FGOイベント 雀のお宿の活動日誌 プレイ日記08 千客万来閻魔亭




ドドドッとキャラが増えてお客が増える節にやってきた。
サブシナリオも触れたいものだらけなのだが、さしあたりメインにキリがつかないことには、なかなか寄り道日記も書き辛い。
それでも……それでも、絶対に書くぞ……! 特に酔っ払い荊軻さん!

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







ここがあの女のホテルね






前日までに改築を可能な限りクリアしていたおかげで、奉納ポイント獲得と同時に第九節が解放された。
今回もまた戦闘があるクエストになっているけれど、『サポートのみ出撃』仕様。
イコール、そこまで難易度も高くはないはずではあるが、油断は禁物。

使用可能となるのは玉藻の前のみ。
宝具が攻撃系ではなく、普段ならば支援役として活躍する彼女での強制単騎出撃か……。脳筋には少しつらい。















客間が整い、宣伝が行き届き、お客様の数がググッと増えた閻魔亭。
屋敷の前の橋は見事に混み合って、“これでもかッ!”ってほど多種多様老若男女人種色々でカオスな状況と化していた。

先陣を切ったのはチーム・ハサン。
呪腕・静謐・百貌が組むのはそう珍しい姿ではなく、見慣れた感じだが、今回はまさかの山の翁までもが混ざっている……!?
えーと、山の翁がコメディ時空(イベントシナリオ)にガチめに登場したのって、今までどれくらいあったっけ? かなり珍しくないか?

正月早々縁起が良い……のかはわからないが、ともかくすごくレアで興味深いものを見た。
お馴染みハサントリオ的には、正直居心地は悪そうだが、これはこれでやっぱり面白い。















色々なサーヴァントが一気に登場しているので、触れるのにもキリがない。
個人的に気になった……というか、後になって「あっ」と思ったのが、この時点でのカルナのコメント。
「ラーマの顔が見えない」という、何気ない一言。
猿繋がりでの連想と、たまたまこの場に居なかっただけで後で登場するのかなぁ程度に受け止めていたけれど……最後の最後に明らかになった『黒幕の妨害』を考えると、日ノ本のバーサーカー・アーチャーと同じく、“魔性特攻”が引っ掛かっていたのかもしれない。















エイリークのこの表情は初……か……?
それとも、どこかで登場したことがあるんだろうか……?
タマキャによる意訳(?)で、エイリークの言葉が普通に変換されているのが嬉しい。そしてちょっとシュール。

エイリーク(と奥さん)関連は、一度ガッツリと掘り下げてほしいところ。
エイリークはイベントシナリオでもなかなか“これ”という出番や活躍が少ないのが正直残念だ。
会話不可能系バーサーカーはそうなりがちだが、奥さん要素や意訳での活動機会の増加に期待したい。今回のタマキャとの通訳関係(?)を機に、増えたらいいな。















千客万来で嬉しい限りかと思いきや、さすがに多すぎて人手が足りないという。特に問題なのが厨房らしい。
「お持てなしができない以上、お客様にはお帰り願うしかありまちぇん」と紅閻魔は表情を曇らせた。
そう決断するにはまだ早いと言いたいけれど……うーん、でもこのあたりは、女将としての紅閻魔の責任と経験からの言葉なのだろうし、いちアルバイトには食い下がり辛い。

そんな中で、またも方針を指し示してくれたのはフィン・マックール。
か、輝けるゥー! マジで今回、おまえは何度輝いてしまうんだ!?

『客に手伝いを求める』となると、それはそれで女将的には拒否感がありそうなものだけれど、紅閻魔曰く「楽しみにやってきた皆ちゃんにお帰りいただくぐらいなら、いくらでも頭は下げるでち」とのこと。

頭を下げて誠心誠意頼み込み、手伝いではなく正式な雇用として同意のもとに成立すれば、紅閻魔的にもオールオッケーってワケか!
ならば、やるっきゃねぇ!










殺 伐 と し た ス レ に タ マ モ ヴ ィ ッ チ が ! !








大宴会という名のカオス











自分VS自分という熱い戦いの末にタマモキャットを新たな調理人に加えた結果、お持てなしは無事に成立!
紅閻魔にとっても良い結果、御客様にとっても良い結果になったと思われる。
鳳の間は笑顔に溢れていて、いや~よかったよかった……って、端っこに変な人混ざってなかったか!?
中国とか秦とかで高速回転無敵貫通宝具打ってきた人、今ここにいませんでしたァッ!!??


