FGO第二部 Lostbelt No.3 プレイ日記05 今までの異聞帯との違い



『intro』に続き、コヤンスカヤの出番がわりと多めに感じる第三章。
第一章や第二章でもそれなりに登場はしていたけれど、ここまで前面には出てきていなかった。

そろそろ彼女の正体や本質に触れる時が来るのだろうか?
最終章まで引っ張られることはさすがに無い……とも、言い切れないかもしれない。


関係ないけれど、今回の「何これ」シーンは、ランス10の「なにあれ」シーンを思い出した。
そして一人で(一緒にすんなよ)と笑った。感情の自家発電乙。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





何これ






陽が明けてきて、画面が随分と明るくなった。
ダヴィンチちゃんやホームズは、顔の良さを武器に住民から様々な情報を得ている。
元号や暦、世界で最も偉い『天子さま』の名前を知らないなど、農夫たちの反応はどこかズレていた。
良く言えば穏やかで暢気な気風だけれど、汎人類史の感覚だとさすがに“過ぎる”ようにも思う。
知らないことがあったり、環境が定まっていることに疑問や不安すら抱かない様子だ。

第一印象としては、少しだけ北欧異聞帯に雰囲気は近いようにも感じるな。
あの土地もまた、狭い世界に守られながら閉じ込められているような状態だったが、住民は当然のように受け入れていて、疑問も反抗も考えてすらいないようだった。


そして、ダヴィンチ&ホームズが頼りになるためにノンビリしているマシュ&主人公は、空が明るくなったことで発見した『空の真上の謎の筋』について気にしていた。
明らかに妙な代物だが、農夫たちは騒ぎ出す素振りもない。これもまた、北欧異聞帯の大きすぎる太陽を少し思い出すな。









そんな穏やかな空気をぶち壊したのは魔獣。
しかも、ロシア異聞帯にいたクリチャーチ!

異聞帯の固有種とも呼べるようなこの獣たちは、基本的には生まれた異聞帯内でしか見かけなかった。
イベント時空では……どうだったっけ? クリチャーチや巨人はイベントフリクエに登場したことがあったかな??
ま、出ていたとしても、イベント時空は普通に特殊枠扱いでいいだろう。
常識的に考えて、そもそもカボチャ面粛清騎士とかトナカイマンとかの方がよっぽど異常。魔獣。チェイテピラミッド姫路城は異聞帯。









環境的に、なんとなくロシア・北欧間くらいならば適応できそうな気もするけれど、ここまで温暖な中国異聞帯に現れるというのは生態系としてまず不自然だ。
こういったことはよく起きるのか、と住民に尋ねるも、「生まれて初めて見たぞ!」と終始怯えていた。

天子さまの名前のごとく、『知る必要すらなかった』から知らないだとかではなく、もっと単純に驚き恐怖している様子だった。
以前から発生していたけれど、知ってしまった人間は全て食い殺されていた……という線は薄いか?
本当に、ごく最近になってクリチャーチが異聞帯内に現れた、のかな?

確かクリチャーチは、ロシアでは比較的対処し易い魔獣として扱われていたはずだ。
狩場を作って糧にしていたようだったし、きちんと用意すれば一般的なヤガの戦力でも対応できていたようだった。
しかし、この中国異聞帯の農夫たちの力では、己の身を守る事すらできそうにない気がする。
前回戦闘した駐在員の武器は木の棒のようなものだったし、彼らにとっては最高レベルの武器でも“刃物”くらいなのだろうか……?









北欧同様、目には見えず、隠されている様子の空想樹。
最優先目標のコヤンスカヤはもちろん、クリプターや異聞帯の王の居場所もまだわからない。王については、簡単に接触するのは危険すぎる、という問題もあるだろう。

農夫たちからは、異聞帯の根幹に関わるような目新しい情報は得られなかった。
今得られた数少ない“異変”情報が、魔獣の出現だ。
この件について調べることで、コヤンスカヤ捜索の手がかりにしようというのがホームズの意見だった。


なるほどなぁ。
話としては理解できるし納得もする……けれど、ちょっと心配でソワソワする。なんといっても、今回は新所長の命という『時間制限』がある。
あまりのんびりとしていられないし、もっと積極的な行動を起こしたくなってしまうのが正直な気持ちだ。
とはいえその方が悪手なんだろうし、こういう時は頭の良い奴の話を聞いておくほうが良いのだろうな。









そして、地上・上空各所の様子を撮影していたダヴィンチちゃんから、謎の画像二枚が提示された。
はっきり言って、両方とも「何これ」&「何これ」。
何で出来ているのか、何を表現しているのか、何をしているのかetc……意味不明過ぎて、怖いとか不気味とか、そういう感情すら浮かばない。マジで何これ。
空を浮かぶ“謎の筋”は、見た目だけなら孔雀の羽みたいな感じもする、か?
けれど結局は、よくわからん!
全部わからんッ!!


