FGOイベント ボイス&レター・これくしょん! プレイ日記04 想いのこもった贈り物
今回のイベントの主役サーヴァントは紫式部だった。
そして助手(サブ主役)ポジションは、去年の主役だったセミラミス……かと最初の内は考えていたけれど、結果的にはアンデルセンがその位置に収まったような形になった。
それこそ、最初のバレンタインのシェイクスピアに近い役割だったようにも見える。
次のイベントはCCC復刻になるようだし、なんとなく流れとして興味深い。
CCCコラボイベントでは結局シナリオには登場せず、礼装としてのみ参戦だったアンデルセンが、あえてその直前の今回ピックアップされたところに、運命じみた面白さを感じなくもない。
でもまぁたぶん、結果的にそうなっただけって気もする。
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
図書館の利用者たち
第六節のクラス表記は『???』状態。
推奨レベルも低いため、テキトーな面子で挑んでみたが、そう苦労はしなかった。
趣味でスタメン入りしていたBBちゃんが珍しくハマって、少しラッキー。
登場した本はそれぞれ、ティーチは『大人の冒険号』、ジャンヌオルタは『声に出して読みたいドイツ語』、トリスタンは『10分で分かる歌い手入門』。
最近のトリスタンは完全にオチ担当。
なぜか殴り合い(バトル)に発展してしまったが、きちんと話し合いが成されれば、黒髭たちも納得してくれた。
更に呪本探しに協力もしてくれることになり、ありがたい展開だ。
ワルキューレたちに続いて、どんどん別動隊の仲間が増えていく。
しかし、未だに肝心の『最初の呪本』については、手がかりさえも見つからない状況だ。
手詰まりに近く、悩ましいが……マシュが管制室側から地下図書館全体の走査をしてくれるそうなので、ここで一度、主人公たちは休憩することになった。
……流れとして自然だったので気付かなかったが、ここのシーンは“マシュが席を外したからこそ”、紫式部の罪の告白に繋がっていたのかもしれないな。
なるほどなー。
休憩時間
刑部姫がお茶を淹れてくれる中で、しばらく休憩。
ルルハワでの地獄入稿な日々を思い出す背景だ……。
スイートなルームは嬉しいが、人によってはトラウマを刺激されそう。
マシュ曰く、スキャン完了までには30分ほどかかるらしい。
特にやることもなく、なんとなく空いてしまった時間の中で……紫式部は改めて、彼女自身の理由について語りだした。
紫式部と初めて出会った時に彼女が語った、『事件の発端』時。
彼女は書庫で最初の呪本に遭遇し、何かを奪われてしまった。
その“何か”の正体が、“大切な手紙”であったことを、ここで初めて紫式部は告白した。
その手紙はどういったものなのか、何の意味があるのかなどについてまでは、ここでは語られない。
彼女のプライベートやプライバシーについて、必要以上に深堀りしようとするメンバーでもない。
特にアンデルセンは、“隠し持つ大切な手紙”なんてもの馴染みのある、手紙に縁深いタイプの男だ。絆礼装。
まぁ何にせよ、今回の事件は、言い方が悪く聞こえるかもしれないが『大した事件ではない』。
紫式部がそこまで気に病む必要もないし、個人の悩みを抱くことに後ろめたさを感じる必要も、やはりない。
アンデルセンや刑部姫、エミヤやセミラミスやフォウくんや主人公……。
今回の事件で関わった人々を、紫式部は「本当に。本当に。優しくて、あたたかいのですね」と微笑みながら語った。
書庫に巣くう本の王
マシュからの連絡を受けて、行動再開。女王呪本から分かたれた“群れ”を迎撃しながら、『最初の呪本』に迫っていく。
まず戦ったのは『風姿花伝』、『とりかへばや物語』、『兵法家伝書』。
和本が多くなってきたように思える。
最初の呪本の影響を、より濃く受けているからこそだろうか?
紫式部の陰陽術で秘された書庫の最奥に、『最初の呪本』は巣くっていた。
ヒトの想いを喰らう大呪本。想いの籠もった情報を食し、想いの籠もった魔力を食して……膨れに膨れ上がった、本の王。
バトルグラフィックも、今までのものとは少し装丁が異なる。
どこかおどろおどろしい呪力や想い、みたいなものを感じる外観だ。
ブレイクする度に特殊なバフも増えていき、高速チャージと呪い&呪厄の連続付与が嫌らしいボスでもあった。
だがまぁ、育ったパーティーで挑めばそう苦労する相手ではなかったと思う。
安全を期すならば、異常回復スキル持ちのサーヴァントを加えておくとちょっと嬉しい。
クラス相性で言うならば、マルタさんあたりが理想かな?
想いを綴った手紙
『最初の呪本』は無事に回収され、チョコ作成用リソースの魔力量も完全回復した。
これにて今年のバレンタイン事件は解決、ということだ。
もう一転二転の展開もあるかもと想像していたが、わりとそのまま、ストレートに物語は完結した。
黒幕らしい黒幕もなく、紫式部の衝撃的事実が明らかになるでもなく、予想通りにストーリーは着地。万事解決。
正直、メインシナリオとしては少し物足りない感は否めなくもないが、まぁボイスなどの他要素も多かった今年度のバレンタインイベントとしては、これくらいが丁度いいのかもしれない。
昨年のセミラミスバレンタインが豪華すぎた分、差を感じてしまったのだろう。
呪本の事件の真相だの、暗躍していた存在だの、そういったものは今回は存在しなかった。
唯一の“オチ”というか、物語の芯となったのが、紫式部というサーヴァント自身。そして彼女が気にかけていた『手紙』。
この後日談についても、そこまで予想から大きく外したものではなかった。
しかし、想像通りだからこその安心感や納得感もあったと思う。
ところで……この手紙なり、プレゼントなりは、アイテムや礼装として入手することはできないのだろうか?
14日当日に何かあるかと思いきや、特に何もなかったし……。
イベント終了時にワンチャンなのだろうか?
とりあえず、微かな望みを胸に抱きつつ、引き続き素材周回を進めていこうと思う。