ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記046 『お約束』をあえて外してくる感じ




ムーンブルクのテーマは『スパイ』なのでは……ってレベルで、そんな話ばかりが続く。
推理物やミステリーとして考察する分には面白いけれど、今までのノリとは大きく異なるので、この点にストレスを感じる人は少なくはないのだろう。
早くもシドーがウンザリしてきているのも、正直気持ちはよくわかる。

 







拠点レベルUP

最新の調理設備










拠点レベルを上げてほしい、とリックに頼まれた。
いつも通り、仲間たちのワガママをどんどん叶えていく。
まずは、「物作りとはけしからん」とブツブツ言いつつも物作りを求める矛盾ジジイことジロームからの依頼。
新しくお城のキッチンの部屋レシピを教わった!
井戸が必要、とは不思議な感じだ。屋内に井戸があるのは、なんだかちょっと違和感がある。

しかし何より嬉しかったのは、ついに三つの食材を使った料理ができるレンガキッチンの作り方を覚えたこと!
これで料理の幅が広がりまくりだ。楽しみ過ぎてソワソワが止まらねぇよ。
早くからっぽ島で採れた野菜の数々で料理をしてみたい……!
レシピの可能性の追求がしたい!







食材の可能性は無限大










早速、三つの食材を使ったレシピポトフについてジロームから教わった。つーか作らされた。
ジャガイモ、生肉に加えて、を使ったレシピだ。
水はビルダーどうぐかわきのツボをキッチンに使って使用することで投入することができる。
まさかそんな使い方があるとは想像もしていなかった俺、超ビックリ。

ナンテコッタ……。水や温泉水までレシピの食材に加わるとなると、いよいよパターンが無限大じゃねぇか……。ワクワクが百倍になっちゃう。
料理レシピとか探すの好きなんだよな~。
色々と投入してみて、製作中のアイコンが『?』になった時の興奮ハンパねぇ。







建設ラッシュ










一方、かわいい女の子ゼセルはカタマリとなる救急セットの作り方を教えてくれた。
救急セットがあれば、傷を負った兵士は自分で座って回復するらしい。こりゃ便利。
とりあえずベッドルームという名の雑魚寝部屋に置いたけれど、もっと前線に近い場所にも置くべきかな? いや、前線近くだと破壊されるだけか。


ゼセルは外見はかわいらしいが、なぜか台詞は自虐的。影が薄い影が薄い、と自称するあたりが逆に奇妙な気もする。
そんなゼセルからは、「夜な夜な魔物と話している兵士の姿を見たってウワサ」について教えてもらうことができた。
武器が弱いものに入れ替えられていたり物が無くなっていたり、そういった怪しげな噂に詳しい少女だ。

……噂を振りまくゼセルこそがスパイという可能性もあるか?
うーん、まぁまだわからん。
ゼセル自身は、なぜかジロームのことを怪しんでいた。知らんけど、ゼセルの勘は当たらない気がする。















更にアネッサからも依頼を受けて、まほう研究所を建設!
拠点のスペースに不安があるので、作戦会議室の真上の二階に部屋を作ってやった。階段とハシゴを設けて、出入りもし易くしている。
……作戦会議室の様子が見えなくなる?
会議室が暗くて困る?
知 ら ん 。







住民のチカラが……!










そんなこんなしているうちに、ポイントが溜まったので鐘を叩く。
拠点のビルドレベルが2にアップだ!
まだまだ先は長そう。
あと、引きの画になると、城壁周りのドロップアイテムの汚さが露になってウケる。
回収しに行けばいいんだけど……。面倒くさくて、つい……。

ビルドレベルが上がったことで、住人たちの物作りパワーが高まった。今後は建設作業にも参加してくれるらしい。
……って、早いな!?
いつも住民の建設参加は終盤の作業だった。ムーンブルクは、やはり色々と“定番”を外してくる。


鐘の音に引き寄せられて、新しい住民もいつも通りやってきた。
今回はモブっぽい兵士が7人。オッカムルのあらくれ同様、一気に増えたな……。
こう人数が多いと、もう区別ができない。農民やサイドテール女子といった外見の個性の強めな住民しか、覚えることができない。

