FGOイベント ボイス&レター・これくしょん! プレイ日記02 麗しき人妻と往く、カルデアめぐり




kwsk。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







ノウム・カルデアの食堂





シナリオ第二節から、マシュは管制室からのナビゲートポジションになる。
このあたりも、1.5部以前・以降の違和感を誤魔化すためなのだろう。
マシュと共に行動できないのは正直残念だが、こればかりは仕方がない。

1.5部以前やイベント専用時空だと、マシュが留守番or通信係になりがちなのが個人的には一番寂しい点だ。
そういう意味でも、今年の正月の閻魔亭イベントは嬉しかったし楽しかったな。















最初に訪れた食堂にて、まず出会ったのはお馴染みキッチンメンバー。
キャット・ブーディカ・エミヤ(弓)は、すっかり定番トリオと化してしまったな。
イベントによっては頼光さんなど他のサーヴァントが加わることもあるけれど、この三人が“ザ・食堂サーヴァント”って感じがする。

昨今のオカン化・料理人化がすさまじいと噂されるエミヤだが、振り返ってみればFGO以降で大きく変わったわけでもなく、CCCだったりそれ以前からわりと『ただのオカンっぽさ(≒エ〇ヤシ〇ウ感)』は着々と増しつつあった。
たまにFateSNとか遊び直すと温度差で風邪をひく。















前回のショックと凹みを引きずって、緊張気味でテンパリ気味な紫式部をサラッとフォローしてくれるセミラミス様。
強く美しく格好良いお方……。

……とはいえ、セミラミスは普通ならば、そんなに“わかりやすく優しい”女性ではない。
ここまで表立ってフォローに回ってくれる、というのはやはり少し意外な姿でもあった。
紫式部個人に、何か思うところがあるのだろうか?
それとも、今回の事件について、何か事情を察していたりするのかな?

うーん、まだわからない。わからないので、とりあえず今は深く考えず、「お嬢様学校の先輩(御姉様)のようなセミラミス様が美し麗し格好良い」と素直に見惚れておこう。
セミラミスと紫式部の雰囲気を『女学校の先輩後輩のようだ』と例えた人、素晴らしいと思う。















今回戦った呪本はキャットが持っていた『おっきーでも出来る簡単お料理集/シラサギ印の百毅苦々堂サマ!!』
ひゃっきくっくどう、と読む。クック〇ゥ。

前回のバトルと同じく、ブレイク前は他エネミー形態で、ブレイクすると特殊バフ解除&形態変化というスタイルだった。
相変わらず戦闘自体の難易度は高くはないため、エネミー属性が混合であっても、テキトーにゴリ押しで勝てるレベル。















カルデアの食堂内で騒ぎを起こしてしまったことについて、紫式部は『迷惑をかけた』と物凄く気に病んでいた。
それを笑って流してくれる食堂サーヴァントたち。
彼らも紫式部の性格を把握して、できるだけ彼女にとって心地よい空気を作ってくれようとしているのだろう。
お互いに気を遣い過ぎない関係を作るべく、「今日は引き留めないけど、またゆっくりお茶を飲もう」なんて誘い方がニクい。
相手の都合や気持ちを尊重しつつ、そちら側から入口を開けてくれる、人間関係構築にありがたい手法……。これはモテる。モテるな。エ□ゲ主人公の器。







ノウム・カルデアの書斎










続いてやってきたのは文系サーヴァントが集まっている書斎。
シェイクスピア&アンデルセンの作家組は様々な場面でコンビを組まされているが、そこにカエサルもちょくちょく混ざる。たぶん将来的にはデュマも混ざる。
性格的、というか性癖的にはシェイクスピア&カエサルの方が少し近いのかもしれない。独裁官と劇作家。
DTを生涯にわたってこじらせ続けたアンデルセンは、情愛だの性欲だのといったものからは一定の距離を置きがちだ。















そして本日最大の問題作。
馬はまだわかる。馬だし。どこに現れても、馬だから仕方がない。
謎なのは、そこの眼鏡だ。
“実装もしてないのにシレッとカルデアに居る”枠って意味ではカッツあたりも似たようなポジションではあるが、あっちはギャグメタに全力で振っているから許される。
テメェ陳宮! ガチャ実装もされていないのに、当然のツラで居るんじゃない!!

わけがわからねぇ……。中華だからアリなのか? 無茶苦茶すぎる。
全『実装待鯖』ファンに謝れ! イアソンとかシータとかアグラヴェインとかとか……色々な順番をぶっとばしやがって! ずりーぞ!
なんの理由も説明もなくシナリオに登場するくせに、チョコ選択肢に存在しないあたりも解せぬ。
いや実装していないんだから、居なくて当然ではあるのだが……なんなんだ、この納得しがたい感情はッ……!

殺書文のように「もうすぐ実装するからちょっと前にお披露目」パターンと読めなくもないが、戦闘キャラが今回も未公開だったあたり、まだ仕上がっていないのではとも思える。
ホワイトデーに来るのか……? それともシナリオ担当者が先走った出オチか? 後者に100QP賭ける。















美しい東洋の女流作家(人妻)にはしゃぐおっさん達。
紫式部こと藤原香子もまた、憧れの作家英霊達を前にして、わりとテンション高めだった。
意外とミーハーな面もある、とかカワイイな。くしゃくしゃの泣き顔に続き、細かい表情変化のひとつひとつに年相応な落ち着きと年不相応の幼さを感じる姿が……こう、とても素晴らしいと思う。
コロコロと崩れるクールビューティー感、しかも未亡人属性ありとか、一部の層にメチャクチャ刺さるやつだ。俺にも刺さる。















そんな紫式部を前にして、アンデルセンもまた、普段とはまた少し違う類の“隙”を見せていた。
「誰かに似ている」というのは、まず間違いなくあの女性。魔性菩薩。
外見の成熟さに対して内面に幼さを残す女性に弱いのか……わかる……。

もっとも、紫式部と『彼女』は、外見の雰囲気や表面的な要素、そしてちょっと掘り下げた面について共通する部分があるだけで、奥の方の根っこに関しては全然似てはいない。『彼女』の方がメチャクチャヤバイ。

ところで、そんなメチャクチャヤバイラスボス枠である『彼女』とアンデルセンの関係について丁寧に語られる作品があるらしいですよ。
ExtraCCCっていうゲームなんですけどね。宣伝略。















『ルンペルシュティルツヒェン』『和漢三才図会』『捜神記』『付喪神絵巻』……が、今回のエネミーだった。
行間で赤兎馬が活躍し、作家はバテていた模様。
この“解説”、現時点では単なるギャグ描写かと思えたが、実はそれだけではなかったことが後の節で明らかになる。










“今年からバレンタインイベントにボイス実装”の利点をトップクラスに生かしたと思われるサーヴァント・赤兎馬の活躍もあって、この場の呪本は全て回収された。
しかし肝心要の『最初の呪本』は今回も見つからない。

アンデルセンから次の情報を貰えたが、それだけでなく見送りさえしてくれるという。なおそのまま彼は、最後まで付き合ってくれることになった。
普段からしてわかり辛くも優しい男だが、今回は随分と優しさがわかりやすい。
「誰かに似ている」相手だからと、無意識に気を配ってしまっているのかな?
本人の居ない場所ではよくデレる男だ。