リズナの「うそつき」は、前にも聞いたっけ。「プレイ日記071 フォローされない子」の頃だ。
でもあの時とは、また少し状況は異なる。ランスの自覚がないだけに、より切ない感じだ。
相手を責めつつもか弱い言葉は、リズナらしい優しさと甘さのなかに、普段の彼女らしくはない我の強さのようなものも見える。
それでも結局、ランスたちのために誤魔化して無かったことにしてしまう。本当に優しい人なんだよな。
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります
マジックの良い笑顔
中間会議後、「ランスと結婚できないかもしれない」……と落ち込みまくっていたマジック。
しかし、エロピチャとの会話(誘導)を経て、前向きに考え直した。
なんだか目的と経緯とがゴチャゴチャになっていて、よくわからないことになっている気もするが……マジックは笑顔だし、まぁいいか。すごく良い笑顔。
エロピチャの本心など、不穏な要素は無いわけではないが、『友人の助言』に素直に感謝して、「頑張ってね」に「うん!!」と満面の笑みで返すマジックはとにかくカワイイ。
本当に良い笑顔……っつーか、この表情が出たのって今回が初? ランスが絡んだことで、初めて表出するようになった笑みなんだろうか?
マジックのこんな笑顔を生み出すことに繋がったのだと思えば、やっぱり全部これでよかったような気がする。よかったよかった、ハッピーエンドや!
マジックの方針も改めて定まり、全員の最終準備がほぼ完了した。
あとはマジノラインに向かうだけ!
誰よりも活躍して、ゼス王座ゲットを目指すのだ!
出発前に、マジノライン潜入が目前に迫った現在の魔軍侵攻状況を見ておこう。
以前のスクショも並べてみる。脱出作戦以降、集団移動に合わせて変化していった戦況画面の変化が、こうして並べてみるとよくわかる。
上から順番に、『集団キャンプの脱出直後』、『α要塞破壊作戦後』、『マジノライン突入直前』。
状況はどんどん悪くなっていく一方だ。もうほとんど占拠されてしまったと言い切ってもいいレベル。
戦況画面に対するランスのコメントの変化も興味深い。
一連のゼス崩壊事件について、表向きには他人事&どうでもいいものとして扱っている節もあるが、内心ではそれなりに焦りと危機感を覚えているようにも見える。
ひとを きたえる
ランスさえ緊張する危機的状況!
そんな時だからこそ……キムチ鍋を食べよう!!
勿体ない精神が強いあまり、今までずっと実行できずにいた“キムチ鍋パーティ”。
ラスダンを目前にした今こそが食い時だ。
うめ、うめ。
おかわりもあるぞ!!
うめ、うめ……。
そしてごはんをおいしく食べるアルフラや志津香たちがかわいい。
キムチ鍋の不思議パワーでレベルアップ。カラウマー。
ランス・シィル・ロッキー・カロリア・マリア・志津香が経験値をゲットした。
それぞれ25000EXP前後を取得。
貯めておいた甲斐があったのかは、よくわからない。
まだやすくない
続いてかなみにちょっかいを出して、FR上限をアップさせておく。
このイベントは煙のする地下水路攻略後に解禁されていた。
電卓キューブイベント発生のフラグにもなっているはずだ。
……が、先に言ってしまうと、結局かなみ&志津香の電卓イベントは、本編クリアまでには出来なかった。
造幣局やゾンビ共々、挑戦モード待ち。
うっかり“くない”を当ててしまい、何度も謝りだすかなみ。
どこかしょんぼりとした様子で、一生懸命に手当てを行う姿は健気だ。
普段とは少し違う、らしくない空気がくすぐったくてカワイイ。
最後には結局いつも通り怒らせてしまったが、FR上限は25にアップした。
そしてこれ以降、かなみの猿玉××が解禁になる。
いやー長かった……。長かったな。
志津香やカオルよりマシとはいえ、なかなかしぶとかった。
「今日は特別に可愛がってやるぞ」と言われると、満更でもない反応を返すかなみ。
しかし結局優しくしてもらえずに終わる。毎度のパターンだ。
優しくさえすれば即堕ちの可能性大なんだけどな……。
まぁ、だからこそ、そうそう優しくしてもらえないワケだが。残念な運命。
更に更に、かなみのFRイベントもようやく解禁。
普通っぽいデートの誘いに照れる姿が超カワイイ。
……けど、遅いな。かなみ関連は、解禁が遅いな!
改めて振り返ると、イロイロと遅すぎてビックリした。
リズナのFR解禁もガンジーとの再会以降なので、かなり遅くはあったけれど……ラスダン直前でようやくとは……。
ほぼ初期メンバーでありつつ、ここまでガードが固いとは。
かなみらしいといえばらしいが、最近の作品のせいか、もうちょい“ちょろい”イメージだった。
まだまだツン期だということを、改めて思い知らされる。リア登場タイミングも関係していたのかな。
リズナの体質
マジノライン突入前にクリアしておきたかったイベントがもうひとつ。
“彼女の身体は治らない”をチェック。
以前の話の延長で、刺激的なエ□の話題から、リズナの体質についてタマネギの意見を聞く。
プレイ日記でいうと「プレイ日記068 ゼスの危機だが……」の頃にも、同じような話をしていた。その後に「プレイ日記071 フォローされない子」にて、タマネギによる調教イベントへと発展した。
リズナの体質についての相談は、リズナ個人はダニエルに相談しようとして失敗していたこともある。
ランスはランスでタマネギに尋ねていたけれど、その結果は今までリズナの耳には入っていなかったが……思いがけないタイミングで、知られてしまった。
リズナの身体は、本当にどうしようもないのだろうか?
体質はまだしも、せめて子供の件だけでも、なんとかならないだろうか?
そのあたりの悩みへの明確な答えは、結局提示されないままだった。
タマネギの推論が間違っているという説もあるが、公式で明言されていたわけでもなかったと思う。
運命の女説と同じく、どちらにでも受け止められるような形で終わった感じだ。
……どちらにでも受け止めて構わないのなら、信じたいと思う。
「すみっこ」を求める、リズナの淑やかさと大人しさと慎み深さが、もう……。
こんなの、好きにならないわけがない。彼女の幸せを願わないわけがないだろう。
今のまま、傍にいるだけでも確かに幸せだと思う。
でもリズナがそれ以上の幸せを求めるならば、与えてやりたい。
わがままにもならないような、リズナの小さな夢の数々を、片っ端から叶えてやりてぇなぁ……。