ランス6 プレイ日記126 桜の通り抜け・前編




楽しみに取っておいたイベント、『桜の通り抜け』に行ってみよう!
脱出集団キャンプの頃から選択可能だったサブクエストだが、本編クリア前は「そんなことしてる場合じゃねぇ」気分だったので、挑戦モードまで寝かせていた。
ゼス崩壊も解決した今だからこそ、存分に楽しめるってもんだ。
バリエーションも豊富なので、じっくり触れていこうと思う。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







今日こそ言えそう「Love me please」






カーマが読んでいたチラシを見せてもらう。
そこに書かれていたのは、『恋人たちのために期間限定で造幣局の敷地を開けているよ』というお知らせ。
伝説の桜の木の下でキッスをすることで永遠の契約が云々……という、ロ~マンティックな催しだ。

このサブミッション自体は本編中、難民移動キャンプをしていた頃から挑戦は可能だったが、落ち着いてから行こうと思っていたので今まで先延ばしにしていた。
待ってろよ、伝説の木!















もちろんランスの目的は伝説の木ではなく、造幣局の金。マネー。
秋の森にあるハニーの造幣局といえば、この世界の基本通貨GOLDを製造する特別な施設だ。
各国も介入できない超法規的存在らしい。スッゲー!
……とはいっても運営しているのがハニーなので、脅されたりご褒美を与えられると生産量をイジることもあるらしい。確か最新作でコパンドンが愚痴っていた。

ダンジョン“秋の森”は無気力キノコが絶許案件な不快な森だ。
他のサブクエスト系でもよく訪れる場所だが、MAPを埋められるのは『桜の通り抜け』クエストの時だけ
今回を逃すと埋めることができなくなる。

また、『桜の通り抜け』クエスト自体も特殊な仕様で、多くの差分を見ることができるので、クリアする際は十分に注意しよう。







愛の試練を乗り越えろ











ランスの目当てだった造幣局は、正面扉からは入ることが出来ない。
まずは桜の通り抜けを、誰かと共に潜り抜けていく必要がある。

秋の森内には多くの説明ハニーが配置されていた。
通り抜けのルールはまず、『男性一人、女性一人で進む』こと。具体的には戦闘パーティーをランスと誰か一人の、二人組編成にすればいい。
そうやって編成された二人で、『いくつかの試練を乗り越える』
簡単な戦闘とテキストイベントをクリアしていけばいい。

そして、試練を乗り越えた先にて、『造幣局の裏庭に咲く伝説の桜の元でキス』。
キスした時点で契約終了、永遠に別れる事もなく他の誰も目に入らない、浮気もない永遠の愛の契約が交わされるらしい。
……ランスも嫌がっていたけど、フツーにちょっと怖くね?
悪質な洗脳じゃねぇか。ヤベーよ、その桜。










ここが試練開始の目印だ。
ここから先、ランス&誰か一人、の“桜を見に行くカップル”として進まねばならない。
複数人で進もうとすると、試練失格で半強制的に脱出させられてしまう。

試練さえ乗り越えれば、複数人パーティーに戻してもいい。















複数人以外にもNGな組み合わせはある。
たとえばマジック。
彼女の場合、『挑戦モード限定ヒロインだから』というのが理由なのかな?
このイベントは本編の難民キャンプ中にクリアすることを想定していると思われるし、まー理解できないわけではない。
……ただし、納得していないとは言っていない。
な~にが愛の桜ルートだよ!! ペッ!!!
テメーが出直してこい!!!















なぜかロッキー相手はクリアできる。
これにはランスも絶叫。ランスでなくても絶叫だろう。
なんでじゃ!!!
なんでコイツはセーフでマジックはアウトなんじゃ!!!















同じくなぜかクリアできるパットン。
ロッキー相手の時に比べるとランスが冷静というか、気の利くパットンに引っ張られていく感じだった。
ゲンナリした空気と、雑なクリア方法が面白い。
そしてパットンの発想力と瞬発力に唸る。デキる男だ……。

本来の目的や嗜好からは大きく離れるが、パットンとのコンビでのテキストは、単純に面白かったのでオススメ。







最初のオンナ











……ってことで、ようやく本題だ!!
ロッキーもパットンも前座。というより、美味しいものは後に取っておこうって話。

『桜の通り抜け』の試練をクリアするだけならば、それこそロッキーでもパットンでも構わなかった。
しかしこのクエストの肝は、イベントクリアでもMAP埋めでもない。
“各ヒロインとのちょっとしたテキストイベントを楽しむこと”ッッ!!
それが最大の目的だと言えるッッ!!!















最初の生贄、もとい相手はかなみ!
君に決めたッッ!!

単に一覧の順番通りに進めよう、と思っただけなのだが、なんというか“最初”にちょうど良いオンナだ。
嫌がりっぷりもベタ、ランスとの会話もいつも通りの安定感。
これが……古参ヒロインの“強さ”ッ……!

合格する度に「いやぁぁぁ!」と悲観する姿は見事としか言いようがない。
格というものを見せていただいた(※テキトー)。















「いやーっ!」
「きゃー!!!!!」
「いーーーやーー!! 〇されているみたいでいやーっ!!」
「うわーん!」
「いやーーーっ…!! 助けて、お母さんーーっ…!」
「いやぁぁぁ!! また合格したぁぁ!!」
「ひぃ…!」


……以上、かなみちゃんの悲鳴一覧。
実家のような安心感を覚える。
バリエーションに富んでいるなぁ。







昔馴染みが続く











新しい相手とのイベントを見るためには、その度に帰り木で撤退しては再訪を繰り返さねばならない。
ちょっと面倒くさいが、ミニイベントのためならば何てことはない。

続いて出陣するのはマリア。
かなみ相手にはノリノリだったランスだが、マリアが相手になると気恥ずかしさが勝つのか、ちょっとツンツンした態度だ。















照れくささでツンツンするといっても、シィルに対する時よりは、ランスの優しさはまだわかりやすい。
終始拗ねたような態度をしていたが、マリアに促されると、結局は素直に受け入れる姿が微笑ましかった。
なんつーか……やっぱガキなんだよな……。だがそこがランスの良さでもある。

マリアもなんだかんだで楽しそうだし、まぁ、よかったよかった。
先日の徹夜ピクニックに続き、軽いデートみたいな感じだった。きっとマリアも嬉しかったことだろう。















桜の元で愛を誓う件については、全力で拒否するランス。
これもまた安心感のあるオチ。
追いかけられたり追いかけたり、ランスを相手にするオンナたちは大変だ。