FGOイベント ホーリー・サンバ・ナイト プレイ日記07 強敵は北国より




最終試合は『イベントのオチ』を兼ねているので、シナリオ的にギャグで遊べるのは実質的に今回の準決勝までだった。
だからってワケでもないとは思うが、一段とブッ飛んだ回だった気がする。
キン〇マ〇ガチ勢以外はポカンじゃないか? 大丈夫か!?
……まぁ、たまにはいいか!

 







生み出せ、必殺技!











必殺技だけで試合の状況が大きく変わるのかは謎だけれど、まぁ創作物ではよくあることだ。
バトルだろうとサッカーだろうとルチャだろうと、キャッチーな技やネーミングは人気作品には必要不可欠。
小学生男児はいつだって格好良いワザを求めているものなんだ。時に傘は剣となり、時に箒は刀になるものなんだ。

……などという『バトル漫画お約束論』はさておき、ツープラトンスキルを内心羨ましがっていたブラダマンテが素直でかわいい。
「いいな……」と思っていたのか。内心ウズウズしていたのか。
純粋な心と感情を持った、かわいい奴め……。















滝、川、練習相手の大木……。
冷静に考えるとツッコミ所満載ではあるのだが、この場ではそんな無作法は許されない。
深く考えるな、感じろ!

なんやかんや血と汗の滲む特訓の末に、必殺技の片鱗くらいは掴むことができたらしい。
完成度はまだまだ低いけれど、形は見えた。
この練習がどういう結果をもたらすかは現時点ではわからない……しかし!
きっと良い場面で、練習した必殺技が炸裂するに違いない。だいたいそうなる。







雪降る中での準決勝






準々決勝までと同じ舞台ではあるが、空は曇って積雪量も増えて、随分と寒々しい雰囲気になった。
ハァ~、見るからに寒い。フォウくんを用いても乗り越えられるか危うそうなくらい寒そう。

あと単純に、曇天だとなんとなくテンションも下がる。
決戦は晴れる……ってことはないような気もするなぁ。
決戦といえば豪雨か雷轟く嵐の中って気もする。太陽が恋しいぜ……。















そして現れた対戦相手は……デカァイッ!!
ロシア代表ッッ!!!


なるほど、だから寒かったのか。
ロシア代表が雪と寒気も連れてきたみたいな、そんな感じだったのかもしれない。

隣にいるゴーレムめいた存在はまだ謎だが、とりあえずロシア代表の一人はイヴァン雷帝。
今までもイベントでチラッと言及されることはあったけれど、ついにイヴァン雷帝がイベントシナリオに本格参戦した……といっていいだろう。

これは雷帝ファンには嬉しいサプライズ。
イベント特攻枠に存在はしていたけれど、バトルのみやテキストで触れられるだけで終わる可能性も高いかもしれないと読まれていたと思う。
それがまさか、こんなに大々的に、しかも『準決勝の超強力な対戦相手』として登場するとはな……。
いや、マジで嬉しい。期待以上だったので、シンプルに「おおっ……!」って感じで盛り上がった私。










イベント時空(≒1.5部のようでたぶんそうでもない時間軸)と異聞帯について、細かく考え始めるとどういうことになるのかはよくわからない……。
少なくとも私自身は実を言えば、立ち位置がわかりやすい始皇帝はさておき、異聞帯の王である雷帝やスカディが汎人類史に召喚されている『現状』が、どういう設定と論理に基いているのかもフワッとしかわかっていない……というか、全く理解できていないのかもしれない。

ま、そういう難しいことはとりあえず今は放っておこう。
ともかく、この場にいるイヴァン雷帝の外見や言動は、ロシア異聞帯で出会った彼とそこまで大きな違いはない。
相変わらず心身共に強大で威圧感があって、ちょっと恐ろしさすら感じる。
しかしイベントというコメディ時空なこともあってか、ちょっと“お茶目”な雰囲気も加わっていた。















そしてその相方は、『ロシア』って時点で予想していたけれど……やっぱり予想通りだった、アナスタシアッッ!
ロシア異聞帯でのアレコレを考えると、とても複雑な二人組だ。
しかし今回はイベント時空のため、異聞帯での怨恨を引きずっているわけではなく、同郷かつ利害の一致で組んだに過ぎないような雰囲気だった。

異聞帯での関係性を抜いても、アナスタシア曰く「あまり親しい間柄でもありません」らしい。
雷帝の目が怖いとも思っているようだ。……目ってドコ?















準決勝、開始ッ!

強い強いと謳われていただけあって、実際になかなかの強敵でもあった。
無敵貫通はヤメテーッ!
ツープラトンスキルでは、イヴァン雷帝に無敵貫通付与&アナスタシアに無敵2回付与

貫通付与されたイヴァン雷帝から潰してみた結果、アナスタシアもまた、宝具前に『透視の魔眼』スキルで無敵貫通付与をしてきた。
「よしっ、フレンドメルトの回避が1回、宝具前に残っている。勝った! 完ッ!!」と思っていたのに、完全にヤられた。ウボァー。

強化無効あたりで対応するのが定石だったのだろうか?
雷帝もアナスタシアも、イベントの敵ユニットとして登場することがまだまだ少ないこともあって、“戦い方”に正直まだあまり慣れていない。















戦闘には勝利したが、試合の決着はまだついていない。
始めて聞く単語にして単位、『ツァーリパワー』……!?
パロ尽くしだということはわかっていたけれど、そろそろお腹もいっぱいだよ!?

でも悪戯と書いて勝利と読むアナスタシアは、対戦相手だけれどカワイイ。
ロックを聴いているサービスはラインギリギリ。別霊基だとか色々と細かいことはさておき、個人的にはちょっと嬉しい。

しかし例のアイツも、自分がギリシャで雌伏の時にある中で、まさか元相棒が汎人類史側に別霊基で再召喚されたあげくにサンタタッグトーナメントでサンバサンタとルチャっているとは夢にも思うめぇ。
しかもタッグ組んでる相手が雷帝。それなんて悪夢?















アナスタシア曰く……ケツァルマスクとブラダマンテ、それぞれが持っているのは100万ツァーリパワー。
彼女たちの宝具同士を組み合わせた新たなツープラトン必殺技『ブークリエ・プレゼント・ドロップ』は、そのままでは100万+100万の200万ツァーリパワーで終わってしまうかもしれない。

だがそこに……2倍の跳躍力! 3倍の回転!
ついでにお互いのパワー同士を掛け合わせる……ことまではしない!
そんなわけで、要するに計1200万パワー!!

……もう一度繰り返して、己に言い聞かせておこう。
難しく考察する必要などない。
深く考えるな、感じろ!