ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記055 引き裂かれた友情




誰を入れるも何も、既にあらくれが自主的に入っている。
絵面がシュールすぎて正直ワロタ。

……が、そろそろ笑っている場合でもなくなってきた。

 



今回の記事には、DQB2における重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。







デーモン兵団との決戦

アネッサは敵なのか?










氷の塔で入手した情報&素材で、デーモン兵団対策の新魔法兵器の準備も無事に整った!
新たな出城が完成したことに喜び、これからも頑張ろうと意気込むアネッサに対して、シドーは妙な反応をしてみせる。

リックの抱いた疑惑について、現時点で話を聞いているのは主人公&シドーの二人だけだ。
しかし彼らはどちらも隠し事に向かないタイプなので、すぐにアネッサにも「どうした?」と聞かれてしまった。
よく見てみると、確かにシドーの距離が超近い。そりゃアネッサじゃなくても戸惑うわ。















アネッサの問いに巧く答えることができないまま、デーモン兵団の襲撃を受ける。
色々と気になることはあるけれど、とりあえず今は戦うことを優先すべきなのだろう。

……わかっているけど、なんとももどかしい。
休む間もなく襲ってくる魔物達との戦闘に心身共に引っ張られてしまって、難しいことや厄介なことについて悩んだり相談したりする“時間と余裕”自体が奪われている感が否めない。
ずっと『何か』が噛み合わないまま、戦いだけがどんどん続き、既に最終決戦も近付きつつあるように思える。

だが……このまま進んで、本当に良いのか?
ちゃんと話し合ったり、ひとつひとつのトラブルやズレを解決したり、“戦い”以外のことにももっと目を向けたい。
だが今では、そんなことを考えているのは主人公とプレイヤーくらいなのかもしれない……。







凍った敵を囲んで殴れ










やはりデーモン兵団の攻撃は激しい!
出城もかなりのダメージを負い、せっかく設置したトラップもガンガンぶち壊されていく。
ヒャドトラップリモコンスイッチで作動させる……みたいなシステムが、いまいち理解できていない俺。タイミングよく踏むべきなの?
わからないまま、それでもなんとなく勝てた。勝てたから、まぁいいや!
ヒャドトラップに引っかかった敵は氷漬けになるのだが、ボスクラスのサイズが凍るとなかなか圧巻の光景。







三兵団を撃退完了

500万ゴールド!










大・勝・利ッッ!!!

それなりに城壁は損害も負ったが、後で皆が治してくれる。
三兵団を倒す目標、「おうさまのめいれい2」オールクリアだ!

ご褒美に500万ゴールドをくれると言い出した王様だが、雰囲気だけで言っている。
そもそもジロームも王様も、「ゴールド」の意味がわかっていない。
前のオンバとの会話でも思ったけど、やっぱりこの世界はゴールドという概念が無いんだな。
ギャグっぽく流されるけど、よく考えると異常でちょっと怖い。世にも奇妙な〇語じみてる。
「概念は無い」のに「話題に出る」のも、普通に考えると不気味な話だ。







『僕の目的』










勝利で賑わうムーンブルク城。
まだ戦いが完全に終わったわけではないが、一時手に入れた平穏に誰もが少し明るい気持ちになっていた。
次の戦いに向けて準備を進めよう、と気合を入れる城の仲間たち。
そんな中、リックが主人公に用があると言い出した。
城の仲間に物作りや部屋作りを頼まれるのはいつものことだ。
なんてことないと請け負ったはいいが……。

……この時点で、「ん?」みたいな感覚はあった。
正確に言えば、前から薄々感じていたけど確証はなかった不安が、ここに来てグッと濃くなったような感じだった。







誤魔化せなくなってきた不審










なんか……スッゲー嫌だ。
嫌な予感しかしない。不安と不審しかない。
まだ確証はないし、断言するほどの根拠があるわけでもないし、そもそも第一島民としてずっと共に頑張ってきた仲間でもあるのだし……。
でも、「そう考えたくない」という気持ちだけでは、そろそろ誤魔化せなくなってきた。
さすがに、これは……。







ヒビ割れていく何か

牢屋に入る人物










シドーとムーンブルク住民の不和やズレ。
物作りができず、戦いにしか役立てないシドーの不安。
ラーの鏡の一件を機に生じてしまった、主人公へのごく僅かな不信感。

……水面下で膨らんでいた色々が、ここで一気に臨界点まで達した。
すべてが敵側の計算通りだったわけではないだろうが、筋書きとしては完璧に近い。
ムーンペタラーの鏡の件をも乗り越えようとしていた彼ら二人の関係に、明確な亀裂が入った瞬間だ。

このあたり、主人公及びプレイヤー目線では本当に辛い場面でもあった。
何もできず、状況を変えられず、それでも流れから抜け出すことも出来なくて……。
ストレスのたまり方、エッッグい!
後でドカンと上げるために下げられているのだろうと道理ではわかっていても、耐えられなくなりそうなレベルでしんどい!!







総督登場










嫌なタイミングで、更なる襲撃。
敵が空気を読まなさ過ぎてマジで辛い。いやむしろ読んでるんだろうけどさぁ!
ホンット、色々と最悪!!

現れたのは散々暗闇の中で話をしていた「あくましんかんさま」と、大総督アトラスだ。
シドーが囚われの身になった隙を突いて襲ってきたか……。
「あくましんかんさま」、スゲーよ。完璧だよ。理想の部下。















リックたちは地上に迎撃準備に出て行った。
よし、今のうちに……! とシドーに近付こうとしたが、どう足掻いても邪魔が入ってしまう。
テ、テメェ……『元あらくれ』……!
転職を手伝ってやった恩も忘れて、俺に指図しようってのか!

シドーをすぐに牢から解放してやることはできなくても、せめて話くらいはしたい。
怒りを解いてくれないかもしれないし、もう絶交だと見捨てられるかもしれないけど……それでも最低限、こちらの気持ちを伝えたい。
だがそれさえも今は許されない。


今後もずっと、牢屋に近付こうとする度に『元あらくれ』が邪魔をしてくる。
は、腹立つ~。コンニャロ、おまえもスパイの一味か!?
そうじゃなくてもぶっ飛ばす。















シドーが居ないため、戦闘開始の選択肢を担当するのはリックになっている。
慣れないし、落ち着かない……。
ア~アッ!! やる気、出ねぇわ~~~~ッ!!

幸いアトラス本体が襲ってくることはなかったが、なかなかの図体&耐久力の中ボス含めた軍勢との大混戦となった。
シドーが居ないことで与えられるダメージも減っていたりするのかな?
混戦過ぎてイマイチわからないが、ともかくなかなかしぶとい奴らだった。