FGOイベント 徳川廻天迷宮 大奥 プレイ日記02 オオオクメイキュウ



シナリオでも活躍中のキアラだが、戦闘面でも今回はメチャクチャ活躍している。
アルターエゴ故の打たれ弱さは否めないが、やはりNP50チャージは強い……。
雑魚を片っ端からパックンモグモグしてくれる。どっちが敵だかわかんねぇな。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





女神と女傑と殺生院






見た目は桜、頭脳は春日局とパールヴァティー。
色々と混ざった、よくわからない存在が爆誕してしまった……!
外見だけならば、春日局状態の彼女は『普通の桜』に最も近いので、言動の違いの大きさにまず驚く。
春日局&桜(疑似鯖の元)の状態は一般的な疑似サーヴァント系とは異なるわけで、違いが大きい事はそうおかしくはないのだが……春日局は随分と活発でエネルギッシュで、ともかく“元気”な人だなというのが現時点での印象。病に倒れていたところを、間一髪でパールヴァティーに救われた女性とは思えないくらい元気。


春日局の中では妙な勘違いも生じているようだが、ともかく経緯としては納得ができた。
前回のレイシフト中に見えたモノローグは、パールヴァティ―と春日局の会合を描いていたのだろう。
そして、“春日局を救う”という寄り道を行ったことが、結果的に強制逆召喚からある程度耐えることに繋がったと思われる。









春日局&パールヴァティ―が混ざっている(?)状況も不可思議だが、まずは情報の整理と共有。
パールヴァティーは比較的自由に出入りできるらしく、とりあえずキアラと初対面の挨拶を交わした。

女神の力か桜故かメタ故か、キアラに一定の不審を抱いているパールヴァティーだったが、「今は大丈夫なのでしょう」という結論を現時点では下す。
そんな彼女の反応と言葉に、キアラも内心で色々と考えているようだった。

『主人公をはじめとする登場人物は、キアラの正体や悪行に詳しくはない』ことが今回のシナリオの基本設定になっているからか、キアラは表立った悪役ムーヴの類は行わない。
しかし、“内面の描写”として、ユーザー目線ではキアラの危険性と異質さと、『でも今回は黒幕ではない(?)』様子が明かされていく。

キアラ自身もはっきりわかっていない、特異点との縁とやらは、やはり胡散臭いけれど……でもたぶん、今回のキアラは白。……だよな?(自信弱)
何にせよ、キアラのモノローグがたっぷり描かれていくのは、なんだか新鮮で面白い。









というより、キアラがこうして『同行枠』として、まるで普通のサーヴァントのように主人公の横に並び立って会話をしているのが、そもそも新鮮過ぎてスゲー面白い。

普通(?)のキアラと共に冒険&探索、というだけで珍しいし楽しいし、プレイヤー視点では薄氷の上を歩いているようなスリリングさも味わえる。
倫理ギリギリアウトな黒幕メロンのイメージが強いキアラだが、モノローグの中では意外とちゃんとした思考もできたり、ちょっと抜けたところもあったりと、普段とはまた違う視点での彼女を見ることができる。なんだかカワイイ。
……と、いった、こんな“好意的な感想”を抱くことさえも魔性菩薩に染められかけている証拠なのかもしれない。怖い怖い。ソワカソワカ。





大奥メイキュウ






カルデアへの攻撃、サーヴァントとスタッフの逆召喚現象。カルデアべースと同じく、人が消えた江戸城。
その元凶は、おそらくは迷宮化した“大奥”の中にあるのだろう。
迷宮、というワードもちょっと気になる。キアラで桜で迷宮となるとな……。だがまぁ、これはあえて合わせてきただけという可能性もあるか。

キアラは勘だと前置いた上で、「最終的な目的はひとりの人物に集約される」気がする、と語った。
そしてパールヴァティーも、明確な根拠があるわけではないが、「対峙せなばならない何か」の存在を感知している。

シナリオ中ではまだ謎は謎だらけのままだが、メタな視点で考えれば、プレイヤーには一定の予測が立つ。
パールヴァティーの関係者かつ、今のガチャで排出されている謎のサーヴァント。
おそらく、まず間違いなく、彼女が今回の事件に関わっているのだろう。もちろん黒幕とは限らないが……。







……と、その時!
大奥に入るか否か悩む人々を、あざ笑う声!!


間違いない、きっと敵が姿を現して、こちらを挑発して迷宮に引きずり込もうと……。









絶 句





衣装多杉新所長






え……絵に描いたような洗脳。あと馬鹿殿。
新所長の衣装の豊富さに、全霊衣待鯖が嫉妬。ずっるーい! 新所長いっつもズルしてるーっ!

