ランス6 プレイ日記091 運命の女・シィル




どうも近年、『奴隷ヒロイン』というものの流れが着ているらしいと噂に聞いた。
まず間違いなく、全然関係ないのだろうけれど、そんな話を耳にしただけで「おっ、シィルの時代が再来か?」と前のめりになる俺。

『ピンク髪のヒロイン』とか『メインヒロインがお姫様』とか『ツンデレ』だとか、その時々によって流行は巡り、また古典へと戻っていくのだなぁとひしひしと感じる昨今だ。一周回って新しい、みたいなやつだ。
……我ながら感性が老人じみてきている。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







シィルと電卓キューブ











シィルと二人だけで攻略していくことになるダンジョン、“電卓キューブ”
今後もう二回訪れる機会はあるけれど、今のうちに埋められるマップは埋めてしまおう。

移動画面といいマップの説明文といい、電卓キューブは『魔界に浮かぶ不思議な空間』らしい。
へー、魔界だったのか。場所といい移動方法といい、色々と謎の多い場所だ。
まぁ深く考えなくてもいいんだろう。















こんな場面で他の女との電卓キューブの話をするのも、シィルに悪い気もするが……。
ちなみにランス10での電卓キューブは、こんな感じだった。
電脳空間っぽい感じは似ている。ちなみにリアの時は、入るのも出るのも勝手にワープをしているような表現になっていたけれど、マジックは徒歩で出ていたっぽかった。










シィルの夢の中の暗号数字は『41』
“一筆書きで数字を足していった数が41になる”ことでブロッククリアになる、という仕組みだ。
考えれば解けるものだけれど、こういう系のギミックが苦手な人には苦手なやつ。イーッてなるやつ。










各四か所のブロックを全てクリアすると、『秘密の扉』が開き、ゴールとなる。
毎回考えるのもググるのも大変なので、自分用に“答え画像”を作っておこう……と思ったが、スクショミスで再確認し辛かったため、今回は一旦中止。
そのうち、確認出来たら作成しようと思う。未来の自分への宿題だ!







シィルフィード











『秘密の扉』の奥にて、シィルの最強装備“シィルフィード”を無事にゲット!
シィル用の秘密の扉の内部には、今回しか入ることができない点に注意しておきたい。

万一埋めそびれていた場合、どうなるんだろう?
試してみる気にはならないので、慎重にいこう。















喜ぶシィルと、なんとなく不貞腐れたような態度のランス。いつも通りの二人だった。
これにて、『運命の女・シィル』のイベントは終了だ。
久しぶりに見てみると、意外とあっさりとした内容だったように思う。
ランス9やランス10では、テキストやギミックで“二人の絆を見せろ!”みたいな雰囲気もあったので、本作でもそんな感じだったっけとボンヤリうろ覚えだった。

……といっても、実はランス9での電卓キューブイベント系も早くもうろ覚え。
そのうちまたやり直してチェックしていかないとな。
えーと9だけでもシーラとミラクルとチルディと戦姫……って……多いな。今更だけど。







ナガールモールを偵察






やりたいことも一通り片付いたし、新しいミッションを請けよう。
選んだのは、“魔物に襲われている北部の都市を偵察せよ”

任務は千鶴子から与えられる形になっていた。
アイスフレームの活動が停止している今、グリーン隊は司令部から直接任務を請け負うような謎のポジションに収まっているらしい。
まーざっくり言うと、ガンジーやウルザの方針に合わせて適当に活動する“なんでもチーム”みたいな奴なんだろう。格好良く言うなら遊撃。ダサく言うなら雑用。















向かうのは“ナガールモール”
ダンジョンは無く、テキストと戦闘のみのイベントになっている。

ゼス北部の大都市ナガールモールは、既に魔物軍によって完全占領された後だった。
事前の情報では『ほぼ陥落状態』とのことだったし、生存者の確認や都市の状況の偵察が任務ではあったが……これはもう、どうしようもなさそうだ。















通りがかった魔物たちは、『やたら強い人間の女が間もなく処刑される』と話していた。
ランスはさっくり割り切って、カオルが救出を促しても最初は「んー……めんどい……」と消極的だった。

しかし、捕まっている将軍が何者なのかわかると、態度を変える。
さすがはランスだ。弾倉の塔で一度出会ったきりだったウスピラのことを、名前は憶えておらずとも「美人ちゃん」だということは憶えていた。

そして、ウスピラ&サイアスと戦闘になりつつ一度は逃げ延びていたことについて、初めて知ったカオルから「よく無事でしたわね……」と感心された。
……呆れられたの間違いか?
いや違う、きっとカオルは俺様の実力に驚いて惚れ直したに違いない。















連戦の末に、無事にウスピラの元に辿り着くことには成功した。
ウスピラは決して無事とはいえない状況ではあった……が、命が残っただけでも良かったと思おう。
なお、救出の際には、ランスは早くもウスピラを「俺様の女」扱いしていた。







任務完了、キャンプ地へ帰還











ウスピラを連れて、無事にキャンプ地まで撤退することができた。
自ら出迎えてきたガンジーに、ナガールモールの状況を語る。
助け出せたのはウスピラだけだった。
残っていた他の人間たちは、どうなったのかさえわからない。

ノエマセ達がどんな結末を迎えたのかは不明だ……が、さすがに状況が状況なので、大声で「ざまぁ」とは言えないかな。
きっとウスピラは、他の住民も兵たちはもちろん、出来ることならばノエマセ達も助けたかったんだろうしなぁ……。










避難勧告は出していたのか。
ならば長官たちは、なぜあの場で籠城し続けていたんだろう?
頭に血が上り過ぎて、正しい判断ができなかったってことかな。

まぁ言い方はどうしても悪くなるけれど、将来の余計な火種が潰えた件については、後々の掃除が楽になったともいえる。
何にせよ、今更どうしようもない。
しゃーない。おわり!















ウスピラだけでも救えて、本当によかったと心から思う。
この時点ではかなり症状は深刻な様子だし、ウスピラ自身も心身共に傷を負ってしまったけれど……彼女には、まだ先がある。
彼女には未来があるし、仲間もいる。
助けることができて、よかった。










正統派主人公みたいな台詞で正直ワロタ。