『料理人のアテ』について、ここでフィンに改めて尋ねる選択肢を選ぶと、これもまた新鮮で興味深いフィン関連の逸話について語って聞かせてくれる。
この後の節あたりが顕著だが、今回のイベントでは全体的に、“選択肢による大きなテキスト変化”が多め。
マイルームでの読み直しの手間が増えるので大変ではあるけれど、やっぱり楽しい。
デッドエンドやバッドエンドも、また挟んできてほしい。















立ち絵のみや一言二言のみのキャラクターも居るけれど、正月イベントなだけあって、登場人物の数がとても多い。これはシンプルに嬉しいし、すごく楽しい。
サバフェスほどの超絶規模ではないけれど、傾向としては似ているものがあるかもしれない。
こういった“みんなでワイワイ系”が、ぼかぁ好きでねぇ……。
もちろん少ないメンバーや定まったヒーロー・ヒロインに焦点を当てたシナリオも好きだし、群像劇も良いしコメディも良いしミステリーも良い。つまり大体のものは楽しめる。















少しだけ心配していたけれど……改めて、紅閻魔が本当に嬉しそうに笑ってくれて、想いを語ってくれたのに、「頑張ってみてよかった」と実感する。
前回の猿長者にビミョーに嫌味を言われたことを引きずっていたというほどでもないかもしれないが、やはり内心、(余計なお世話だったりしないかな)だの(紅閻魔は優しいから、本当は迷惑でも笑って受け入れてくれるんじゃ)だの、やっぱり気になってしまっていたからなぁ……。

紅閻魔が心の底から嬉しそうにしている。
鳳の間が再び開かれるなんて夢にも見ていなかった、と笑顔で宴会を眺めている。
なんか……自分たちのための行動でもあるのだけれど、やっぱりそれ以上に、紅閻魔が喜んでくれるのがこちらも一番嬉しい。















すごく良い流れだ。
よかったよかった……とご機嫌だった我々に、チクリと釘をさす蛇庄屋。

これもまた、猿長者のように嫌味を言っている……のではなく、こっちは今度こそ忠告なの、か……?
うーん、わからない。でも少なくとも、この時の蛇庄屋が『促した』ことで、主人公たちが重要な情報を得るに至ったことに間違いはない。


蛇庄屋が主人公や新所長に何を話しかけていたのかを、この時の猿長者は把握していない様子でもあった。
蛇庄屋の独断での言動だったのだろうか?
まぁそもそも、猿長者と蛇庄屋の関係性すら、現時点ではこちらは何もわかってはいないのだけれど……。

ただ、ここでまたひとつ気になったこと。猿長者は蛇庄屋に対して、「ワタクシと違ってアナタはオマケの居候」と言った。
猿長者は代金を払いまくって楽隠居状態で、虎名主は肉断ちを紅閻魔に手伝ってもらっていて……そういえば、蛇庄屋はどういった経緯やどんな理由で、閻魔亭に住み着いているのだろう?







竹取の翁











「面白い愁嘆場が見られる」との蛇庄屋の言葉に従って、マシュと二人でロビーを見に行くと……知らない人物と、暗い表情で話をしている紅女将の姿がそこにはあった。

反射的に声をかけてしまいそうになった二人を、強引に引き留めたのは虎名主だった。
虎名主と会うのは、あの部屋での初対面以来だ。
まだ人となりもよくわからず、敵味方も曖昧なことから、少し警戒もしてしまう……が、結果的には、助けられたといってもいいのかもしれない。
虎名主の機転のおかげで、『話を聞く』ことに成功したのだし。















債務者と債権者の会話。
『500年前の事件』。

ここで初めて、虎名主から『事件』についての詳しい説明が成された。
前回は、猿長者は「おしゃべりの蛇庄屋でさえ話さないだろう」と言っていたけれど……ここで、決して喋り上手ではないであろう虎名主が主人公達に情報を開示したのは、なぜだったのか。















『500年前の事件』は、そもそもツッコミ所が満載だった。
おかしすぎる。妙すぎる。無茶苦茶すぎる。
とはいえそのあたりは、また新所長やフィンも後々に言及してくれるので、少しは気が晴れた。

そして……事件の謎もだが、虎名主の謎も、今はまだ解けない。
最初に会った時の独白は怪しげで、どこか危険な匂いもしたけれど、わざわざ主人公達に助言や情報開示をしたり、その上で『余計な口だし以外の行動』を促すような態度であったりは……やはり、完全に敵側とは思い難い。

それもまた策だと言われればそれまでかもしれないが、単純に受け止めるならば、「紅閻魔のためを想っている人物の言動」にしか見えなかった。