ランス6 プレイ日記042 カビだらけのクリームパン



ランス6を初めてプレイした頃は、私はリズナのことを心配しっぱなしだった。
騙されやすくてフワフワしていて、「このままで大丈夫かな?」と憂う気持ちのほうが、正直強かったかもしれない。

そんな想いは長らく残っていた。
そして、ランス10を最後までクリアしたことで……ようやく、消化された。
「リズナは大丈夫だ」「リズナはきっと幸せになる」と、やっと、心の底から安心できて、信じることができるようになった。


ランス6の頃のリズナは、本人の気質といいランスとの関係といい、改めて見てもまだまだ危なっかしい感じがする。
しかし、この先に『あの未来』があると思えば、全てが懐かしく微笑ましい。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





ガンジー襲撃未遂






玉集めでウロウロしていると、ガンジーのイベントが挿入された。
今までも度々見かけていた、いわゆる『征伐のミトの活動』のワンシーン……と思いきや、少し意外な展開。

今夜の事件はガンジーを嵌めるための罠だった。
魔法が効かないハニーに襲われ、大ピンチ!

しかし拳は全てを解決してくれる。
わりと哀れな助っ人ハニーは砕け散った。あんっ。







密かに一部始終を見ていたのは、この男。
て、テメェが首謀者だったのか!

征伐のミトの正体は気付いていそうな様子ではあったけれど、ここまで直接的な危害を加えてくるとは想像以上だった。
今回は未遂で終わったとはいえ、フツーに命を狙ってくるんだな……。

わりとアグレッシブだ。現場を自ら覗いているあたりもアグレッシブ。
暗殺を計画するのは良いけど、さすがに現場には来るなよ……。





卒業






さて、次のミッションを請ける……その前に、フリー移動可能になっていた第三試験会場に戻ろう。
最初の目的は、ダンジョンの埋め残しを制覇していくこと。

前回はマジックゴールのアナウンスが流れた時点で、自動的に拠点に戻ってしまった。
再訪することで、更に奥まで進むことができるようになる。

誘拐作戦中に各種リンゴも集めきっていたため、まずはサクッと100点メダルを頂いて帰る。
その際は、宝箱から『国語の鍵』を忘れずに入手しておこう。









更にもう一度再訪。
『国語の鍵』が必要だった扉に改めて辿り着き、室内の宝箱をチェックする。

そこから出てきたのは……クリームパン!
卒業課題のクリームパンだ!

クリームパンの名を冠した無機物の可能性もあると読んでいたが、マジモンのクリームパンだったらしい。
カビだらけかよ。えんがちょ。







それでも、リズナにとっては重要なアイテムだ。
40年以上前に手に入れられなかった、大切な大切な忘れ物みたいな感じだ。

最初は喜んで安心して、それでも「もう昔の話だから……」と諦めかけたリズナを引き留めたのはランスだった。
まだ間に合うかもしれないからゴールに行ってみよう、と誘ってくれたランスに対して、リズナはなんだかとても嬉しそうに見えた。

普段はからかわれたり騙されて××されたり、傍から見ている分にはランスに苦労させられているようにも思えるリズナ。
しかし、大人しくて謙虚すぎる彼女を、度々連れ出したり背中を押してくれるのも、やっぱりランスなんだよなぁ……。



前にどこかの記事で「ランスにとっての運命の女かはさておき、クルックーにとってランスは確実に運命の男だろう」みたいなことを語った覚えがあるけれど、このあたりをプレイし直すと……。

クルックーと同じく、リズナにとってのランスも、確実に『運命の男』なんだろうな。
彼女たちの世界や価値観を大きく変えて、新しい楽しいものに出会わせてくれた運命の人……。
正しい設定や公式の詳細はわからないけれど、少なくとも私には、そう見える。


もちろん、そういう意味ではリアやマジックたちも当てはまるだろう。
……もう大体『運命』ってことでいいんじゃないか?(雑)
ヒロイン級は大体全員運命だよ。









クリームパン入手後に、改めてゴールへ向かう。
もちろん、「今更」だ。正しい手順とは言い難いだろう。
それでも粋なアナウンスは、リズナのことを合格と認定してくれた。
良い奴じゃないか……!
中の人がいるのかは知らんが、ともかく良い奴だ。

興奮気味なリズナと、彼女を祝福する仲間たち。
ええシーンや……。
正しく卒業できるわけではないかもしれないが、それでもリズナにとっては大きな一歩だろう。

新しい仲間と共にクリームパンを手に入れて、合格して祝福された経験は、きっとリズナにとっては素晴らしいものだったと思う。





温泉へ行こう






続いてリズナのイベントをもうひとつ。
亮子さんが届けた手紙は、5Dでリズナと共にいたぷちハニー・景勝からのものだった。

ハニワの里で暮らしている景勝は、温泉もあるから遊びにおいでとリズナを誘う。
そんなリズナに更に誘われて、一同勢揃いでハニワの里へ向かうことになった。

温泉は良いけれど、里……そしてハニワ平原……。
ハニワ平原といえば、まさに最近も行ったばかりだ。
まだFRもそれほど稼げてはいないけれど、まー仕方がない。









そろそろメンバーも増えてきたし、きちんと探索もできるかもしれない。
……が、今回も特に必要ではないので、真っ直ぐに目的地に向かう。

べ、別にハニーにビビってるとかじゃねぇし?
実際問題、もうビビるほどのことではない気もするが……。
治安本部のハニーエリアで苦労したのが、軽いトラウマと化しているのかもしれない。









青いハーモニカをシィルが吹くと、不思議パワーで上昇していく。

ランス10第二部で、親友と二人で行かされた『ハニーインザスカイ』を思い出すな。
毎日2~3人が事故で落ちる、というあたりも似ている。







こうして見比べると、ハニワCITYの方が人工的な雰囲気かな?
ハニーインザスカイは雲で主に構成されているようだし、天国感が強い。

不思議なハニーパワーで宙に浮かんでいるという話だが、こういったものがわりとポコポコ浮いているのだろうか。
うーんカオス。