ランス10 延長戦38 【ランス6縛り⑱】贖罪のためだけでなく
今回で【TURN9】も終了。
残りターンもかなり減ってきた。
「海から」ではなく「空から」クリアを考えているので、多少の余裕はあるけれど、やっぱりカツカツだ。
「強行突破」クリアなんて10ターン目に終了だもんな……。まぁそっちはホーネット必須なのだけど、ともかく『10ターンで終了』というのは色々とやり辛い。カード厳選プレイとか未見イベント回収目的でも、利点が少なすぎる。
思えば「強行突破」、まだ一回しかクリアしていないような気がしてきた……。
……またやろう。そしてホーネットとイチャつこう。
※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意
またリーザスで魔人退治
魔人の面汚しよ……
作戦フェイズは、前回に続いてリーザスへ向かう。
2ターン連続リーザス!
これで一気にリーザスの魔人も掃討完了(予定)だ。
本来はシルキィ目当てでやってきたリーザスだけど、残念ながらシルキィは強制送還済。
代わりに謎の魔人レキシントンが出現したらしい。
……しかし、シルキィ達をケイブリス側に縛っている人質であるホーネット自身は、前ターンに既にお亡くなりになっている。
まだ情報は出回っていないのかな……などと深読みできなくもないけど、単にシナリオのタイミングの都合ってだけなんだろうな。
なんてことを言いつつリーザスに入って早々に予想外のドロップ!!
パ……パットンだァーッッ!!??
貴重なリーダー使用可能キャラクター!!
かつ、超貴重なヘルマンユニット……!!!
今までマジで何もできなかったヘルマン所属が、ついに動き出す!!!
……と言いたいところだが、現実は非情だ。
10ユニットとしてのパットンは、正直アタッカーとしてはかなり使い辛い。
味方ガードは自動発動補助スキルとして有用だが、自動戦闘で着々と力を身に着けてきたヘルマン勢の攻撃力を生かせる場はほぼ無いだろう。
クッ、せめて黒歴史カードの方ならば……!
リーザスという土地も合っているし、黒歴史verとの運命の出会いにワンチャン期待しておこう。
夢を見るのは万人に許された絶対特権。
冗談はさておき、前回に続いて今回も「リーザスでの魔人退治」自体は縛りプレイの目的に大きく関りはない。
どんどん進め、パパッとクリアしてしまおう。
途中には『オーロラを所持しているか否か』でも分岐が発生するのは少し特徴的。
リーザス解放時にも分岐が存在していたり、オーロラの有無で生じる変化は意外と多い気もする。
ルート分岐のみならず、キャラの有無によってテキストの細かい変化も無茶苦茶多いし……改めて考えても、ランス10のテキスト量って異常だよな。
正気じゃない。頭がおかしい(※全部褒めてる)。
サクサクっとリーザスめぐり
リーザスに配備されているチューリップは、マジノラインでの活躍&破壊も懐かしい超遠距離砲撃タイプ・マレスケ。
移動も組み立ても大変な超重量タイプだが、威力と距離と命中力が凄まじい。パイアールにもアイデアをパクられるレベル。
ハウゼルルートを通ったランスからすると、マレスケとの再会は久々だった。
シルキィルートではもうちょっと出番があったような気もする。
うーん、最近あらすじスキップを駆使しすぎていて、分岐の多いリーザスや二枚抜きしがちなヘルマンなどのシナリオの細部はうろ覚えになってきた。
その一方、自由都市はほぼ毎周回でクソ丁寧に進めざるを得ないので、若干飽きも感じてきたんだよな……。
もう山登りは飽きたよ……。
そして肝心のレキシントン。
今回はあえて、最後までレキシントンを生かし続けて、本人と決戦するパターンを選んでみた。
使徒たちの弾幕は相変わらず厄介。
レキシントン自身の攻撃力もかなり高くて痛いけど、ちょくちょく外すのがありがたい。
レキシントン戦は上記のメンバーで挑んだ。
使徒弾幕解除のマジック&マリア、行動妨害係のかなみ&オーロラ……というW体制は最近のボス戦鉄板面子となっている。
オーロラをこんなに活躍させたことなかったぜ……。縛りプレイって面白い。
アタッカーはランス&シィルに任せ、レキシントンの痛烈な一撃はパットンに耐えてもらう。
急造された上にユニット縛りを強制されたパーティーだが、こうして見ると意外とバランスの良い編成だ。
難易度も12と高くなってきて、若干の苦戦も予想されたが……結果的には無事勝利。
これでリーザスの魔人、二体目も討伐成功となった。
食券mgmg
勝利の後はたっぷり溜まった食券タイム!
一枚目は仲間になりたて&ボス戦でも地味に頑張ってくれたパットンにプレゼント。
ランスとシィルの関係を「お似合いだぜ、実際」と語ったり、妹の入る隙も一応考えてみたり、相変わらず仲間としても兄貴としても頼りがいのある格好いい男だ。
お似合い呼ばわりされても、昔のようにランスが変なキレ方をしなくなったのは、これもランス自身の成長と考えてもいいのかな?
