ランス6 プレイ日記103 最終作戦ドリームチーム




本編クリアも近い今、悲しい告白をしておく。
実は ラッキーカード まだ一枚しか 持ってない。

……確定宝箱から出てきた一枚だけだ。
蟹玉ガチャガチャでも全然出てこない。なにゆえ?

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







愛の劇場 ~擦れ違う想い~











パーティーの夜が明けて……改めて、マジックを見かけたランス。
ランスの脳内で、あの夜の顛末についての詳細が語られる。
一足先に、ユーザー側への“バラし”。
結局あの夜は何もなかったのだが、マジックはまだ知らない。マジックだけが、見事に勘違いをしてしまった。
うーん、ありがちなやつ。しかしクソ真面目なマジックらしい勘違いでもある。















ランスの前から逃げ出して、ひとりで泣き出すマジック。
真っ赤になっているのは、意識しているから……というよりは、“あったであろう事”への羞恥心からかな。
それでも、悪くない反応には見える。
身の毛がよだつほどの拒否感ではなく、照れや羞恥が表に出ている時点で、既にランスに一定の感情は向いていたのかなとも思えた。


短い会話の中で、マジックが勘違いしていることにランスは早くも気が付いていた。
(馬鹿だな)とドストレートな感想まで抱く。酷過ぎて草。

詳しく説明する義務があるわけでもなく、結局逃げられてしまったこともあって、ランスは(まぁいいか)と勘違いを放置してしまった。
マジックが真実に気付くチャンスは失われたに等しい。
ランスが無理ならリアあたりに聞けば……と思うが、現時点の関係性では、そこまで突っ込んだ話にはなり辛いだろう。
……詰んだな。マジックの運命、ほぼ確定。















泣いているマジックを心配して、アレックスが声をかけてくる。
しかし勘違いしまくっているマジックは、彼の優しさを受け入れることができなくなっていた。できない、と思い込んでしまっている。
悲劇なんだか喜劇なんだか……。
とりあえず、アレックスにはわけのわからない状況だろう。ドンマイ。







ランスの動機











そろそろリーザス城に帰るというリアに、「一緒にいこ」と誘われるも、ランスはさっくりと断った。
ぼちぼちリアの愛が重く、面倒くさくなってきた様子だ。リアはたまに会うくらいがかわいいし気楽な女。

リアとリーザスに行くのは拒否したが、それはそれとして、ランスはぼちぼちゼスから離れようかなとも思い始めていた。
最初期の拠点イベントで“やっぱり帰る事に決めた(罠だよ)”があったり、少し後に“今後のことを考える”でも考えた末にカーマのクッキーで気分を変えたり……ランスにはわりと『投げ出し癖』がある。エンディングでも投げ出すしな。

悩んだ末に、今回もやっぱり「まだマジックとしてない」ことを理由に、踏みとどまった。
逆に言うと、やることさえやってしまえば、もはや留まる理由はほぼ無い。……のか?
うーん……その時はその時で、また新しく“それっぽい”理由を見つけるような気もする。







最終作戦会議











Mボム作戦会議の時は、シィル相手にグズグズしていた結果、会議に遅刻してしまった。
今回もその危険性を見越してか、わざわざウルザが直接迎えにやってきてくれた。サボろうとしていたことも気付かれていて、先回りされたような形だ。

奴隷のシィルや腐れ縁の志津香やマリア達よりは、まだまだ関係を築いた時間は及ばなくとも、『頼りになる、出来る女』のひとりとして、早くもウルザはある程度ランスのことを理解し始めている感じがする。
戦闘や作戦行動はさておき、私生活で先読みされるのはランスは嫌かもしれないが、この“姉さん女房感”もこれはこれでイイ。ちょっとだけお姉さんって……すごくイイよな……。










ゼス幹部だけでなく、リアのようなリーザス陣営や民間人側のリーダーまで出席した大会議が始まった。
現在の状況と、今後の重要な作戦計画について、ガンジー直々に解説と発表が行われていく。

現時点で、ゼスは国土の8割を魔物軍に制圧されているらしい。
組織だったゼス軍の残りは、この地にある1万。
今回ゼス本土に侵入した魔物軍は10万以下と報告されていて、これまでに半数近くを失ったという。
それでも、ザッとみて1万VS5万。兵力でも余力でも補給でも、魔物軍の方が明らかに優勢だろう。















リアがリーザス挙げての援助を申し出るが、ガンジーは丁重に断った。
表向きは「善意の支援」と「これ以上甘えられない」というやりとりだが、裏ではバチバチ。
スッと“あの顔”になるリアがいい……。
油断も隙もないヤベー女感、素晴らしい。
そんな彼女に付け入る隙を与え過ぎないガンジーも格好良い。王っぽい。















リーザスの申し出を断って、ガンジーが行きついた『最後の賭』。
その作戦内容や詳細について語られている間、表情をコロコロ変えていくランスが面白い。

マナバッテリー破壊による大混乱と悲劇について、「それがどうした」的な態度を取り続けているランスだけれど、内心ではある程度責任を感じているのでは……とも思える。
物凄い自己肯定力で、自分自身でフォローしていくのは得意分野だが、さすがに今回は(ちょっとやりすぎたかも)くらいには、実は反省しているのかもしれない。ウケる。

一方で、本作戦に不可欠な新しいマナバッテリーは自分が最初に発見していたことを知ると、(さすが俺様)と再び自分を持ち上げていく。
うーん、ランスは今日も心身共に元気だな。







チキチキ王位レース











リアへの対応や会議を纏める姿に、「さすが王……」なんて思っていたのだが……結局、ガンジーはガンジーだった。
あらゆる人材を集めた大会議で、周囲への相談ナシにぶっこまれた爆弾。
無茶苦茶すぎる。クレイジーだ。
やっぱりこの親父、ヤバくないか?















しかし、これが結果的に様々な人間を動かすことにも繋がった。
マジックを手に入れるために、ゼス王座を狙うランス。
同じく(?)マジックのためにも、王に認めてもらうことを目指すアレックス。

ランスはさておき、アレックスがここで直々に1兵士として参加表明したのはデカい。
ウルザたちと同じくスポット参戦ポジションだが、最終作戦でパーティーメンバーのひとりになってくれる。
強い奴が増えるのはいいことだ。















更に、ヘルマン奪還のための武器がほしい元皇子や、合法的にゼスをいただく気マンマンの女王までも参戦表明をしていく。
うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ。







ゼス奪還ドリームチーム











元々仲間だったパットンはさておき、アレックスとリックがグリーン隊に特別編入されるような形になった。
部隊の一員とはいえ、王座を狙うライバル同士。しかし、部隊の一員である以上、パーティーメンバーのひとりとして戦闘にも出てもらうことになる。
嫌でもテンションが上がってくる展開……!
最終盤ゆえの豪華さというか、「これもこれも、ついでもこれも持っていっちゃいな!」みたいな特盛感、フィーバー感、お得さにワクワクしてしまう。
本編中では最終作戦に限るスポット参戦なのは惜しいが、その“レアさ”もたまらねぇよ。超楽しい。















が……その『強キャラ特盛大集合キャンペーン!』の弊害として、コパンドンが怪我で戦線離脱してしまう。
アイスフレーム三人娘のような、普段から補欠入可能なキャラクターを限界まで排除しても、枠が足りなくなってしまうのだ。
強キャラたちに押し出されてしまう形になったコパンドンには、少し申し訳ない……。
だが、こればかりは仕方がない。
コパンドンの分まで、アレックスやリックたちには働いてもらおう。