“あの”タイミングでの追加実装は適切だった……というのも、まぁ結果論かもしれない。でも、個人的にはそんな風にも感じた。















このエピソードの時期は、ランスが魔王になって少し経った頃。
RA1年とのことなので、第一部エピローグを終えて、わりとまだ間もないのだろう。
そんな時期の魔王ランスと、魔人たちの様子が垣間見える。

サイゼル曰く「サテラが魔王狂いになった」とのことだが、ランスの性格などはこの時点ではそう変化していないらしい。
サテラも、ランスを前にしたらまだツンツンしようとするのかな?
第二部エピローグでビンタされた魔王ランスと会話をしている時のサテラは、人前だからということもあるが、そんなにベタベタしたり甘えたりする感じではなかった。
ワーグと同じように、初期の魔王ランスとサテラの××も見てみたい。ツンを維持しようとして、全然できないサテラを見てみたい……と思うけれど、さすがに難しいのだろうな。















魔人であるワーグには、魔王の命令に逆らうことはできない。
それでも、ワーグなりに懇願して、人々を救おうとしている様が哀れでかわいらしい。あと超良い子。

名も知らない人間たちに対して、涙ぐむほどに心を寄せているのは、やはりランスやその仲間たちと共に戦っていた経験があったからこそだろうか?
ケイブリスに命じられるまで引きこもっていた頃のワーグならば、ここまでは言わなかったようにも思う。
もしくは、ランスならば話を聞いてくれるかもしれないと、信頼をしているからかな。











もちろんランスに一般人を害する気などなく、単にワーグに衆人環視(モドキ)の中で××してしまうだけで終わった。
近年のランスは、自分の周囲の女の子の“そういった”シーンを他人に見せるのを嫌がる傾向が強かったので、こういうパターンはわりと久しぶりかもしれない。
今回のコレも、夢の中みたいなものだからこそ、気にせずGO! だった感じだ。











事を終えて、ぷいっとしているワーグがべらぼうにかわいい。
魔人は魔王に絶対服従、となると、反抗的な意思を向けることさえ許されないのでは……なんて心配もしていたけれど、この調子だとランスが平常な内は昔とそう変わらない関係性を続けられるのかもしれない。

魔王の血に呑まれそうになっている時期は、ここまでのんびりとは出来ないのだろう。
そうでなくても、人間時代の知り合いとは、ほとんど接触しようとはしていなかったようだし、平常時でも見た目ほどは元気ではないはずだ。
けれど、魔王ランスもたまにはそれなりに、元気にしていたのだなと察せられて、色々と興味深いし少し嬉しいエピソードでもあった。







<セスナ連れでの「異常事件解決」>











ふんす!!!!

アイスフレーム三人娘が追加されたことで増えたエピソードのひとつ、「異常事件解決」編。
CITY決戦やゼス自動開放にも追加部分があるので、それらにはまた後日触れようと思う。
今日はワーグ関連追加のひとつとして、まとめて記事にしてしまう。











サテラがガチ気味にドン引きしているのが超面白い。
「うわっ、なんだこいつ!」→「…………」→「なんだ、こいつ?」の絶妙なテンションの変化に草不可避。

セスナが眠れなくなる、という件については、確かランクエ後日談で触れられていたのだったかな。
その話が、ついに表になったわけだ。しかしこんな異常な状態になるとは想像していなかった。















ワーグ対策の秘密兵器! なんてノリでちょっと持ち上げていたランスも、わりとすぐにゲンナリモードになってしまった。
ヤベーテンションでハンマーを素振りし続けて、ふんすふんすとやかましいセスナに、早くも疲れてきたらしい。

覚醒セスナの顔はなかなかヤバい感じでかわいい。
“H”みたいになっている口元がキュート。荒い鼻息もキュート。


……ところで、今回の感想部分は内容こそ1.02で追加されたものだが、実は私自身がプレイしたのは1.03以降だった。
「異常事件解決」のために☆51以上の面子を揃えるのがやや面倒くさかったり、他のことを優先したりしていて、なかなか出来ずにいた。

以下、1.03のプチネタバレ注意。











ファッ!!??

……道中のレア宝箱では、ない。
そしてボス戦ですらなかったと思う。宝箱取得率を見るに、単にドエススキーで社会的抹殺をした雑魚戦だった。

出辛い、と噂に聞いた気がするバスワルドが、なぜかここでドドンと登場。
「R」がパァーっとなる効果が出てきて、なんぞこれと思っていたら彼女のカードだった。











ついでに、道中のレア宝箱からはトッポスが出てきた。
ステータスがえげつないけれど、食券イベントは無いらしい。ちょっと残念。















嬉しい成果もありつつ、そんなこんなで無事(?)にワーグ退治は成功し、セスナも元に戻った。
このイベントを発生させることがセスナ食券三枚目の条件だと思われる。
ちなワイは食券乱用で見てしまった。

三枚目で解禁されるカード、“覚醒セスナ”は、パーティー全員が睡眠無効状態になる。
シナリオ上では実現しなかったが、まさにワーグ対策の切り札と化す。















覚醒セスナをスタメンに加えたワーグ戦は、もはや別ゲー。
何のギミックがあるのかすらわからなくなるレベルで、すんなりとクリアできる。

ただし、当然セスナをワーグ戦までに☆51以上にしておかなければならないので、そこは要注意。
高難易度ならば余裕だけれど、通常難易度だとわりとこれが面倒くさい。