絵面はギャグ以外の何物でもなかったが、状況としては深刻だ。
『敵』はまず新所長を掌中に収めて、その縁を利用してカルデアの人々を片っ端から逆召喚したと思われる。……と、やり方が判明したこと自体は、今後の対策にも役立つかもしれないが、まずは今回の事件を平和的に解決しないことには、カルデアの存続もクソもない。







少なくとも新所長は大奥内に囚われている。ついでに変な洗脳もされている。悪堕ち? 誰得?
春日局曰く、この時代の征夷大将軍たる三代家光公も中に囚われているに違いない、とのことだ。

徳川ゴルドルフ(笑)の挑発と招待は明らかに怪しかったし、言われた通りに飛び込むのは危険以外の何物でもない。
……が、やはり、行かないわけにもいかなかった。







ところで、「いいですよね、徳川ゴルドルフ(笑)」と話していた時のキアラの表情が嘲笑系に歪んだのにちょっとワロタ。
新所長! 馬鹿にされてますよ新所長! いいんスか!?





天竺風味な観鈴廊下




大奥に飛び込んで、まず踏み入るのは“観鈴廊下”。
早速戦闘が発生するようだが、出撃に制限が設けられている。
『自鯖2騎、サポート1騎の計3騎のみでの戦闘』を強いられた。
この縛りは今回だけでなく、大奥イベントのメインシナリオほぼ全てで設定されているらしい。終盤に緩和されるのかは、現時点では不明。


少し状況は異なるが、少人数での攻略を強いられる点で思い出したのは昨年の百重塔。
自鯖とサポート鯖を強制されるところは昨年のクリスマスっぽいともいえるかな?

何にせよ、ユーザーによっては悩ましい縛りでもあるだろう。
“計3騎”というだけでも、敵のチャージ攻撃に弱い等の不利がたっぷりある。









今の“大奥迷宮”への入口は、観鈴廊下のみ。
使用人用の通路では迷宮には入れず、将軍用の通路のみが迷宮に繋がっている状況らしい。
怪しさマックスで正体不明の術理だが、なぜかシオンは「ぜーんぜん食指が動かない」とボソリ。

そして春日局は、大奥内部の変わりっぷりに憤慨していた。
本来の大奥の姿形がどういったものなのかは知らないけれど、おそらく全然違うのだろう。
暗いし赤いし狭苦しいし不思議な匂いはするし、派手だし息苦しいし怪しいし……。人の精神に何らかの異常をきたす感がスゴい。長居するとヤバそうなやつ。









そして現れたのはメカ女中!
戦闘中の名前は『御錠口本役』。見た目も怪しく、武器も持っているが、今回の戦闘では攻撃らしい攻撃をしてこなかった。不吉……。某バビロニアのトラウマを思い出させる……。考えすぎだと思いたい。

言動も雰囲気もオートマタめいていたが、外見は初めて見るタイプだった。
……良くない? おどろおどろしさや狂気や色気などのバランスが良い。格好良いしエロいし不気味。オサレエネミーだ。足の爪先がチャームポイント。





“大奥”への歪んだイメージ






一度入れば出られない迷宮。案の定、という感じではある。
主人公を男で設定しているからか、ここで“男子禁制”についての会話も発生した。
全力で見て見ぬふりをしてくれる春日局。「こんなの大奥じゃないのでセーフ」論といい、結構大らかな人だ。
もっと厳しい女性のイメージだったが、思っていたよりも優しい……というと失礼かな。
レイシフト直後の初対面の時は、パワフル&エネルギッシュ&思い込み強めなあたりに正直圧されてしまったけど、段々と『春日局』という女性にこちらも慣れてきた。かわいらしくて器も広い、素敵な女性なんだろうな。









キアラが語った『大奥のイメージ』についても、春日局は断固抗議する。
迷宮化した今の大奥は怪しげな雰囲気だが、本来の大奥は開放感と清潔感に溢れた快適空間だと彼女は語る。
あくまでも世継ぎを恙無く産み護るための場所であって、現代でいう“ハーレム”とはまるで違うと熱弁した。









キアラの物言いは歪んでいるというか、官能的過ぎるが……実はパールヴァティーも同じような想像をしていたらしい。
この点、ちょっとだけ気になる。パールヴァティーが想像していたイメージが、『彼女』のイメージにも近く、結果としてこんな『いかにもな大奥迷宮』を構成するに至った……なんて可能性もあるのだろうか……?

まぁ、そのあたりはまだまだわからない。当てずっぽう推理だ。
ここは素直に、キアラの『直接的な言葉を使わないまま、直接的な表現をする』台詞を味わい直すだけにしておこう。
曰く、「薄暗い」「閉塞感がある」「息苦しいほどの闇き情念が籠もっているよう」「それでいて甘く蕩ける甘露の如き何かに噎せ返りそう」「大奥は昼と夜の境なく男女の営みが行われる後宮」「情と欲に支配されるもまた生命の証」……メモメモ。
キアラの言葉は情感とエロスにあふれていて、勉強になるな~。