ランス6 プレイ日記108 傷だらけのエンジェル




サイゼルのビジュアルは本当に素晴らしい。
天使のような美しさと華やかさがありつつ、青を基調としたデザインはクールで格好良い。
そもそもエンジェルナイト系列が問答無用に格好良い。天使とか堕天使とか、誰だって好きに決まっている。

容姿だけならばランス6女性陣でもトップクラスだと思う。
……もちろん中身もかわいいぞ?

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







シンボル=命











サーナキアの物言いが冷たすぎて草。志津香やかなみはそこまで言わないぞ!
このシーンではサーナキアが特別に塩対応だった。面白かったので台詞を集めておく。

なくなっても死なないとサーナキアは語ったが……ランクエでの事件を考えるに、たぶんランスの場合、精神的にはタヒぬだろう。
そして肉体的にも死を選びかねない。ランスにとって、それは命と同等以上の価値がある。










そんなランス達を追いかけ続けて、何度もバトルを挑んでくるサイゼル。
しかしなかなかランス達を殺すことができない。
逃げられ続けてばかりで、さすがのユキちゃんにも「何、何回も逃げられてんだよ」と呆れられてしまう。ユキちゃんが正しい。

人類側としては逃げられてラッキーではあるのだが、ユキちゃんの立場からすれば、身体を張ってまで敵の最大の武器を封じたというのに、そのチャンスを全然生かされていないわけだもんな。
そりゃ「ぼんくら上司」呼ばわりもするわ。















健気な使徒ユキちゃんの生首姿を「きもっ」と言い切るサイゼル。お約束のやりとり。
この掛け合い、スゲー好き。







飛行状態でも当たる











サイゼルの猛攻から逃げ切り、ついに温泉に辿り着いた!
何やってんだ、あのへっぽこクソ上司!!(feat.ユキちゃん)

温泉の力だけで、カチンコチ×チンが回復できるのかは正直不安でもあったが、効果はあったらしい。
少しずつだが、氷が溶けていく。
温泉の力ってスゴーイ! 温泉行きてぇ。















が、今までの流れからして、当然サイゼルに追いつかれてしまう。
大事なブツが壊死するか否かの瀬戸際で、追い詰められたランス……キレる!
今までなんだかんだで『イイ女はまず××』最優先で、女魔人には致命的な攻撃をしてこなかったランス。
しかし今回はキレた勢い&ヤケクソ気分で、ついにカオスをサイゼルに……















投擲ッ!!

これぞランスの技のひとつ、「カオス投擲」だッ!
レイとのタイマンでの最適解!
魔人姉妹相手でも良手段なあたりも、6リスペクト(?)。







解凍完了






カオスが刺さったサイゼルは、そのまま崖から落ちてしまった。
ちなみにカオスも一緒に落ちている。

落ちる直前のサイゼルの痛々しい姿には、「しまったやりすぎた……か?」と少しランスも悔やんでいた。
あそこまでクリーンヒットさせるつもりはなかったのだろう。
コントロールが良すぎる。

カオスも回収する必要があるし、何にせよこのまま放置するわけにもいかない。
温泉パワーで無事に解凍も出来たので、めでたくランスも戦線復帰完了。
早速、サイゼルとカオスを探しに行く。
……ああ……主人公(ランス)がパーティに居るって素晴らしいな。安心感が違う。















道の途中では、当然ユキちゃんが邪魔をしてきた。
上司想いが過ぎて、ちょっと泣けてくるな……。
ここまで健気で頭の良い使徒の頑張りを無駄に終わらせる魔人がいるらしいんですよ……。

ユキちゃんと再戦するも、今回もさっくりと勝利した。さすがにまだまだダメージが残っていたのかもしれない。
そして、またもユキちゃん本人には逃げられてしまう。強さとしてはさほどでも無かったが、抜け目のない奴だ。
オーロラといいユキちゃんといい、使徒ってわりと出来る子が多いイメージがある。







傷だらけの天使











ユキちゃんの邪魔を突破して、サイゼルの元まで辿り着いた。
まずエロ目が鬱陶しいカオスの回収を無事に完了。

サイゼルと最終決戦があるかと思ったが、想像以上にダメージが酷いようで、そんな余裕もなさそうだ。
サイゼルを倒す最大のチャンスでもあったが、かわいい女の子に変わりないので、やはりランスはこの場で手を下すつもりもないようだった。カオスは不満げ。










しかし、決着を付けないことには場も収まらない!
勝負だ!!


