FGOイベント ぐだぐだファイナル本能寺2019 プレイ日記04 試作品の悪魔




帝都イベント時のクールで怖いイメージが残っていたカイザー・ノブナガ。
だが蓋を開けてみれば、結局彼女もまた「信長」だった。
一見怖いけれども面倒見が良くて、身内に甘くて、格好いい人だった。
カイザーバージョンの霊衣も欲しいなぁ。
弓でも讐でも着用可能求。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







帝都での決戦










越後に隣接する三国の信長。その中で最も危険なのは、やはり帝都のカイザーだろう。
ってことで、まずはそっちを狙ってみる!
他所に行っている間に再び襲われたら目も当てられないしな。

マップアイコンも使用される背景も、昨年イベントを彷彿とさせる“帝都”
イベントシナリオを開始すると、まず士官がカイザーに戦況報告をしている場面から始まった。
前回暴走しまくっていた森が甲型英霊拘束兵、鎧怪人『オニムサーシ』」という名前だったことも判明。ネーミングセンスが絶妙。
また、森の出撃に関してはあくまでも暴走に過ぎず、決してカイザー・ノブナガの命令だったわけではなかったらしい。
焦土兵器な鉄砲玉扱いでは無かったんだね、とちょっと安心。















そしてカイザー・ノブナガの立ち絵も登場。
想像した通り帝都バージョンノッブだが……そ・れ・よ・り!!

ここでヌルッと登場したこの男!!
えっ……本編にも出るのかよ!? 聞いてねぇぞ!
てっきり『あらすじだけを語る謎のグラサン』ってだけで終わるのだと思っていた……。
実装ワンチャンか? ……いやー、難しい気がするけどなぁ。















どうやら僧兵風英霊兵も森の謎鎧も、このグラサン男(仮)が関わっているらしい。
本編に登場するどころか、黒幕側の立ち位置か……?
カイザー・ノッブとも、決して仲良しこよしの味方同士というわけではなさそうだ。
あくまでもカイザーはグラサン男(仮)から『英霊兵や英霊拘束具を購入している』だけの関係らしい。武器商人みたいな感じ?

グラサン男(仮)にも「主」が存在する様子だし、まだまだ何もわからない。
こいつ自身も、こいつが所属する組織も、主人公達にとって敵なのか味方なのかさえ不明だ。でも今のところ、どう見ても怪しい側だ。
原作帝都でも特殊な存在だったこの男が、今回どんな立場で物語に関わってくるのか……面白くなってきたな。







正論VSバーサーカー










カルデア家も帝都に到着していた。
ノッブも思わずツッコむ文明開化な町並み。時代考証無茶苦茶か?
今回は状況がハチャメチャ過ぎるせいか、ノッブがツッコミ役として輝きまくっている。
ボケる時も多いのだけど、ツッコミをほぼ一人で任されている状況なので負担がデカい。ツッコミの人材不足が激しいッ……!

そしてウォシュレットといえばホロウ凛。
英霊がトイレの謎は当時からのネタ。















移動中、帝都の街中で奇妙な集会を見かけた。
僧兵っぽい服装の妙なモブ男が、帝都に住む一般市民に食料などの物資を無償で配っている。
会話の内容からして、この僧兵は噂の“西の極楽浄土”に関わる側の人間らしい。街道を塞いでいるという魔王信長に対してもちょっとトゲがある感じだ。

おそらくこの僧兵たちはカイザー・ノブナガ側の人間ではない。
カイザーの許可を得て活動している、また別の勢力なのだろう。
活動の自由云々の流れ的に、あのグラサン男(仮)も同陣営である可能性は高そうだ。















敵か味方かもわからない相手だが、ここは既にカイザーに近い土地だ。
下手に関わって騒ぎを起こすのは危険だ……などという思想はバーサーカーには無い。少なくとも森長可には無い。

見ていて逆に僧兵側がかわいそうに思えてくるレベルの雑な絡みだった。イチャモンすぎてウケる。
説法もありがたい話も無視される姿はシンプルに哀れだ。理論立てて説明しても、そもそも話を聞いてくれない相手は困るよネ。

そして主人公→森が「森君」呼びなのも改めて判明。
馴れ馴れしくて草……と思っていたら、マシュ→森も「森君」だった。
ずず……ずっるーい!
マシュの「君」呼びとか超レアじゃないか!?
どうやったらマシュに「君」で呼んでもらえるんだよ!?
ずるいずるい、チートだチート!!







