ランス6 プレイ日記082 逃げ遅れた部隊の救出
じわじわと近付きつつある、終わりの始まり。
物語の結末は、そう遠くない……と言いたいところだけれど、実はまだ結構ある。
あと、正確に言えば、終わってからも色々とある。
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります
魔人四天王のひとり
ついに本格登場、カミーラさんだーッ!!
七星&ラインコックももちろん同時に登場。
一気にキャラが出てきたな……。
わかってはいたけれど、『大きく物語が動きつつある』感に、ワクワクが止まらねぇよ。
俺が小学生だったら、それぞれの敵とどう戦うのかを想像するだけで夜も眠れなくなりそうだ。なお小学生にはできないゲーム。
でもバランスを考えると、美形の優男系に偏り過ぎている感は否めない。
カミーラさんの趣味だから仕方ないのだけれど、“敵の一味”にはパワー系マッチョやモンスターも混ざっているほうが燃えないか?
つまりここにケーちゃんを投入しよう。
おっ、ホーネットの名前が出た!
これは嬉しい。本人が登場することがないことはわかっているけれど、話題で触れられるだけでワクワクする。
今頃はホーネット派もまだまだ元気で、頑張っているのかな。
これくらいの、まだホーネット派にも余裕のある時期に、魔物界の戦いにランスが参入していたとしたら、今後の歴史はどんなものになっていたのだろう……。
この時期はクルックーたちとも出会ってすらいないし、本編とはまるで異なる展開と結末になっていたんだろうな。
魔物軍は明らかに優勢だ。まだ多少の抵抗や問題は残っているけれど、既にゼスの八割を占領下においたとジークは言っていた。
しかし、カミーラさんはあまり興味が無さそうにすら見える。
彼女が注目しているのは、『その件』だけなのだろうか?
80年前に行方不明になったという、七星と並ぶ側近……。プレイヤー目線ではこの時点で色々と察せてしまうけれど、物語の中ではまだまだ謎の多い状況だった。
真面目に働いている使徒七星や魔人ジークとは違い、あまり仕事らしい仕事も与えられていない使徒ラインコック。
この場面では、カミーラの膝元であやとりやレース編みをしていた。
趣味(?)も女の子っぽいな……。つーか今時女の子ですらあまりやらなさそうなことをするな。あざとい。
といってもサボっているわけではなく、ラインコック自身はカミーラのためにもっと働きたいと考えている。
カミーラの意向で、仕事を与えてもらえていないだけのようだった。
その事実に多少の不満はあるようだが、基本的にカミーラ様至上主義なラインコックは、結局はあまり気にしていない。
触れられただけでデレデレ。メス顔。
ゼス首都攻略
倒した魔物将軍の腹の中から女の子を発見し、大喜びしているランス。
『魔物将軍=当たり付き』の認識は、最近ではすっかり定番と化しているけれど、反応からして当時のランスは初耳だったのかもしれない。
大はしゃぎで、軽く看病をしてあげた。良いことしたなぁ。
この時の女の子はサラサラ黒髪美少女で、ちょっとカオルに雰囲気が似ていた。
更に先に進んでいこうとする……と、通路を塞ぐように現れたのは、まさかのダークランスだった。
なぜこんなところに居るんだ! 普通に危ないだろうが!
まったく、子供がこんな無法地帯でウロウロしているなんて……親は何をしているんだブツブツとベタに呟いてみる。
ランスを追いかけてきたのではなく、先回りして待ち構えていたのかな?
何にせよ、なかなか無茶をする。
ペンタゴン基地に四天王の塔と来て、ついに魔物軍に占領された首都とはな……。
改めて母親フェリスに話を聞こうと、いつもの調子で彼女に呼びかける。
名前で絶対服従を誓わされたフェリスは、普段ならば呼ばれただけで現れざるを得ない……が、なぜか今回は出てこない。
フェリスを呼んだこと自体も久々だったのかもしれない。
ランス6においては意外とタイミングがなかったのか、単にランスが忘れていただけか。たぶん後者。
今回も問答無用で襲ってきて、戦闘が終わるといなくなってしまうダークランス。
いよいよ会話も長引かなくなってきた。
ダークランスの感情としても、焦っている面があるのかもしれない。
何度も何度も襲われまくっても殺さなかったことは、「一応、息子だから手加減」していたということがランスの口から語られた。
次は手加減なしだと断言したけれど……えーと、まだ『次』はあるんだっけ?
さすがにそろそろ打ち止めだったような気もする。
ダークランスが立ち塞がっていた通路の先の建物には、多くの人々が隠れていた。
ここがまさに目的地。逃げ遅れていた囮部隊が籠城していた施設だった。
男モブ立ち絵の大盤振る舞いといった感じで、ゼス警備兵っぽい男からペンタゴンっぽい男まで、色々な人間が協力して生き残っていた様子だった。
そしてフランチェスカ。今日もフランチェスカは謎だらけ。
取り残された兵の中には、なんとアベルトも混ざっていた。
アベルトがこの部隊に居たこと自体、ランスはこの時初めて知ったようだ。
しかし、この建物の中にリズナの姿はない。
10名程、更に奥地で立て籠る状況になってしまったということなので、おそらくその中にこそ彼女はいるのだろう。
もちろん、リズナを助けるまでは、今回の任務は終わらない。
この場の男たちを脱出させた後、ガンジーもランスも、更に奥へと進むことを決める。
アベルトも同行することになり、パーティメンバーがまたひとり増えた。
ありがてぇ……。SP要員、ありがてぇ。
正直戦力としては頼りにはならないが、いないよりはずっと良い。
ゼス首都のモンスターは地味に強い奴が多くて、真面目に戦おうとするとわりと手間取る。
ガンジーという強力なユニットがスポット参戦してくれるのはありがたいけれど、SPが極端に少なすぎるので、常時運用というわけにもいかないし。
……ひょっとして、ランスたちの育成が足りていないのか?
まともなレベル上げ活動も、ここまでやって来なかったしなぁ……。