ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記071 破壊天体に道交法はない




レシピを思いついたり設計図を描いたりする時、いつも背負っている本のページを捲ったり掲げたりするDQB2主人公。
前作ではどんな感じだったっけ……?
違う仕様だったのは間違いないと思うのだけど、憶えていない。

「背中の本」については、以前にも誰かに尋ねられたことがあった。
そういうモノと認識して、デザイン性以上の意味を考えたことはなかったけど……最終的には、ちょっと意外なオチも用意されていた。

 







仲間がガンガン増えていく

『死なずの騎士』の上下関係










地上にいた最初の『死なずの騎士』に声をかけて、彼らとの協力関係も約束通り成立した。
「これは われらが のぞんでいた ほろびの日」とそれらしい理由付けをして消滅を受け入れようとしていた騎士たちだが、心の奥底では誰かに背中を押してほしい気持ちもあったのだと思う。
声をかけて、誘ってみてよかった。キッシムとも再会できたしな。

これで『死なずの騎士』三人とキッシムが箱舟メンバーの仲間入りだ。
キッシムが「キッシムさま」と呼ばれ、他のモブ騎士よりも偉い地位っぽかったのは予想外。
モンスターとしてのランクの違い?
ドラクエモンスターの知識が浅いので、そのあたりがよくわからん。グリムンやジゴックさまたちの種族名も、未だによく知らない。







どう見ても過積載





四人を更に追加して……もう超スーパーカーの乗り方も無茶苦茶だよ!
人数制限とかクソ喰らえ! 破壊天体は無法地帯なんだよ!
キッシムなんて、ヨージスの背中を踏んでないか?
そいつ、一応ハーゴン教団のエラい神官さまやぞ。

マジでそろそろ帰りたいのだけど、メタッツがまたも要救援者を発見してしまった。
わかった、わかったよ! もう勝手に乗りたいだけ乗れよ!!(ヤケ)
つーか黒いウズ地帯以外は、何人かは自力で走って追いかけてこいよ!










車から降りると、一緒に避難中の魔物たちも全員主人公に付いてきてくれる。
地面に立って並んでいると、人数の多さになおさら驚くな。
でもゾロゾロと動くのはちょっと楽しい&嬉しい。協力してくれる奴がこんなに居るんだな、と改めて実感できる。

新しく見つけたのは、某ムーンブルク兵士長を思い出させるタイプのシルバーデビルっぽい魔物だ。
「暗黒の空間」とやらに友達が囚われてしまったらしく、この場で悩んでいたらしい。
さっそく、彼の代わりに「暗黒の空間」とやらに飛び込んでみよう。







黒一色の空間










うわっ、マジで暗黒だ。
まさに闇の中だ!

画面上はもちろん、ミニマップでの表示も『黒』一色だ。塗りつぶされたみたいな不気味な様相だ。
向いている方角もわからないが、目印アイコンを頼りに近付いていく。
この中で「黒いウズ」とか「破壊神のウデ」とかが発生したら……と思うと怖すぎワロタ。


真っ暗な中を手探りで進み、ようやく相手を見つけたっぽいので話しかけてみる。
暗黒の空間に囚われたという友達は、どうやら自らの意思で引きこもろうとしていたらしい。
「イヤなモノは 見ずにすむ」からと、前向きなんだか後ろ向きなんだかわからない破滅思想の元に、滅びを受け入れるつもりだったようだ。















「闇の中ならば、つらいことも何も見なくていい」という意見に対して、「オマエと一緒に見たいものがまだある」と返した魔物。
なんだよ、普通に熱くて良い話じゃねぇか……!
口は悪いけど、友達想いだということがよくわかる。

友人の言葉に心を動かされて、結局彼らは二人とも「見たことがない箱舟」を見るために、主人公に同行してくれることになった。
箱舟に着けば、更に心境に変化も生まれていくだろう。
よしよし、良い調子!
……と、ノリノリになっていたその時ッ。















死んだーーーッッ!!???

うっかり操作をミスって、黒いウズに吸い込まれてしまった!!
キラーGが警告していた通り、即死!!
吸い込まれるや否や、「ちからつきた!」表示されてしまった!!!

