FGO 序/2017年12年31日 プレイ日記01 はじまりのおわり



FGO第一部と第二部を繋ぐ重要なエピソード、「序/2017年12年31日」。

このエピソードが始まったのは、忘れもしない2017年12月26日。クリスマスの翌日。
エレシュキガルの奇跡……カワイソス……などの記憶も新しい。
まず間違いなく、今後数年に渡って彼女の持ち芸にされるのだろうな……。
それはそれでちょっと面白くてやっぱりカワイソス……。


あれから間もなく一年。
現状としては、第二部の第一章・第二章が公開されていて、第三章もおそらく間もなく発表されるような雰囲気だ。

少し時間もあるので、ここで改めて、「序」の物語や細かい伏線などについて、振り返ってみようと思う。


ただしここでひとつ注意点。というか予防線。
私は大して頭も良くないし、記憶力も無いし、真面目でもない。

型月作品も複雑な設定も大好きだが、大体は「なるほどわかった(※わかってない)」と楽しんでいるタイプの人間だ。
頓珍漢な予想や的外れな納得もたっぷりあるかもしれないが、ご了承いただきたい。


こんな予防線を張るのも我ながらダサいが、真実なのだから仕方がない。
楽しく前向きに冷静に、のんびりと「序」の振り返りを楽しんでいこう。





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※第二部第一章・第二章のネタバレを含みます





穏やかな朝




マイルームはハロウィン一色。
素敵なブラックキャンドルも眩いが、マテリアルから「序」の物語を振り返ろう。

その裏ではチェイテピラミッド姫路城に登っているという摩訶不思議というか狂気しか感じない現実。
頭がおかしくなっちゃう……!









2017年12月26日、朝。
特異点は消滅し、レイシフトは凍結され、召喚されたサーヴァントもすべて退去。
ダヴィンチちゃん以外の通常のサーヴァントは、もうカルデアには残っていない。寂しいな……。

起こしにきてくれたマシュは、いつも通りの制服姿。
今日もかわいいね。眼鏡が似合っているよ。ヨッ、最高の後輩!









マシュは、「今日は臨時休暇」ということを伝えにきてくれたらしい。
そんな彼女と、今後について軽く話をする。

実家の日本に帰る予定の主人公と、もう少しだけカルデアに残る予定のマシュ。
さらりと話をしているけれど、正直ちょっと不安だ。
マシュの事情は複雑だし、変な連中に目を付けられたりしないだろうか……。
まぁそのあたりは、プレイヤーが心配するまでもなく、裏側でダヴィンチちゃんたちが色々と手を回してくれているのだとは思う。

全てが終わって、無事に解放されたのなら、マシュはどこでどうしていくつもりなんだろう?
とりあえず俺の両親に挨拶に来ないか?(プロポーズ)









フォウを探しにいったマシュと別れて、カルデア内をウロウロしていると、カルデア技師ダストンと管制室スタッフシルビアが会話している場面に遭遇した。

カルデアスタッフの立ち絵が表示されたのは、これが初めてだった……と思う。
いつかのCCC事変ではモブスタッフを巡ってあれやらこれやらもあったので、ちょっと身構えてしまう感覚が無いわけでもない。過敏なだけかもしれないが。


彼らは、今まさにカルデアに近付いている“査問会”や“新所長”について、ブツブツとぼやいているようだった。
カルデアを存続させるためには、新所長を迎え入れるしかない。
それはわかっているけれど、美味しいとこ取りな姿勢は気に食わない……。

ダストンの口からは、『オルガマリー所長』の名前も出た。
オルガマリー……。彼女は、もちろん現実的には死亡したも同然なのだろう。
だけど、まだ何かあるのでは……と思い続けて早三年くらい?
うーん、でもまだ何かあるかもしれない。引き続き、モヤモヤ想おう。