操られ沖田さん










僧兵を守るために現れたのは、まさかの沖田さん!
前回に森が着せられていたものと仕組みは同じ、“乙型英霊拘束具”によって操られているらしい。
こちらの言葉がほぼ通じないのはさておき、言動も過激でややバーサーカー染みている。いつも通りと言えなくもない。
でも「帝都を荒らす不届き者をこらしめる」活動自体は間違ってはいないんだよな。
さっきの場面、どう贔屓目に見ても森の方がヤベー奴だったもんな。















叩きのめした結果、一応正気には戻った様子でもあった沖田さんだが、「コフッ」からのKOで戦線離脱。
詳しい話は聞けないままだが、とりあえず身体の確保だけは出来た。もっとも操られていただけの沖田さんからは、敵方の情報を得るのは難しいだろう。
できれば先程の僧兵たちを調べたかったが、戦闘のドサクサに紛れて逃げられてしまった。
貴重な機会を失ったのは悔やまれるな……。

まーともかく、今優先すべきはカイザー・ノブナガだ。
敵は帝都にあり!
景虎が楽しそうで何より。







悪魔の試作品










昨年のイベントを彷彿とさせる決戦の地にて、カイザー・ノブナガと相まみえる。
カイザーは既に敗北の可能性を受け入れているようでもあるが、それでも最後まで足掻くべく、やるべきこと全てをカルデア家との戦いにぶち込んできた。
このあたり、知的でもあり豪快でもある信長らしくてとても良い……。
一見無茶苦茶で実質やりたい放題なのだけど、無策や無謀でもなくギリギリまで自分らしくあり続けるところがホット&クールでかっけぇ。
やはりノッブは戦国時代抱かれたい女ナンバーワン(?)。















カイザー・ノブナガが最後に繰り出したのは、グラサン男(仮)から渡されていた「試作品」。
その名は「■■■■■■の悪魔」と今は正しく表記されていない。
外見としてはそれこそ昨年帝都で目にした“第六天魔王”によく似ていたが、戦闘時の名前の表示は“黒い巨人”だった。

しかし能力的には昨年の“第六天魔王”と程遠い。
「試作品」であるが故の弱さなのか、そもそも全くの別物なのか……?
カイザー・ノブナガ自身も、詳しくは語ってくれぬまま逝ってしまった。
もっとも、彼女自身もどこまで知っていたのかは謎だ。塗り潰された部分の正式名くらいは知っていただろうか?







カイザーの最期










言い残すことはないと笑い、悔いた様子もなく消えていったカイザー・ノブナガ。
外見は少し違っていても、身内に甘いところも豪快で迷いのないところも、我々に馴染み深いノッブに通じるところのある格好いい人物だった。
森の件も誤解だったし、雰囲気はクールだけどやっぱりノッブはノッブだな。

謎の僧兵やグラサン男(仮)の件など、色々と聞きたいこともあったので、カイザーとあまり話せなかったのは正直残念だ。
消滅せず、このまま仲間に加わってくれたら……とも思ったけど、同じノッブ同士の両立は難しいのかもしれない。
まーこの『大量にノッブがいる』状況がそもそも何なのかも不明なので、ノッブの共存が可能なのか否かさえ現時点では不明なわけだが。















カイザーが消えた際、足軽ノッブと森、景虎が少し気になる反応をしていたのが引っかかる。
敵にも味方にも、未だ謎は多いが……それでもとりあえず、帝都は攻略完了!
最も危険度の高かった地域はとりあえず平定できた、といって良いのだろう。
間違いなく一歩前進のハズだ。