FGOイベント 徳川廻天迷宮 大奥 プレイ日記08 盗みはよくない



不夜城のキャスターの“歩み”は、FGO内での時間の経過と共に、少しずつ前に進んでいる。
亜種特異点の可能性を経て、カルデアにやってきて、主人公というマスターと交流を深めて、友人を作っていって……。
カルデアという特殊な環境だからこそ生まれた関係性や奇跡は数多いけれど、不夜キャスの周囲もそのひとつだ。こんなカルデアだからこそ、彼女は『こんな風』に変わっていくことができている。

これもまたひと時の夢に過ぎないのだろう。
それでも、不夜城のキャスターがカルデアでの暮らしを愛し、大切なものを増やしていってくれるのは、本当にうれしいことだ。
いっぱい笑え! 飯を食え! 友達とあったかくして過ごせ!

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





アルコール臭い第三階層






第三階層の探索開始!
この階層の特徴としてまず感じ取れたのが、“妙な酒臭さ”。
毒耐性を持つ主人公にも影響が出てくるあたり、単純なアルコールというわけでもないのだろうが、正体は謎だ。

みんなが首を傾げる中で、キアラひとりだけが「なるほど……」と納得を深めていく。
尋ねられても、まだ詳しくは語らぬまま誤魔化した。
前回は確証が得られるまで云々と内心語っていたけど、わりと現状の混乱を楽しんでいるようにも思える。
つーか絶対に楽しんでるよな。









進もうとしたその時……突然、マタハリと不夜キャスが現れた!
マシュたちの分析によると、カルデアのサーヴァントであるマタハリ&不夜キャスで間違いないという。
そっくりさんではないようだが、自分たちを女中だと語る様は、どう見ても正気ではない。完全に操られている。

こんな早い段階で彼女たちと遭遇するとは、意外といえば意外でもあった。
新所長の回想で登場してそう間を空けることもなく、かつ第三階層はまだ始まったばかりだ。
柳生の時みたく、無事に出会えても階層の最奥なのだろうと勝手に想像していた。







無理やりにでも『もてなし』て酔わそうとする鯖二人。
正気に戻すためには……とりあえず殴る!
いつだってそれが最適解!

マタハリと不夜キャスは味方としては頼りになる、良い人たちで良いサーヴァントではあるけれど、敵に回れば危険な存在だ。
誘惑、束縛、操作といった術に非常に長けている彼女たちが本気になれば、すぐに『もてなされてしまう』。イコール敵の策にハマってしまう、ということだ。







今回の女中役に彼女たちが選ばれたことについて、主人公やマシュは「彼女たちの能力をカーマが買って、二人を仲間にしたのかも」といった方向に理解した。

一方でキアラの捉え方は、少しだけ違う。
美しく色気もあり、芸が素晴らしくとも扇情的に過ぎるマタハリ達の姿や在り方について、「春日局の大奥にはふさわしくない」と言い、「性と退廃の認識が歪んだ迷宮大奥にはとてもふさわしい」と語る。

確かにその通りだ。そして、嫌な話だ。
こんな歪んだ迷宮大奥で『もてなす女中』役をさせられるというのは、誰にとっても不快だろうが、中でもマタハリや不夜キャスにとってはドンピシャすぎて最悪だ。
一刻も早く彼女たちを解放してあげたいと、改めて思う。





新しい仲間






柳生の時とは異なり、完全に操られている二人と戦闘に突入する。
ただ、単純な戦闘だけで言うならば、彼女ら二人はエネミーとしてはそこまで危険な相手ではない。
スキルにチャージや回避の類もなく、ブレイク時の効果もそこまで大きくはなかった。
注意すべきは不夜キャスの全体宝具くらいだろう。


戦闘を終えて、あとは彼女たちを正気に戻すだけ……という段階で、ついに通信が限界を迎えてしまう。
これ以降、マシュやシオンと会話をすることはできない。アドバイスを貰うことも相談することも、一切できなくなってしまった。
まだ第三階層に踏み入って間もない場所だ。想像以上に早い限界だった。
先はまだまだ長いようだし、ここで通信が切れるのは非常に痛い……。そして、不安。







幸い、最後のギリギリに、『柳生の時と同じパターン』というヒントだけは貰えた。
相変わらず謎のアイテム、花札パワーを用いて、彼女たちを正気に戻すことに成功する。
よかった……! とりあえず、それだけでもよかった。
『本当に元に戻れたのか』という一抹の不安も残っていたが、不夜城の持ちネタ・土下座の美しさを前にして、それも消えた。
この土下座の精度……本人に違いない……!









