ランス6 プレイ日記099 悪魔の母と子




今回は貴重なフェリスの出番回。
トップもフェリスにしたいところだったが、ランス6でのフェリスは残念ながら立ち絵が存在しない……と思ったけど、立ち絵モードを見直していたらあった。あれってどこで使われたんだっけ?

とりあえず、代わりに10フェリス。
八の字眉と青みがかった肌がかわいい。『母み』もマシマシですごく良い。食券や全裸イベントもいいぞ。
“今”は大変な状況でも、将来はこんな感じでのんびり過ごせる日も来ると思えば、少しだけ救われる。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







絶望の先へ











次の任務を受ける前に、再び廃棄迷宮へとやってきた。
本編終盤はストーリーの都合上、行き来できるフリーのダンジョンはかなり少なくなる。
廃棄迷宮はその点、最後まで自由に行けるのが玉集めにもスターレベル様的にも、色々な意味でありがたい。

……が、今回の目的は蟹玉でもスターレベル様でもなかった。
今までの来訪では選んでこなかった、絶望への道を進んでいく。










聞こえてきた女の子の悲鳴の元へ近付くと……。
今まで話題には登っていたが、直接現れることはなかった悪魔フェリスの、悲惨な姿を目にすることになった。
息子のダークランスから、「ひどい目に合っている」とぼんやりとした状態は聞いていたが、想像以上にえげつない有様だ。
しかも、近くには件のダークランスも居た。
まだ幼いのに、母親があんな目にあっている様を見続けていたんだな……。エグすぎて引くわー。















ダークランスには、母を助ける方法がわからない。
ルールに縛られているというのもあるし、ともかく“わからない”“知らない”のだろう。
外見以上にお子様のダークランスは、ランスのような大胆さや悪知恵も、強さも自信も持ててはいなかった。

結果的に、この場でのフェリスを救ったのは父親であるランスだった。
ダークランスには出来なかったことを、すんなりと成し遂げてしまうその姿は、本人たちは意図してはいないだろうが、“はじめて父親の威厳を見せつけた”ようなシーンでもあった。















ダークランスは認めたくないだろうが……内心ではランスの強さや決断力に、驚きと羨望を抱いたのではないだろうか?
母を救ってくれたことへの感謝と、引きずり続ける父親への憎しみとを、巧く消化できていないように見える。そりゃまぁ、複雑だろう。

捨て台詞のように「嫌いだ!」を連呼しつつ、ダークランスはフェリスを連れて逃げていった。
その後の彼らについては、本編中では描かれない。
ランスたちと再会することは、少なくともランス6のストーリー中では起きなかった。















『その後の二人』については、後々のスタッフロールで少しだけ伺い知れる。
かなみたちが心配していた通り、悪魔から逃げ回って、母親を守り続けようとしているダークランス。
もはや手段を選べる状況ではなくなったから、というのもあるだろうが、ランスに「ルールに縛られるとはなさけない」と言われたからか、その後は悪魔の階級についてあまり気にしていないようにも見えた。

なんだかんだで、ダークランスも父親・ランスの影響を少しずつ受けていっているのだろう。
外見以外は基本的にあまり似ていないし、わりと嫌い合っている親子ではあるが、それでも息子は『父親』というものに、何かを学んでいくものなんだろうな。















一方の親父のほうは、悲惨な母子の境遇を「その程度の試練」と言って笑っていた。そりゃ息子もグレるわ。
その場のノリかもしれないが、以前に比べるとダークランスのことをそれなりに息子として認めている様子でもある。
現在(ランス10第二部頃)まで続く、『息子には厳しく、試練(意地悪)を課すことに躊躇が無い』ランスの性質の片鱗が見えてきたような感じだった。







敵大集団との接触











脱出集団キャンプに動きがあった。
全行程の4分の3を踏破し、目的地まであと少しに迫った今……前方に、魔物軍の大軍団が布陣したという。
キャンプ後方から追っている魔物軍と挟み撃ちできる形だ。
この状況では逃げることもできず、全力で正面の敵を突破するしか道はないとガンジーは語った。

……と、そんなシリアスな状況下で、ランスはやる気ゼロだった。
難しく真剣な軍議というだけでも楽しくないうえ、オッサンとオッサンが意見を衝突させてギスギスしている空気。やる気が出る要素などない。こっそり帰りたいレベル。
しかし、『魔人を倒す唯一の剣を持つ、すごい男』として扱われると、ランスの機嫌はわりと直った。よかったよかった。















魔物軍の魔人はランス(とカオス)で対処。それ以外の魔物については、できるだけMボムで処理しよう、というのがザックリとした今回の作戦内容だ。
Mボムを作ったのはパパイアという話だが、今回の移動に彼女も混ざっているのだろうか?
日曜の塔に残っていたナギも謎の立ち位置ではあったが、パパイアはパパイアで、最近の動向がよくわからない。
現在の『ゼストップの人材が登場しまくり』展開の中でも、姿どころか噂さえほぼ聞かないしなぁ。















パパイアだのボムだのアニスだの、不安要素は正直多いが……ともかく、作戦開始!
色々と持ち上げられたけれど、結局のところ、ランスの役割は魔人の足止め&囮役。
気付いて逃げ出そうとしても既に時遅く、カオルにがっちりと捕まっていた。







本日のスペシャルゲスト











今回もストーリーメインの任務になるため、ダンジョンでの移動などはない。
必要好感度は0固定になっているため、全員強制参加任務だ。
イベント途中での編成入れ替えは面倒くさいので、最初からしっかりと考えて編成しておこう。

……と、ここで気付くッ!
ひとり……ひとり、見慣れない女子が、いつの間にか混ざっているじゃないか!
ガンジーに近いゲスト参戦ポジションではあるが、ついにウルザがパーティインだ!
やったぜヒャッハー!! 今日は祭だ!!!










戦闘に参加するパーティーメンバーとしてのウルザは、ほぼスポット参戦キャラだ。
終盤の特定のクエストと、最終盤のラストミッションではパーティインするものの、挑戦モードなどでは基本的に離脱してしまう。

しかし、その能力は極上級。
各戦術による自動バフも旨いし、精密射撃による高確率の痺れも強力で、最強クラスの軍師といっても過言ではない。
ランス6・戦国あたりのウルザはマジで壊れ性能だよ……。居る・居ないでゲームの難易度がメチャクチャ変わるレベル。
その分、ランクエ以降はちょっと物足りなく感じやすい。だが結局は愛で優先採用する。