ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記022 ペロ、第二段階へ




セルジの言い出したグラジオラスといい、先日のキノコといい、『グローブで運ぶ必要があるもの』を求められると正直面倒くさい。
ビルダーハンマーさえあれば、こんなに苦しむことはないのに……と思うのはクリア後だからこそ抱ける感覚。ビルダーハンマーなしの生活なんて、今ではもう考えられない。

地味でさえない小物だと思っていたセルジが、ここに来てキャラ立ちし始めた。
オッカムルの住民は、全体的に“濃い”。
鍬を振り回す農奴だったモンゾーラの仲間たちとは、またベクトルの違う濃ゆさだ。

 







ペロの望むもの

筋肉が足りない?










ペロの焦らし作戦によって、理性を失いかけているあらくれたち。
彼女が言った「なにかが足りない」というヒントから、ミルズが辿り着いた答えは……『あらくれジム』の建設だった。

「ねーよ」と言う間もなく、あらくれジム建設に取り掛かることになった主人公。
また、この時から“ごうかさ”という要素が解禁された。

家具やカベにどんなアイテムが使われているかによって、上昇していく部屋の“ごうかさ”
部屋レシピによっては一定以上の“ごうかさ”が必要になってくる場合もある。
今のところ、金属を用いた家具や建材のほうが“ごうかさ”は高いイメージだ。















最近、早くも拠点内のスペースがキツくなってきた。
どこに建てるべきか悩んだが……とりあえず、あらくれ宿屋に向かい合う位置に建築完了。
窓も並べたり、アイアン&銅の建材で雰囲気を変えてみたり、ちょっとだけシャレオツにしてみた。ええやん(自画自賛)。


しかし想像通り、ペロの望みは『あらくれジム』ではなかったらしい。
ペロはまだまだバニーに着替える気はない様子だ。
結局その後、あらくれジムは単なる筋肉共の趣味施設と化していた。
たまにシドーも利用している姿を見かける。
まぁ皆楽しそうだから、良かったんじゃないか?







セルジの助言










「コイツ誰だっけ」「小物だな」でお馴染みのセルジが、ここで口を挟んできた。
ペロのバニーを求める心は皆同じ。筋肉心しか理解できないミルズたちに代わって、ペロが望む“何か”について突き止めていた。
乙女が望むもの……それは!
着替えもできるし、誰にも邪魔されずに過ごせるし、筋肉臭くもない……個人の私室だ!
……だから、そろそろ拠点内部はスペースがないっつってんだろ!!















今回は部屋レシピでは無く、設計図を使っての作業。
どこに作るかは悩んだが……結局、あらくれジムに隣接する形での建設になった。狭いんだもん。
中央広場のあたりにも建築できたら良いのだけれど、前回の大樹の悲劇を考えると、広場からは一定以上の距離を空けておかないと心配だし……。

最近は固いアイアンや銅ブロックでの建築を好んでいたのだが、ペロの部屋の設計図によると外壁は砂町の壁でなければいけなかった。
砂町の壁は重ねていくと自動的に外見が変わる点はオシャレなのだが、破壊に超脆いのが不安。今後の襲撃(予想)に耐えられる気がしない。
……ってことで、周囲はできるだけアイアンブロックで囲んでおいた。
設計図や部屋レシピには関係ないが、この方が安全度は高いだろう。















肝心のペロの反応は……大成功!
ペロが求めていたのは“個室”だったのか。
だったら早く言えよ!
無駄に“あらくれジム”とか作っちまったじゃねぇか!!

一方、大正解を引き当てたセルジも、異常なまでにハッスルモードだった。引くわー。
そして、この一件を機に、「ぼくも教団をぬけて あなたのようなビルダーになります!」と宣言するようになった。
仲間が増えたのは嬉しいっちゃー嬉しいが、「そしてバニー服を たくさん ビルドするんだ!」という動機はヤバい。
本作内ではトップクラスかつストレートにヤバい奴じゃないか? 見た目は小綺麗な好青年なのに、ここまでアレなのも珍しい。
女性ユーザーにドン引きされていないか心配。セルジの将来が不安。
あと、ペロの部屋の前に住民は集まり過ぎ。















そして……ついに!
ペロ、変身!!


髪型の雰囲気はそのままに、うさみみ&バニー服で、見事なバニーちゃんになっている。
興奮し過ぎたあらくれやセルジが壁やドアに埋まってて草。酷い絵面。

モブあらくれ達もハッスル全開で、大喜びだった。
どんどんビルダーが増えていくのは嬉しい。嬉しい……はず!
画面の筋肉率が高すぎて、ちょっと気が遠くなりそうだけれど……大丈夫、まだ耐えられるはずだ!!







初めての襲撃

戦闘参加人数がわりと多い










ペロのバニー姿で大喜びだった拠点に、暗雲が垂れ込めていく。
どうやら、ついに“アレ”の時がやってきたらしい。
オッカムルでは初の、本格的な襲撃だ。

カッパーマンになったゴルドンも、一緒に戦ってくれるという。これは嬉しい。見た目からして、すごく頼りになりそうなイメージだ!
それ以外にもカルロやミルズや、ペロまでもが共に戦ってくれるらしい。戦士系ではない女性の参戦は珍しい気がする。

モブあらくれは大量にいるけれど、戦闘に参加する(俯いて震えていない)奴は半分から1/3ってところかな。
作り貯めてあったインゴットで、急いで人数分の武器を配布しておく。







レベルアーップ










微妙にスクショミスしつつ、拠点を襲ってきたモンスターたちはあっさりと撃退できた。
久々にレベルアップすると、シドーが「必殺技を作ろう」と話しかけてくる。

レベルアップによる新技・新スキル取得イベントは、大体の流れが“シドーが嬉々として話しかけてきて、二人で盛り上がる”流れになっているのだが、レベル上げのタイミング的に拠点の襲撃撃退直後に起きやすい。
主人公とシドーがワイワイと必殺技談義をしている間、戦闘直後の状態で待っているゴルドン達がシュール。















だせぇネーミングかと思いきや、シドーはノリノリ。センスの近い相棒。
これ以降、“主人公とシドーのすぺしゃるふぁいてぃんぐこんびねーしょんあたっく”が出せるようになる。
仕組みはよくわからないが、たまに『必殺技を打つ!』的な表示が灯るので、好きな場所に移動をして特定ボタンを押すと、周囲の敵を吹っ飛ばしつつダメージを与えることができる……というシステム。
大勢の敵を巻き込めるとキモチイイ。
……が、タイミングを探り過ぎて、放ち損ねることも多い。







オッカムルの総督





襲撃後のハイタッチが終わると、ゴルドンから島の総督メドーサボールの名が出てきた。
ゴルドンを石に変えて、力も奪った相手か……。“メドーサ”って名前からして、なんとなくイメージはわかる。
やはり髪の毛が蛇だったり、見つめた相手を石にしたりするんだろう。















倒すべき敵がうっすらと見えてはきたけれど、まだまだ戦う段階ではない。
まず、ゴルドンのパワーアップ! 次はシルバーマンを目指す!
……が、今度は銀が3000個必要だと言い出した。
ぼったくりが過ぎる。















そんな風に騒いでいる主人公たちを、遠くから監視する目があった……。
「まだその時ではない」だの、「せいぜい今を楽しめ」だの、ベタなことを言いやがって……。
雑な死亡フラグを立てるな!

外見からして、この二人がオッカムルの“副総督”だったりするのだろうか?
台詞がチンケな三下染みているので、仲間入りルートは無さそうな気がする。