とにかく、どちらも信じられないような超技術が使われているのは間違いない。
農村の様子とは打って変わって、魔術なのか科学技術なのかは不明だが、ともかくとんでもないテクノロジーを持っていることがこれだけでもわかった。

地上の都(?)の位置に首都が存在した歴代王朝を調べれば、“歴史が分岐した時期”を察することができる。
汎人類史で該当する地名は『咸陽』。『秦王朝』……紀元前200年代、あの『始皇帝』が統治した時代。
この異聞帯についての重要な情報が、ようやくひとつだけ明らかになった瞬間だった。





『咸陽』(仮)






事前に公開されていた背景。かつ、第三章のタイトルバックにもなっていた、謎の空間。
ここもまた、どういう空間なのかはわからない。部屋なんだろうけれど、工房や研究所や、はたまた機械の内部のようでもある。
パッと見た印象で、私がまず連想したのはハドロン加速器。LHCたそ~。

ヒナコと会話している相手の姿は現れず、名前の表記も『???』のままでこのシーンは終わってしまった。
そんな相手をヒナコは敬い、「陛下」と呼ぶ。ちなみにコヤンスカヤも「皇帝陛下」と呼んでいた。


今までの異聞帯の主&クリプターの関係も主従めいてはいたけれど、もう少し対等に近かったようにも思う。
お互いにある程度の敬意を持ち、相手の意見を聞く時もあれば聞かない時もあったけれど、関係の悪化は基本的に避けていた。

しかし、今回のやりとりの雰囲気では、中国異聞帯の主(仮)とヒナコは、随分と位に差があるように見えた。
表面的なものなのか、彼らの性格や資質のせいなのかetc、詳しくははわからないけれど……。


『???』とヒナコの関係は、現時点では悪いものではないのだとも思う。
しかし、ヒナコの言葉全てを信じているわけでもなさそうだ。
明確な主と従の元で、『???』側がヒナコに命じる立場になっている様子だった。

カドックはやや特殊だったが、彼にしてもオフェリアにしても、異聞帯の主に絶対忠誠を誓うわけではなく、優先すべきは異聞帯の主の意向ではなくクリプターとしての活動だった……ように、見えていた。
だがヒナコの言動は奇妙というか、行動が積極的すぎるというか攻撃的過ぎるというか……。
クリプターならば、普通もう少し慎重にカルデアとの接触タイミングを計るのでは?
また、伝え聞いていたヒナコの性格や印象とも、随分とイメージが違って見えた。









サラッとクリチャーチの件を主人公たちのせいにしたコヤンスカヤ。
前回はロシアに続く冬服だったが、今回は新立ち絵。全力中国モード!
というか、早くも耳&尻尾を隠してすらいない。まぁバレバレなので良いのかもしれないが……。
しかしセクシーチャイナはとても、とても素晴らしいと思う。胸元の鈴っぽい飾りが、ドラ〇もんっぽくてカワイイ。
悪女感、妲〇感マシマシで最高だ。実装の際(仮)は、再臨姿か霊衣姿でぜひぜひ採用してほしいところ。


そしてこの場面で初登場した『???』の側近のような男。
名前の表記は『衛氏長』となっているので、モブ枠かな……とも思ったけれど、それにしては立ち絵が綺麗だ。
目元の暗い農夫モブとも、小綺麗なデザインの農夫の少年とも異なるタッチで描かれている。
今回はあの少年が、いわゆる“パツシィ・ゲルダ枠”なのかと思っていたけれど、この人がその立ち位置の可能性?
眼鏡のため、顔立ちがはっきりわからないけれど、この“塗り方”には見覚えがあるような気もする……けど、確信は得られない。言葉にできるほどの自信はない。





人間嫌いの女たち




コヤンスカヤとヒナコは、先日のクリプター会議では非常にギスギスとしていた。
しかし時間が経ったからか、こちらが平時なのか、今日のやりとりは意外と落ち着いている。特にヒナコが冷静だ。

また、ヒナコは新所長と主人公が侵された毒『仙衰冥脈』について知っているようだった。
「この後の展開」も読めているらしく、コヤンスカヤの言い分や行動にある程度の理解を示したっぽい。
ただ、理解はしても納得はしていなさそうだ。迷惑をかけられていることに変わりはないしなぁ。









ここで初めて、ヒナコのサーヴァントが姿を現す。
その真名とクラスは、既にプレイヤー目線だと明らかではあるけれど……正直、意外だった。

FGO 序/2017年12年31日 プレイ日記03 Aチーム」にて、ヒナコの予定サーヴァントはライダーだと言っていた。本人の強い希望だった、と。
カドック・オフェリアはそれぞれ予定通りのサーヴァントを召喚していたことから、異聞帯でも同様なのかと考えていたけれど、そうとも限らないのだろうか?
ヒナコが例外なのか、実はセイバー以外にもライダーを隠し持っていたりするのか……。

そもそも、オフェリア・ヒナコのサーヴァント≒準ラスボス枠が同じクラスというのは、ストーリー的にもメタ的にも不思議な感じがする。
この時点で色々な想像が膨らんだけれど、どれもこれも雑然としている妄想レベルなのでさすがに割愛。









イケメン登場にはわわ……するコヤンスカヤが正直かわいい。
本家同様、イケメンやイケ魂には弱い性質なのがチラホラ窺える。そういうところ、わりとスゲー好き。面食い性悪女とかメッチャツボ。

そして、ヒナコの照れ顔も初登場だ。これもまた、随分と意外な表情だった。
口調といい、わりとコロコロ変化する表情といい、ヒナコの印象もかなり変わってきた。
初めて見た時は、もっとシンプルなクールビューティーかと思っていたけれど……まぁ、そんなわかりやすいキャラ付けをするはずもないか。