詳しく語ることも憚られるような熱いバトル展開の末に、辛くも勝利をもぎ取ったのはサイゼルの側だった。
その健闘と美しさに免じて(?)、今回はサイゼルを見逃すことになる。















最後にランスは、「今度、俺様の邪魔をしたら」とサイゼルを脅した。
相当ビビっていたらしく、真っ青になりながら何度も頷くサイゼル。
彼女はこの場から逃げ去り、そのまま二度と戻ってくることはなかった。
ランス6本編中でも、これが最後の出番になる……のだったかな?

謹慎場所からも逃げ出し、カミーラにもランスにも敵わず、良いことも無ければ良いところもなかったサイゼル……。
そんな彼女の“その後”が語られるのは、まだまだ先の話になる。

がんばれサイゼル。
あと、がんばれユキちゃん。















サイゼルの屍を越えてゆくと、ついに目的地だった転移空間の間に辿り着けた。
ここから、まずは次のダンジョンフルーツ遺跡に向かう。その次がマジノラインだ。まだ先は意外と長い。
しかし、最後の戦いは確実に近付いてきている。







ケーちゃんからのお手紙






首都のカミーラさんの元に、サイゼル敗北の報が届く。
前回のような作戦失敗ではなく、謹慎場所で襲われた形にすぎないので、カミーラさんもブチ切れることはない。
が、魔人のメンツを潰されたことには変わりなく、内心ではイライラが増しているだろう。

この場面での七星での報告では、サイゼルのその後について『故郷に戻った』と語られている。故郷ってドコ?
しかし、今後の作品の中では、『敗北したサイゼルは戦死した』という話になっているらしい……というのはどこで出てきた情報だっけ。ブログの記事でオーロラが話していたんだっけ?















サイゼルを襲った相手について、「魔剣カオスとランスではないか」と言い出したのはアベルト。
いけしゃあしゃあと語っているが、ランスについては、他ならぬアベルトが先日から「殺せ」とカミーラさん直々に命じられている。
カミーラさんからすれば、まだ殺ってなかったのかよ……って気分だろう。

しかし、アベルトが丁寧に腰低く対応したこともあって、カミーラさんはそこまで怒らなかった。
お気に入りの使徒への愛着故だろうが、カミーラさんにしては随分と甘い。サイゼルを相手にしていた時とは大違いだ。
今回の犠牲者がサイゼルだったことも含めて、サイゼルの扱いが悪すぎワロタ。















苛立ちつつも、気持ちを鎮めたカミーラさん。
しかし彼女の不幸はまだ終わらない。
……このタイミングで差し出すの、ラインコックも嫌だったろうな。
まーラインコックだからこそ許される場面だったかもしれない。

今回の“手紙”の文面や内容については、この場では描写はなかった。
だが、まぁなんとなく想像はできる。
「また」お手紙が……というラインコックの台詞からして、結構な頻度で送られているんだろう。










それでも、カミーラさんは手紙を(最後には潰したが)読んだ。
読んだうえで、「返事をしておけ」と七星にも命じていた。

大嫌いな相手からの、嫌で嫌で仕方のない手紙に対しても、それなりに我慢をして対応している。
この姿は、カミーラさんのイメージよりも随分穏やかというか、大人な印象だ。
怒りに任せて即手紙を燃やすだとか、苛々を他者にぶつけるだとか……そういった女王様的な様子は見せなかった。

プレイヤー目線では「すごいなぁカミーラさん、我慢してるな。オトナだな」とも思えるけれど、少し見方を変えれば、「ケイブリス相手にこんなに対等に付き合うなんて、カミーラさんも大人しくなっちゃったんだな」とも思えてしまう。
それだけケイブリスの実力と立場が強まってきた表れだろう。相対的にカミーラさんの力が弱まってしまったワケだ。

望んでこんな関係になったわけでもなく、カミーラさんからすれば当然不本意な状況だ。
しかし、“アイツ”からすれば、現状に甘んじているようにも見えるし……。
うーん、不穏な匂いは増すばかり。