もしくは相手がパットンだから、聞き流すだけのゆとりが持てているのか。
そんな堂々と安定した漢が、リアが登場した途端に素直にソッコーで逃げているのが面白い。
リアに対して弱味がある……というより、強い弱いの場に出る前に踵を返しているのは確かに巧いやり方だ。
シンプルな体力勝負ならリアが追いつけるわけもないし。
二枚目はマジック、三枚目はナギに使った。
さっき登場したばかりの女王が、また出てきた……。と、言っても、リアの出番自体が食券全体で多いってワケではない。関係者の食券には登場するけど、ある程度範囲は絞られる。
食券の出番の量というだけなら、やはりランス城に常駐設定のメンバーが恵まれている。ランスやシィルはもちろん、クリームもやけに多い。
マジック編にはスシヌとザンスが、そしてナギ編にはリセットも登場したので、期せずしてランスチルドレン大集合シリーズみたいな形になった。
ナギ・リセットコンビの仲良しっぷりが描かれるようになったのは本作からだったっけ?
すっかり定番コンビみたいに思えているけど、ナギの設定を考えると、どう早くてもランス9ED以降に初対面だったはずだもんな。
出会ったばかりでもあっという間に親しくなり、懐いてしまうのはいかにもリセットらしい。
同じ年頃の子供はカラーの村にはいなかったかもしれないし、友人でもありちょっと年上のお姉ちゃんでもあるナギの存在は、新鮮で嬉しかったのかもしれない。イイハナシダネー。
【TURN9】末に……
マジノライン、最後の戦い
【TURN9】終了までにメディウサ討伐を終えていない場合……マジノライン攻防戦の様子が描かれる、このイベントが発生する。
二枚抜き狙いなら早期に条件クリアしてしまうし、運命の女マジックが欲しい場合もやはり早期に条件クリアしてしまう可能性が高い。
そう思うと、狙わない限りなかなか見られないイベントでもあった。
突破はされたが完全には崩壊していなかったマジノラインに近付く『最期』の時。
無敵の魔人と最強の使徒執事に襲われては、一般兵などひと溜りもない。
もはや軍らしい軍も残っていない様子で、犠牲はどんどん増えていく。
敗戦濃厚な土地に駆け付けたサーバー親子。
彼らはそれぞれ個別にここに辿り着いたらしい。示し合わせて集まったワケではなかったのか。
それどころか、相手が生き残っていたこともパパイアが狂気から解放されていたことも知らなかった様子で、今更のように互いに驚き合っている。
パパイアがネルソンの生死を知らなかったのはまだわかるけど、ネルソン側も知らなかったのか……。
ゼス関連の情報もゼロで、この三年間ネルソンは何をして過ごしていたんだ? 外国放浪? 入院で情報遮断?
三年前、ランス6の時代に多くの罪を重ねた父と娘。
彼らは親子で結託したわけですらなく、それぞれ個人に活動した末にとんでもないことをやらかした。
信じられないくらいの犠牲を生んだ、悲劇の原因だった。
それを悔いて、ずっと贖罪のために静かに研究を続けてきたパパイアだけど……今この場にいるのは過去のせいだけではない。
彼女たちは過去や現在を想いながらも、この先にある未来のために、もう少し足掻こうとしているのだろう。
マジノラインは落ち、サーバー父娘は命を落とした。
彼女たちが抵抗したことで生み出せた成果は少ないかもしれないが、それでも何かは残った。
このシーン、パパイアの最期の台詞が滅茶苦茶イイ。
「あの」パパイアが言うことが最高の皮肉でもあり、彼女らしくもあって、とても好きな台詞だ。
気に入ったキャラクターが命を落とす、という意味では確かに悲しい場面ではあるのだけど、とても格好良いし美しいしで痺れる。惚れ直したよ。
魔軍完全撃退
一方、事前に点灯していた通り、自由都市は自動解放に成功!
これで自由都市方面は完全に安泰だ。ふー、よかったよかった。
戦況画面によると、今回の犠牲者数としては……。
魔人二人討伐&戦果フルのリーザスは2000人の被害。残りの総兵力6万6000人。
魔人二人討伐&戦果ゼロの自由都市は4000人の被害。15万8000人で大反撃作戦成功。
魔人二人討伐&戦果ゼロのヘルマンは3万人の被害。魔人ワーグ発生。
魔人一人討伐&戦果2のゼスは1万1000人の被害。残りの総兵力15万7000人。
……という感じだった。
魔人二人討伐しても、そもそもの着手が遅かったリーザスは未だにヤバい。
敵側の「大規模作戦準備」点灯に要注意し続けよう。
余裕があれば手動解放もすべきか……?