戦国ランス プレイ日記017 あちこちで吹き荒れる恋の嵐



上杉家へとすぐに攻め入らなかったのは、楽しみを後に取っておくためだった。
ついにやってきた『この時』。
人が恋に落ちる瞬間ってヤツ、この目に焼き付けてこうぜ!

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





タイムオーバー?

勝手に割られる瓢箪




あっ……!

なんてこった。武田家の分の瓢箪が、藤吉郎の手で持ち出されてしまった……!
もちろんパッカンバラバラ。オ~ワタ!
織田家・足利家に続いて、三つ目の瓢箪が割れてしまった。

うーん、ちょっと侵攻速度が遅すぎたんだろう。
現時点は50ターン目。この段階まで3個目が割れていなかったら、勝手に奪われて割られてしまう……みたいな感じなのかな?

せめて今から攻め込む上杉家の瓢箪を割ってくれればいいものを、わざわざ強力な武田家の瓢箪に手を出すあたりが汚い。サルは汚い。
瓢箪は全部で8つある。シナリオが進展するのは、5個割れた段階……くらいだったか?
いつまでもダラダラと国攻めをしていたかったけど、こういう形で急かされてしまうと、ちゃんと先の事も考えないとなぁ~。ぼんやり。









香姫が現れたのにドキッとするプレイヤー。
幸い、今回は素直に引き下がってくれたので、『事件』はまだ起きずに終わった。
香姫の気持ちは痛いほどわかるので、いつまでもこんな状態が続かないことは知っているけど……それ以上に、彼女が無事であることにまず安心してしまう。

事が動き出すのは、まだもう少し先になるだろう。
……でも、武田の瓢箪が割れたとなると、そう猶予はないかもしれない。
上杉との戦が終われば、上杉の瓢箪も割れてしまうしなぁ。
えーとその後は……どうなるんだろう?





上杉家との初戦

軍神、出陣




ともかく、始まってしまった戦は止められない。
開戦したばかりの上杉家と、初めての合戦だ。

上杉家との最初の合戦となると……まずは敵の情報をチェックチェック!
今回斥候に働いてもらったのはミッチー。この男、内政値が悪くないので、それなりに使いやすい。
交渉も探索も建築も、全部それなりに出来るところがちょっと嬉しい。

そして調べた結果……発見!
謙信だ! 敵勢力に謙信がいるぞ!!







謙信が居るとなると……迎え撃つのはこの男だけで良い。
自殺行為にしか見えない戦法だが、謙信が出陣する上杉家戦では、このカードがベストに近い。





運命の出会い?




大胆にも本陣に単身切り込んできた上杉謙信。
武田などを相手にしている時もそんな感じだったっけ。
この子、いつも本丸を襲ってるな。

相手を一目見て、美人だと鼻を伸ばしたランスだったが、いつまでもニヤついてはいられなかった。
カオスにさえ「心の友には分が悪い」と言われ、ランス自身も(た、確かに避けるのがやっとだぞ)と素直に考えてしまうほど、謙信の攻撃は激しい。
避けられるだけで十分スゲーだろうけど。









必殺のランスコサックも不発に終わり、万事休すッ……!
ぐぬぬッ……ランスコサックさえ完成していれば、形勢逆転もあり得たのにッ……!

刃物片手の謙信にマウントを取られて、完全に詰んだ。
アカンオワタ。戦国ランス、完ッ!
次回から、主人公は真面目な息子ダークランスとなりますッ!
愛と希望と勇気に溢れた、よいこも遊べる新シリーズにご期待くださいッッ!!









……と、思いきや。
ランスの“オーラ”に恐れをなしたのか……謙信はランスを殺し切れず、慌てて走り去ってしまう。
軍神には似合わない、華麗さに欠けた逃げっぷりに一同唖然。
何が何やら、ランスにはまだわかっていなかったが、腰に提げた魔剣カオスだけは早くも何かを察してニヤニヤしていた。
あまずっぱ~。





混乱する人と国

悩める軍神






続いて上杉フェイズ。
兜を脱いだ謙信の姿は、これが初登場だったかな?
五十六といい謙信といい、武装が軽くなると険が取れてググッと女の子らしくなる。
鎧姿の凛々しさと脱いだ際の可憐さ、どっちも味わえて二度美味しい。
女武将ってサイコーだぜ。

ランスとの一件は、謙信にとっても不可解だったらしい。
この感覚が何なのか理解できず、ぼんやりとしている彼女に声をかけたのは側近の直江愛だった。
忠臣でありつつも謙信の姉のような親友のような存在でもある愛は、謙信の代わりにその感情の正体を言い当てる。
知ったところで解決のしようもなく、この場は「どうするんだこれ……」みたいな空気のまま終わった。

謙信もかわいいけど、愛も良いよなぁ。
個人的にかなり好きなキャラ。
ランクエではテキストのみ出演だったので、ランス10で再登場確定した時はスゲー嬉しかった。





大陸からの援軍、再び






と、そんな折!
リーザスからの援軍キタキタキターッ!!!


リーザスからの手助けといえば彼女。リアといえばのかなみちゃん。
リーザス忍者部隊を引き連れて、リーザス援軍第一弾として推参ッ!
……なのだけど、ランスの反応はコレだった。
ざ、雑ゥ!







いつものサービス券はなぜか紛失しているし、かなみ自身もそう簡単に体を許すことはない。
毎回、最初のうちはこんな感じだ。そしてそのうち、またいつものような感じになってしまうんだろう。

シナリオ的にランス6から数ヵ月程度しか経っていないかなみちゃんだけど、他のキャラクター同様に等身と絵柄がググッと大人びている。
ちょっと釣り目というか、ムスッとして強気な感じの表情が凄くかわいい。
他シリーズのかなみも好きだけど、戦国かなみのこの顔立ち、かなりツボ。


ともかく、これでリーザス第一の援軍である忍者見当かなみ(と部下たち)が新たな仲間に加わった。
ワーイ! 早速次の援軍も呼~ぼう!
援軍厨。





北条家が……






な~んてかなみを受け入れてキャッキャと喜んでいたら、突然事態が大きく動いた。
北条家が、武田家に負けてしまった。しかも当主早雲の元まで辿り着いてる!?
前回もボロ負けしていたし、近いうちにそうなる可能性は高いとは思っていたけど……早くない!?

カノジョと婚約したばっかりなんだし、早雲ももうちょい頑張ってくれよ。
恋愛に浮かれて堕落したと陰口叩かれかねないタイミングすぎて、逆にちょっと同情してしまうレベル。









早雲と武田家上層部の話し合いがなされ、北条家はほぼそのまま武田の支配下に落ちた。
自害しようとしていた早雲も、結局武田の配下に加わることになったようだ。

なんか丸く収まった感じで良いのかもしれないけど、話が早すぎる……!
もうちょっとチクチク戦い合ってなさいよ!
こっちはまだまだ上杉家を攻め始めたばかりなんだよ!?

北条家を占領した武田家は、今度こそ上杉を潰しきるために動き出すかもしれない。
もしくは上杉相手に疲弊した織田家を狙ってくるかもしれない。上杉をこのまま攻め続ければ、そっちに転ぶ可能性の方が高そうだ。
三竦みをつついた結果、下手すりゃ元三竦み全員と敵対しかねない状況を生んでしまったか……。
ハ~、参ったねコリャ。