また、ビルドレベル2に上がった効果のひとつとして、近衛兵たちがスクルトのじゅもんを覚えたらしい。
守備力が上がる呪文だ。住民のスキルがアップするというのは、今までの島では無かったタイプの効果。興味深い。







ビルドレベルアップの効果

物作りが我慢できない










ついに我慢ができなくなったジロームが、教団を抜ける宣言!
前回の鐘でやってきたゼセルや町民も同じ意見のようで、一気にビルダー教徒が増えた。
名無しモブなのに、ちょっと主張が強めな農民に草。農民だからって調子に乗っているのか?

一方、今回の鐘で来たばかりの兵士たちはまだ迷いがある様子だっ。
これもいつものパターンだ。
次の鐘が鳴る頃には、今回の兵士たちもビルダー教から逃れられなくなっているだろう。







疑心暗鬼ジジイのドアップ










しかし、人が増えるとなると、スパイの動きがまた活性化する可能性がある。
人が多ければ多いほど行動は見え辛くなるだろうし、紛れてしまうだろう。

いつも通りブツブツと不安を語るジロームに対し、呆れたのかウンザリしたのか、シドーが文句を言い出した。
正直、シドーの気持ちもわかる。仲間を積極的に疑う感じは私個人としても気分は良くないし、変に不安を広げようとしているようにさえ思える。
……が、それは戦争に慣れていないからこその考え方なのかもしれない。
難しいところだ。










魔物を見分ける方法として、ジロームラーの鏡があれば」と呟いた。
ラーの鏡
知ってる、聞いたことがあるやつだ!!

これは絶対にフラグだろう。
このムーンブルクで、そのうち手に入れることができるのかな?
スパイ云々は、まさにラーの鏡を登場させるための伏線だったのか……?







心配するアネッサ










一方、前回にも少しピリピリした空気になってしまったシドーについて、アネッサからひっそりと助言を受けた。
直接言えば前回のように喧嘩になりかねない、とおそらく彼女は思ったのだろう。
シドーのいない場で、主人公にだけ『シドーの強さと、その危うさ』について再びアネッサは語った。

アネッサ曰く、将軍たる彼女でも出会ったことがないほどに、シドーは強い戦士だという。
一方で彼の奔放さや無鉄砲さは、シドー自身だけでなく味方全員の危険を招きかねないとも忠告した。

確かにシドーは暴れん坊だし、あまり頭は良くない。仲間を守るために無茶をすることもあるし、口も悪いし、言動全てが荒々しい。
……けど、「身勝手な言動」「無鉄砲さ」と言われると、少し違和感もある。
そんな面が無いわけではないが、シドーは基本的に仲間想いで主人公想いの、良い奴だ。
少なくとも、モンゾーラやオッカムルやからっぽ島では、そうだった。


ここで改めて、ムーンブルクの住民がシドーに向ける印象が、以前のものとは異なっていることに気付かされたような感覚だった。
不安視していた通り、シドーはムーンブルクの住民にとって、“少し危険で不安定な奴”だと思われ始めている?
シドー自身が己の悩みでナーバスになっているのと相まって、着々と状況が悪くなっているように思える。

「キミが うまく おさえてやるのだぞ」とアネッサは言った。
普段ならば、確かに出来ると思う。主人公の言葉なら、いつものシドーならば聞いてくれるだろう。
……けど、今のシドーはどうなんだろう?







湧き上がる力










そんな不安を煽るように、シドーは破壊と戦いに傾倒していく。
ヤバいって。
これ、絶対にマズい。
戦うのは必要なことだし、勝利は嬉しいことだけど……これは、ちょっと違う気がする。

うーん、嫌な予感ばかりが膨らんでいく!
ストーリーに不可欠な起伏であり、計算された不安と不快感だというのはわかっているけど、やっぱり苦しいものは苦しい!
早く……早く、ハッピーエンドを見せてくれーッ!!
俺はただ、シドーや仲間たちと一緒に、楽しく日々を送りながら物作りがしたいだけなんだーッッ!!