あああ……ナンテコッタ……。
箱舟まで、あとちょっとの距離だったのに……。







……という夢を見たんだ










死の間際、暗闇の中でメタッツに呼ばれ……気付いたら、拠点の箱舟に戻っていた。
しかも新しい仲間も全員連れているし、超スーパーカーも車庫に戻っている。
ラ……ラッキー!?
これがデスルーラってやつ!?

ヨージスの『破壊の聖堂』あたりからリスタートだろうと腹を括っていたので、この結果は予想外。
死んだはずなのに目的地に無事到着しているうえ、何事もなかったように仲間たちは箱舟到着&新しい仲間に喜んでいる。
白昼夢のような気分。















ま……まぁ、いいか!
ともかく皆を無事に箱舟に連れてくることには成功したんだ。
ヨージスもキッシムもみんな一緒だ。デスルーラで失ったメンバーは居ないようで一安心。

当然、昔馴染みのキラーGやグリムンは、キッシムが無事だったことに大喜びだった。
グリムンに至っては涙ぐんでいる。ヘヘッ、泣き虫なヤローだぜ。
初期の四人で行動していた時間は決して長くはなかったけど、見知らぬ土地でわからない事だらけでヒーヒーする中で出会った彼らの事を、私個人はあっという間に気に入ってしまっていた。
だからこそ、その中の一人だったキッシムを失った時は、なかなか凹んだもんだ。
……よかったなぁ。改めて喜びを噛み締める。







箱舟の完成を目指せ

いつかは行きたい『ハーゴン城』





ジゴックと言葉を交わしたことでヨージスも素直な想いを語るようになり、箱舟の一員に加わることを改めて宣言してくれた。
元幹部級のジゴック&ヨージスが協力すれば、更に箱舟計画を進めやすくなるだろう。
ヨージスは敬語キャラに加えてジゴックに対して「ジゴックさま」と呼んでいるので、階級的にはジゴックの方が偉いのかもしれない。










更に、破壊神に関する新情報!
暗い空に浮かぶ『ハーゴン城』に、シドーは居るのかもしれない。
周囲は黒いウズだらけな上に、空を飛べないことには辿り着けないような場所だ。
すぐに突入、というわけにはいかないだろう。

存在について気に留めつつ、引き続き箱舟の完成や超スーパーカーの改良に尽力していった方が良さそうだ。
まだ先は意外と長いのかな?







SFチックな箱舟










箱舟の設計図の続きを書き上げた。
箱舟っつーか宇宙船?
なんだかスゴい代物が仕上がりそうだ。
マシンパーツを大量に使っているし、一気に世界観がSF寄りになった感。

材料はまだまだ足りなさそう……と思いきや、留守番していたグリムンやキラーGたちで、色々なものを用意してくれていたらしい。
素材の収集のみならず、マシンのかべなどの建材製作までしてくれたらしい。スッゲーな!
「魔物に物作りなんて無理」なんて定説はもはや過去のものだ。
やる気さえあれば、どんな奴だって物を作ることができる。もちろん壊すことだってできる。










改めて、箱舟作りを開始しよう。建築人数はたっぷり居るので、完成までにそう時間はかからないかもしれない。
今回は箱舟の『底』の部分のパーツが多いので、仲間たちも箱舟の下に潜り込んで作業している。
様子を見に行くと、ちょっと狭くて息苦しい。DQBシリーズのカメラワークは、前作よりはマシになったけど、もうちょい改良の余地があるような気もするなぁ。
天井が低いところとか、具体的に言うと屋内とか、やっぱり見辛い。
せっかくステキな家を作ろうと思っても、視認性・操作性効率優先だと屋根ナシ平屋建設がベストアンサーになってしまうんだもんな~。










作業中のヨージスに話しかけると、「なぜ破壊神と友達になったのか」ということについて改めて問いかけられた。
主人公にしてみれば「破壊神と友達になった」のではなく、「友達になったら、実は破壊神だった」のだ……と打ち明けると、驚いたのか呆れたのか、ヨージスは唖然としている。

そして最後に、「かならず 決別の時が来ます」とヨージスは嫌な忠告をしていった。
確かに言いたいことはわかるけど……そもそも、「決別の時」は既に終わっているような気もする。
ムーンブルクの最後と、からっぽ島での別れは、まさにその「決別の時」だった。

つまり……決別は既に終わったので、あとは再会するだけってことだよ!!
落ちきったら、あとは上がるだけ!! きっとそうだ!!!
異論は認めねぇ!!!