戦国ランス プレイ日記020 五つ目の瓢箪



上杉家を高速攻略終了し、有力な武将も勧誘できた。
良いこと尽くめ! 楽しいなーっ!
……と、喜んでいられる時間はほぼ無かった。
五つ目の瓢箪が割れ、ついに『始まって』しまう。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





上杉家制圧直前

シィル・バースデー




上杉だの天志教だの瓢箪だのでてんやわんやな最中、シィルの誕生日イベントが発生した。
発生タイミングが決まっているのかな? 今回は55ターンの冒頭だった。

今年でシィルは20歳になるらしい。
なんと。まだそんなに若かったのか。
いやそりゃエ□ゲのメインヒロインを務める以上、そんなに年を食うわけにはいかないので当たり前なんだけど……シリーズの長さを考えると二度見せざるを得ないな。
しかもこの後はアレでソレなので、ランス10の時点でも20歳ちょいくらいになるんだっけ?
第二部でのアレソレでもゴニョゴニョなわけで、ランスとそれなりに年齢差が開いてしまったのかな?









「30歳になっても、40歳になっても…おばあちゃんになっても、ずっと…」と望みを語るシィルに、当然ランスは嫌そうにしていた。
この後のオチもいつも通りなノリなんだけど、結局は鈴女たちが察している通り、最初から最後まで照れ隠しなんだろうな。
もう付き合ってられるか! 勝手にやってろ!

オチはしくしく&ひんひんでも、嬉しそうなシィルをたっぷり見ることができたので、なんか心があったかくなる。
シィルが嬉しそうにしていると、こっちも嬉しくなるな。
避けられない『あの瞬間』が来るまでは、このまま楽しそうなシィルを見守り続けたいもんだ。





余裕すぎる戦






サクサクサクッと、あっという間に“佐渡”を占領。
謙信が居なくなったのはそりゃ大きいだろうけど、それにしても相手が弱すぎた。
や、やる気あんのか? いや無いのか?
一軍メンバーをフルで使う気が失せるくらいにはショボい勢力だったので、同一ターン内に一気に占領し終えてしまった。
かなみや五十六やマジックなど、育て始めたばかりの武将も投入しまくり。
しっかり働いてくれたまえ。そしてよければ好感度を上げてくれたまえ。





美女二人も無事に救助






これにて上杉家も制圧完了。
謙信と愛を助け出すことにも成功し、県政はさくーっとランスが斬り捨ててしまった。
裏切られてもなお、県政に対する同情で少し躊躇を見せた謙信の代わりに、ランスがケリをつけたような形だ。図らずも、謙信たちにいくつもの恩を売ることにもなった。

何にせよ、これで上杉家は滅んだも同然となり、土地は丸っと織田家が占領することになった。
ワーイワーイ! 国力国力~!







ついでに制圧時のイベントでは虎勝コンビをおいしく頂いた。
初登場の半モブだからか、最近の虎勝とはビミョーにキャラが違う気がする。

このまま部下に加わってくれたら楽なんだけど、上杉占領だけでは仲間に出来ないようだった。
他勢力への士官が必須なんだっけ?
だとしたら仲間に加えるのは結構面倒くさいな~。
見かけたらワンチャン狙いたいけど、機会があるかどうか。

武田の四天王もそうなんだけど、『自勢力滅亡後の他勢力士官後に捕獲解禁』はスッッッゲー面倒くさい。
ランクエ&ランス10では虎勝共に仲間にし易い上に使い勝手もユニークな良ユニットだったので、戦国での捕まえ辛さにはちょっとゲンナリしてしまう。





新たな戦力、遠い敵

謙信士官&……






虎勝コンビは即加入とはいかなかったが……本命はこっち! この人!!
上杉家に手を出したのは、全て謙信を手に入れるためと言っても過言ではない……!

コストや武将数にも余裕はあるし、国力もガツンと増えた。
この調子なら謙信の一人や二人、三人くらい増えてもらっても構わないぞ。ガハハ。









だが、事は『すごく強力な武将が仲間に加わった』だけでは終わらない。
敵同士になったことでついに打ち明けられる、とばかりに、謙信から早々にドストレートの告白を受けてしまった。
先手必勝! こ、これが軍神の速さか……!
蝶のように舞い、蜂のように刺す告白。相手は死ぬ。





直球にクソ弱い






外野の反応も愉快だが、なんといっても面白いのはこのあたりのランスの反応。
恋愛直球に弱く、慣れていないせいで、いつもならガツガツ行くところを変に尻込みしてしまう。
××の話題も出せないまま終わり、喜んだかと思ったら罠かもしれないと躊躇し、最後には「鈴女、どう思う?」と仲良しの女友達に相談する始末。
ダ……ダサッ……! 特に鈴女に相談しちゃうところがダサッ!!
クッソワロタ。何度見てもウケる。





種子島家の動き






上杉家を制圧し終えたターン末、毛利家種子島家が鉄砲を売りに来るイベントが発生した。
えーと、種子島家は既に活動開始していたんだったっけ?
ほとんど関わり合うことがないし、JAPANでの戦争にも積極的に介入してこないのでうろ覚え。
京を占領した時点で隣接しているはずだけど、すっかり忘れかけていた。

少なくとも柚美はこれが初登場だろう。
台詞もほぼなく、重彦が毛利家に鉄砲をアピールする際のアシスタントとして動いていた。
結果、毛利家は鉄砲の購入を決定していた。





妖怪の国




そしてもうひとつ。“佐渡”を制圧したことで領土が隣接したからか、独眼流家が密かに活動を開始した。
彼らは決して自ら攻め込んではこないので、ターン末に様子だけが一方的に伝え描かれていくだけだ。
おそらく今周回では対決することもなく終わるのだろうな。









JAPAN全土での争いの様子や織田家の動きを気にしつつも、静観を決めている妖怪王政宗。
その傍に寄り添う、四人の妻たち。
彼らはとんでもない力を持った恐ろしい妖怪でありつつ、人間との関りをあらゆる意味で断って、奥州に引きこもり続けている。
全ては政宗の平和を愛する心故だろう。多少優しすぎるきらいはあるけど、この目玉は良い奴だ。

妻たちも良キャラ揃いだし、この陣営は微笑ましい感じがする。
このままそっとしておいてやりたいようにも思うけど、将来のことまで考えると、現状を維持するだけではダメだったんだろうな。ランスという劇薬の存在は、結果的にはJAPANをより良い方向に促したんだろう。
まぁほぼ結果論でしかないんだけど、ランス関連は大体そんな感じになってしまうので仕方ない。





悲劇の始まり




そして……ついに五つ目の瓢箪が割れてしまう。
上杉家が滅亡したことが原因だった。

完全復活には至っていないが、ついに奴らが動き出す。
そして最悪のタイミングで、本能寺へとあの少女がやってきてしまった。
前回は素直に引き下がってくれたけど、今回は……。