ランス6 プレイ日記070 孤児院に生まれた変化




アルフライベント直後にキムチさんとの関係が少し変化することになった。
たまたまこういう順番になったのだけれど、自然な流れでイイ感じだ。

表情も今までにないパターンが出てくるようになった。
年上の女性のテレがありつつも、かわいらしい微笑みだ。最新作のキムチさんよりも幼い雰囲気。
年齢も上がっているのだから当然だけれど、それだけでもなく、ランス6で色々あって時間と経験を積み重ねたからこそのランス10での落ち着き……というイメージだ。
6→10で、ランスとの関係性もちょっとだけ変化したように思える。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







孤児院のキムチさん











お土産片手に孤児院にやってきたランス。
アルフラの件もそうだったけれど、なんだかんだで孤児院の子供たちを気遣っている姿が良い。
ランスらしく天邪鬼で素直ではないし、指摘されたら怒るのだろう。
そんなランスの性格も、捻くれた優しさも、キムチさんはちゃんと理解してくれていた。

うーん、キムチさんもやっぱり良い女だ。
器が大きくて優しくて母性に溢れていて、女性としてとても魅力的だ。
ロッキーが恋するのも当然だろうし、他の男だって放っておかなかったのではないかな?
それとも以前は“仕事”柄、そんな目で見る男すら居なかったのかな。















ランスに言われて、“仕事”は辞めさせられたキムチさん。
そんなキムチさんの方から、久しぶりにそういう傾向の話題が出てきた。

最近はランスとでさえ、すっかり健全で穏やかなやりとりばかりだった。
それが彼女の側から振られるというのは意外だったし、心境もなんとなく察せられる。















照れて顔を赤くするキムチさんがかわいい。
ランスは「俺様に惚れたんだな」なんて言い張っていたけれど、実際にどうなのかは……うーん、微妙なのかもしれない。
男女の色恋というよりは、大人のオンナの広い愛みたいな感じもする。

でも、キムチさんがランスに感謝しているのも、信頼して想いを寄せているのも確かだろう。
カーマのことやアルフラのことはもちろん、彼女自身の事でも、ランスはキムチさんをたくさん助けてきた。
女好きで破天荒だけれど、優しい面もあるランスという男に、キムチさんもまた影響を受けて、人生をもう少し楽しく歩めるようになったのだとも思う。


このイベントを機に、キムチさんとの汎用××も解禁になる。
ウルザとの××が出来なくなった代わり……というと失礼かもしれないが、システム的にはそんな感じだろう。

今まではウルザとの××で入手していた“いかなご”は、キムチさんとの××が主な入手手段になっていく
ミカンから鍵盛り合わせを貰えば金の節約にもなるので、玉が余っている時には活用していきたい。







タイミングの悪いロッキー











そんな感じでランスとキムチさんの関係が一歩進んだ中、ロッキーが相談してきた。
昔の相談の続きのような感じだ。えーと、前の相談は……「ランス6 プレイ日記015 孤児院周りのサブイベント色々」で起きたんだったかな?
おお、かなり久しぶりだな。

以前はアレな期待を抱いていたロッキーだけれど、今回はまた少し違う。
あれから長い時を孤児院の子供たちやキムチさんと過ごして、キムチさんのことを本気で好きになったのだと、ロッキーは打ち明けた。















ランスの見立てでは、(キムチさんもそう嫌いでないみたいだ。告白したらやばいかも……)らしい。わりとチャンスは無くは無い。

ランスにとってはキムチさんも既に「俺の女」の一人だろう。
怒り出すかと思いきや、嘘をついて諦めさせる方向に舵を切る。もちろんロッキーは、ランスの言葉を疑いもせずに信じ込んだ。

ランス的には丸く収まった……けれど、「一年はそっとしておけ」と意外と期間を短く設定したのは、なぜだったんだろう?
ゼスやアイスフレームに長居するつもりはない意思の表れか、気まぐれか。
ロッキーへのひと握りの優しさという線もあるか? 無いか。
単にテキトーに言っただけ、って可能性が一番大きい。







ムシの追加儀式











これもまた随分前から実行可能だった、“カロリアの儀式”イベントをようやく進めていこう。

レベルが上がったことで、ムシをもう一匹追加したいと言い出したカロリア。
話を聞いたランスは、まずはっきりと反対した。
ムシを入れ過ぎて死んだドルハンのことを、ランスは憶えていたらしい。
あんな死に方だったとはいえ、本来興味のない男の死をちゃんと記憶してくれていたんだな。ちょっと嬉しい。















ムシ使いは、最低でも4匹ムシを飼うことで、一人前になるらしい。
カロリアは最後のムシ使いとして、一人前でありたいと訴える。出来ないなんて悔しいと、強くランスに頼み込む。

ムシ使いとしての矜持や誇りは、関係者ではないランスやプレイヤーには正直わかり辛いものもある。
しかし、『最後の』ひとりであることには、カロリア自身にしかわからないプレッシャーや責任感や、色々な想いがあるのだろう。
囚われすぎるのも良くはないが、居なくなった家族のためにも頑張りたい、というカロリアの気持ちは聞き流せない。















久々にやってきたムシ使いの村跡。
カロリアの家にFRポイントがあったことにも今まで気付いていなかったので、急いでチェック。
軽くカロリアの過去が語られ、ランスが不器用に慰める。短いシナリオだが良い。

肝心のムシ追加儀式は、家ではなく祠で行う。
儀式の祠には、たくさんのムシの卵があるらしい。
しかしこのイベントの最後には、「これ以上ムシを入れるのは禁止だ」とカロリアの身を危ぶんだランスの手によって破壊されてしまった。ウワームシ殺しー。















儀式の直前に、身体のムシたちからも止められるカロリア。
3匹だけでも既にぱんぱんだと、じいさまは訴える。
しかしそれに、カロリアは「みんなの役に立ちたい」と言った。

ムシ使いとしての責任感もある。
しかしそれ以上に、カロリアにとっては、『仲間の力になりたい』という気持ちが大きかったのだろう。
ムシ使いだからと差別しなかったこと、優しくされたこと……その全てが嬉しかったのだと、体内のムシにカロリアは語った。
なんとなくわかっていたことではあったけれど、カロリアの想いがハッキリと言葉で明かされた貴重なシーンだった。















こうして、カロリアの中にムシの『火の子』が増えた。
新スキルも取得できるようになるが、毒針や硬質変化で忙しいカロリアに、新スキルを使う機会はあまり無いかもしれない。
このイベントで、カロリアのFR上限もアップする。こっち&今後のイベントが何より重要。

ムシ追加の儀式はわりとすんなり終わったけれど、途中のカロリアの様子はかなり苦しげだった。
ランスは改めて、これ以上のムシ追加は禁止だと言い切った。
全てはカロリアの身を案じているからこそだろう。







追加儀式のその後……











追加儀式からしばらく経って、続きのイベントが発生した。

あまり元気のない様子で、ひとり座り込んでいるカロリアを発見したランス。
どうしたんだ、と声をかけると、妙に驚いた反応を見せる。
そんな様に、まず「誰かにいじめられたのか?」と尋ねるランスは本当にただの兄貴っつーか親父っつーか……。
カロリアのことを大事にしているのがよくわかる。俺、毎回嬉しくなる。










今回はカロリアは結局誤魔化して、その場から逃げてしまった。
彼女の身に起きた異変について明らかになるのは、もう少し先の話だ。