主人公の存在に気付いた二人と、もう少し深入った話もした。
魔術師的でクールな女性・シルビアは、カルデアを出てロンドンへ。
人情的な男性・ダストンは、カルデアに残るという。

物理学者だったダストンから『宇宙線』『粒子加速器』といった、魔術っぽくない言葉が飛び出したのに少しドキドキする。
第一章の“プロローグ outro.1”だったりエクステラだったり、色々と連想してしまう。





天才の工房






次にやってきたのは、ダヴィンチちゃんの工房。

ダヴッとお見通しなダヴィンチちゃんは、新所長や査問会、今後のカルデアについて、主人公に改めて説明をしてくれた。


西暦2015年に検知されたカルデアスの異常。
(ちなみにoutroでの「検体:E」の記録は2016年)
2004年の日本・冬木に原因があると仮定して断行されたレイシフト実験。
Aチーム含め47人のマスターは全滅したが、48人目の補欠だった主人公を最後のマスターとして、冠位指定、グランドオーダーが開始された。

七つの特異点、終局特異点、魔術王……すべてを解決して、オーダーは無事に完遂された。
世界は救われた。それが、第一部の物語だった。









カルデアは頑張った。「頑張った」では済まないくらい、大変なことを成し遂げた。
しかし、体験していない人間からすれば、全ては夢の中みたいなものだ。
夢が醒めて残ったのは、『地球規模の一年間の空白』と『マスター候補やスタッフの犠牲者』と『カルデアが多くの禁則を破った事実』だけ。
目に見える形で明確に残っている成果は、ほとんど無いと言われかねない。









主人公やカルデアスタッフは、正しい行いをした。
記録や査問を通じて、それを証明して全てを守り切って……そうしたら、「私もようやくお役ゴメンだ」とダヴィンチちゃんは言った。
その言葉の意味を詳しく尋ねるのは、今は憚られる。引き留める、なんてことも、簡単にしてはいけないものだしな……。

そして、「アイツ」と口にした時のダヴィンチちゃんの表情。
いつも通りの穏やかな微笑みが、少しだけ、違う微笑みになる。
ダヴィンチちゃんが何を想っているのか……なんとなく、わかるような気がする。









もうひとつ、気になる『Aチーム』について。
47人のマスターは、この一年……つまり、第一部を終えて世界が正されて以降に、ひとりずつ解放されていたらしい。

コフィン起動中に事件が起きたAチームの7人だけは、まだ冷凍中の身。
新スタッフの治療専門術者の協力を得ることで、ようやく助け出せる予定だという。
何名かは新カルデアのマスターになるだろう……というのも気になる情報。
ダストンといいAチームの数名といい、旧カルデアスタッフと新スタッフは混在した状況で進めていくつもりなのか。









そんな会話の最中、隠れていなきゃいけないのに勝手に出てくる名探偵。
ダヴィンチちゃん以外のサーヴァントは全員退去したという話だったのに! 誰かー! ここに不法滞在者が居ますよー!!

ここで初めて(?)、『カルデアに召喚された英霊の中にホームズはいない』という体で書類や報告が作成されていたことがダヴィンチちゃんの口から判明する。
嘘まみれやんけ! 大人って汚い!

しかし、見えない敵が云々とはまた不穏だ。
ダヴィンチもホームズも、現時点では当てがあるわけではないようだが……。









ここで初登場、謎のトランク。
貴重なものらしいが、詳しいことはまだ教えてはもらえない。

「移し替えを済ませたら持ち出せる」ようだが、これもまたなかなかアヤシイ。
真面目に正直に、全部オープンで査問に挑む……なんて連中ではない。
相手が相手だし、こっちも曲者まみれで対抗するしかないのだろう。

主人公やマシュといった子供が苦労せずに済むように、彼らも頑張ってくれているのだと思う。
感謝しないとな。
……本当に、ダヴィンチちゃんにはいつもいつまでも、お世話になりっぱなしだ。