まだ心身も万全ではないだろうに、二人は進んで手伝いを申し出てくれた。ありがたい。本当にありがたい。
マタハリ、不夜キャス、柳生、パール……。キアラだけだったレイシフト時に比べると、少しずつ味方も増えてきた。
カルデアとの通信が出来なくなったのはやはり不安だが、傍にいる仲間が増えていったことは本当に心強い。迷宮に踏み入った時より、精神的にはずっと楽になった。





階層のてぇま




進めど進めど酒の匂いは消えず、主人公の体調は少しずつ悪くなっていく。
マタハリが優しい……。ママみを感じる。あったけぇ。
戦闘面では「あまり強くない」なんて困ったように笑っていたマタハリだけど、精神的にはメチャメチャ支えられている。好きになる。









ここに至って、さすがにキアラも口を開いた。というよりも、開かされた。
やはり柳生は気付いていたんだな。渋格好いい……。頼りになる男。
柳生が居てくれれば、キアラの無体も防げるような気がする。気がするだけかもしれないが、そんな安心感がある。

ともあれ、キアラがついに語りだした『迷宮のルール』。各階層のてぇま。
それは仏道における五戒に通じているという。
同じような話を、前の階層でも聞いていたな。第二階層で、だったか?









戒を破れば先に進める迷宮。
しかし、想定通りの歩き方をしすぎるのも、また危険……。
うーん難しい。
先の進み方自体がわかったのはいいけれど、だからといって“しすぎるのも危険”となると、どうしたらいいのか……。

結局は先に進まざるを得ないのだから、戒を破っていく必要がある。
しかしそれこそが敵の狙いだという可能性も高く、危険が大きい。
どうあっても敵の意図に乗っているような感じがして、なんだかイヤだな。
迷宮のことといい戒のことといい、無理矢理にカーマのペースに乗せられている感覚がある。





『戒』の抜け道を探ろう






どこまでの抵抗になるのかはわからないが、主人公たちは『マタハリの宝具で、疑似的に酔う』というやり方を選ぶことにした。
宝具での洗脳を大奥に“酔っ払い判定”してもらおう……というダメ元の作戦だ。
自信はあまり無かったが、結果としてはそう悪くない。少なくとも主人公の体調不良は改善された。









なでる方もかわいければ、なでられる方もかわいい……。
最高だ。完璧じゃないか。
やはり大奥は地上の極楽。





愉快で陽気な第三階層






大蛇とダンスバトルなどしつつ、陽気に第三階層を踏破。
そりゃ信綱の表情も曇るだろう。
やってらんねーよな。









信綱もカーマも、主人公たちの歩みを完全に止めようとはしていない。
ゆるやかに奥へと招き入れているような印象が強い。
「戒を破らせることが真の狙いなのでは」と切り込むが、もちろん信綱は素直に語ることはなかった。
戒についてのルールさえも、気付かれることも想定内だったような印象だ。

今回も結局、いつものように信綱の放った女中ゴースト“楔ノ八”を倒し、新しい印籠を手に入れて終了。アバレンボーイ・印籠。
この流れもパターン化してきたが、『楔』や『印籠』の意味や正体は、未だにわからないままだ。モヤモヤ……。





不偸盗戒の第四階層






戒についてのルールが定かになった今、新所長シーンは『こうやって人はダメになっていく』ことを示す場面と化した。やはり反面教師だったか……。
絶対にダメそうな行動を続けていった新所長は、ついに名前の表記さえ“徳川ゴルドルフ”と化してしまう。
マタハリ達を認識できなかった前回から既に危うかったけれど、もはや違和感を覚えることさえなくなっているらしい。オワタ。









一方、「現在」の主人公たち。
既に戒のルールを把握している以上、簡単に安易な道は選ばない。
最終的には先に進むためにある程度は破らざるを得ないが、できるだけ影響の少ない方法を探る。

前の層ではマタハリの宝具が活躍したが、今回は不夜キャスの宝具のターン。
主人公でもサーヴァントでもなく、更にもう一段階増やした『サーヴァントの操る何か』に盗ませることで、できるだけ敵の意図からずらすことを試みることになった。





???の謎






下層に比べると、正解のルートがわかり辛い気がする第四階層。
長く彷徨っている中で、ふと現れたのは超怪しい「???」というクエスト。
行き止まりらしいが、外観が明らかに怪しい。
なんか白いというか……ともかく不自然。急に突貫で塞いだ、みたいな雑さだ。
雑すぎて逆に奇妙な気もするが……。









強い違和感を覚える柳生とキアラ。しかし二人とも、今は成す術がない。
行き止まりとして諦めて、他のルートを探すことになった。

しかし柳生はさておき、キアラだけは「秘された孔、あるいは亀裂の気配」とやらまでも見抜いていた様子だ。
言えよ……。まぁ今までの流れからして、簡単に言わないのは知ってるけど……でも言えよ!
ちょっと丸くなったように見えても、相変わらず自分の快楽優先なオンナだ。困ったもんだ。