FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記12 一方通行だらけ





第二章をクリアしたので、改めてFGO第二部のオープニングを観直すなどしてみた。
しかし意外と第二章関連キャラの出番は少なかったぜ……。オフェリアくらいか?

第一章からはアナスタシアが登場していたし、ナポレオンかスカサハ・スカディは出ているかと思ったけれど、いなかったような気がする。
第二章配信前のサーヴァントCMシリーズでは二人とも、少しだけアニメがあったけれど、あれはCM用に特別に作られていたものだったのか。と今更気付く。















異聞帯でサーヴァント召喚に成功した時の、オフェリアの回想。
聖遺物なしで狙ったサーヴァントの召喚に成功するとは、素晴らしい成果だ。
オフェリアも嬉しかったのか、口数が多く、ウキウキした様子で幸運を語る。カワイイ。

そんな彼女に対して、シグルドの態度はこう……わりと、馴れ馴れしい感じですらある。
「ヒトの娘よ、喜べ」などと語っているけれど、お前の方がメチャクチャ喜んでるじゃねぇか……。

やはりオフェリアは無自覚に男を誤解させるタイプ。少女漫画か?
最近巷で流行っているという、“独占欲強い系俺様男子に迫られる”的な……?















自分の本来の肉体と力を解放しようとするオフェリアのセイバー。
それは彼自身の目的であり、存在する意味や理由でもある。
ラグナロクを続けるのはオフェリアの意思ではなく、セイバーの意思だ。……しかし、セイバーの感覚としては、彼にとってはこれも“オフェリアのため”ですらあるのだろう。

「約定を果たそう」というのは、魔眼で初めてオフェリアに視られた際に、「もしまた会えたら、炎の剣を披露してやろう」と口にした件のように思える。
オフェリア自身が求めたわけでも願ったわけでもない、ある意味で独りよがりな暴走に近い。

セイバーの気持ちや考え方は、この時点ではハッキリと口に出されたわけではなかった。
しかし……こう……なんというか、ここまでで既にわかりやすい。
ある意味で、これもまた、一目惚れってヤツだったのだろう。















そして、一目惚れ男がもうひとり。
長かった回想の最後は、ナポレオンと初めて相対した際の記憶だった。

はじめて出会った女が、「何かを怖がっている」と一目で見抜いたナポレオン。
オフェリアは彼の言葉も甘い口説き文句も真面目に受け止めてはいなかった。
しかし今のこの瞬間、ナポレオンの台詞を思い出したのは……騙されないと意気込んでいても、それでも「気付いてくれる」「助けてくれる」相手を、オフェリアは今でも求め続けていたからかもしれない。















北欧異聞帯における“日曜日”……炎の国の巨人王、スルト。

シグルドの魂と混ざり合うことで魂だけは限界を果たし、シグルドの霊核が破壊されたことでついに肉体をも解放された、この巨人王こそが……オフェリアの視線に応えて呼ばれたサーヴァント・セイバーだった。

日曜日を嫌っているオフェリアのサーヴァントが彼だというのは、なんとも皮肉染みている。















太陽が黒くなった時、巨人たちもまた、スカサハ・スカディの仮面から解放されていた。
ラグナロクの続きがはじまる。世界の終わりだ。ヤバイヤバイ、色々とヤバイ匂いしかしない。ゲルダがメチャクチャ心配だ……。

その頃、シャドウボーダー内でホームズも無理やりに起きていた。
第二章の序盤から度々彼が言いかけて、結局伝える機会がないまま昏睡状態に陥っていたのは、「これ」についてだったのだろう。
ホームズは最初に風景を見た時点で、炎や太陽へのムスペルヘイムの関連とスルトの存在について気付きつつあった。物語の都合というか、結果的にはタイミングを見事にスルト(シグルド)自身に今まで奪われてしまったわけだ。悔いが残る……。















デカアァァァァァイッッ!!

そして、“そう”なってもまだ一応クラスはセイバーなんだな!
アーチャーで攻めやすいのはありがたいけれど、さすがに威力ややけどの積み重ねは地味に効く。

ブレイク一回で戦闘は終了する。
バトル中はチャージ攻撃も宝具も無かったスルトだったが、ついに炎の剣を抜く。
ホームズがメッチャ注意を促してくるけれど、遅いというか言われてもどうしようもなくない?? どう気を付けろっていうんだ???















アカンオワタ……的な状況であっても、立ち上がるマシュ。
主人公を守るために、重い盾を支えたまま逃げない彼女の姿を目にした“誰か”。

その姿に、“誰か”も心を決めていた。
死にかけの霊核、ボロボロの肉体であっても、最後まで抗い続けて戦い続けることを決めた“誰か”。











KAKKEEEEEEEEEE!!!

いやいや、これはズリーよ!
破壊された以上は無理かもなとか、それでもワンチャンあるかもとか、期待も不安もあったけれど……。

こんなの、ブリュンヒルデも三回くらい惚れ直しちゃうジャン……。
普通に熱くて格好良いイケメン許せねぇ……。











……その頃、まだ居たカイニス&コヤンスカヤの外野コンビが一部始終を眺めながら喋っていた。
このシーンのコヤンスカヤ……かわいくない? かわいい。

元々のキャ〇狐成分が多めに出ているというか、第二章では全体的にコヤンスカヤの隙や弱味みたいなものがチラチラ見え隠れするのが興味深かった。
憎々しい敵としての印象付けが強かった序・第一章に続き、もちろん第二章でも基本的には嫌な女なのだが、たまに見せる人間臭さみたいなのが……こう、なんだかんだでグッと来るよな。















コヤンスカヤが去っていった後に、カイニスが吐き捨てていた言葉が気になる。
コヤンスカヤに軽い敗北フラグが立った感じだ。そろそろ直接対決があるのだろうか?
あくまでもカイニスの感想なので、正しく言い当てているとは限らないけれど……伏線には違いないだろう。

次の異聞帯で決戦かな。それとも次の次だろうか。少なくとも、コヤンスカヤが宣言していた「カイニスとは海(=第五章?)で再会」は無さそうな気がする。
うーん、楽しみ。絶対にあの女狐は限定☆5だよ。違ったら空想樹の下に埋めて以下略。