FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記18 強い意志



第五章前半戦感想、最終回!

後半部分も「Lostbelt No.5」には変わりがないので、日記番号もこのまま続けていく予定。
盛大に間が空いてしまいそうだけど、まー仕方がない。

だが前半部分で物語自体は一度綺麗に完結しているので、他章最終回と同じく、『総括感想』も書いておこうと思う。
いつも以上に理性蒸発した感想になってるけど、仕方ないよネ。だってアトランティスだモン。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



『虚ろの穴』

地下へ






異聞帯に突入する頃から、ずーっと見えていた空想樹。
近付いたことで初めて、それが“幻”であることがわかった。地上に生えていないからこそ、種子も飛んでこなかったってことなのか?

『ソラに向かって伸びる樹』とか『星間都市山脈』という響きから、てっきり上空こそが敵の本拠地なんだろうと思っていた……。
いやこの場合、アトランティス海こそが地表であって、ソラと地下が逆転してるみたいな?
地下っつーより、不思議空間による真の異聞帯領域みたいな?
まぁそんな感じやろ(※適当)。

ここで霊墓アルビオンの話が出るとちょっとドキワク。
新シリーズも楽しみっすね、エルメロイ二世。





VSポセイドン




『虚ろの穴』に引きずり込まれ、ついに門番ポセイドンとの一騎打ち……!
そんな予感はしていたけど、やっぱり大きさが尋常じゃない。
機神アルテミスと同じく、機械仕掛けの特大サイズだ。もはやマップになっちゃうレベル。
同じくクソデカ図体の始皇帝は通常サイズで戦ってくれたのに……これだから神は遠慮を知らない。ブツブツ。

戦闘相手もポセイドン自身ではなく、そのコアをひとつずつ破壊していく形になっていく。
仕様的にしゃーないけど、“ポセイドン”としての戦闘キャラが登場しなかったのはちょっと残念だった。
まぁいつか、汎人類史寄りの『アルテミスみたく人間の形を真似てみたポセイドン』がサーヴァントとして登場する可能性はゼロではないとも思うけど。ゼロではない。起きるとは言ってない。





壊れた神






そしてここで胸熱なのが、ポセイドンのコアのひとつは既に破壊されていた点。そうでなければポセイドンに近付くことさえ不可能だった。
本当に……本当に、ドレイクはさぁ!!!
最後の最後にもう一回、その存在感と影響をガンガンに魅せてくるじゃん!!

コアをひとつ奪われたポセイドンは既に壊れかけている。
目の前に現れた敵が「フランシス・ドレイク」にしか見えなくなり、殺意と敵意でアナウンスの内容さえもバグりまくっている。
しかも戦闘では『星属性特攻』を引っ提げていた。星属性キャラ(私が編成した中ではジャンヌ)をメッチャ狙ってくる感じもした。

ドレイクにトラウマ植え付けられすぎてて草しか生えねぇ……。
マジでドレイク、どんだけだよ! あの人、ホントに無茶苦茶だよ! サイコー!!


……でも、ドレイクを連呼しつつ求める(殺したがる)姿には、ちょっとだけ第二章のスルトの姿も重なるな。
なんつーか……ひょっとしてポセイドンって、ドレイクに惚れてね?
考えすぎかな。前回のオリオン&アルテミスに恋愛脳を植え付けられた影響が残っているせいか、そんな風に見えてならない。
落とされた(殺された)ことでバグが生じ、その人を追い求め続けるという様も、前回見せつけられた『オリオン&アルテミス』に重なった。
“機械的な存在に生じたバグ”が、“殺意であり、愛や恋でもある”パターンは型月にたまによくある。





海を乗り越えて、その先へ

アトランティス最後の兵








最後のコアと共に立ち塞がる、異聞帯のケイローン。
死んでもなお戦い続けるアキレウスに相当時間も体力も消耗されただろうに、ここに来て追いついてきた。
まぁそりゃ、全力で追いかけてくるよな。向こうだって必死だ。

初対面時は印象の悪かった相手でもあるけど、今ではそこまで敵意を持てない。彼もまた、自分が愛する世界を守るために一生懸命なだけなのだと、もう知っている。
だからこちらも、自分の大事なもののために、全力でぶつかっていくだけだ。
さあ、最終決戦だ!

……ここぞという時の回避はやめてほしい!
必中か無敵貫通を用意してない俺が悪いんだけど!!
(何度目の失敗?)







決着がつき……改めて疑問を口にしたケイローンに対し、イアソンが語っていった内容がまた良い。
アトランティスでの戦い全てを総括するものだ。師の抱いた疑問に、別世界の教え子が答えるという構図もアツい。

ただひとつ気になるのは、イアソンが何気なく口にした「いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」という一言。
なんか……あるよなぁ。そりゃあるよなぁ。
まだまだ全容は見えないし、キリシュタリアの考えもゼウスの考えも、異星の神の考えもわっかんねぇけどさぁ……。





格好いい船長






そして……最後の最後までなんだかんだで付き合ってくれたイアソンとも、別れの時がやってきた。
ちょっと前から、少しずつ不自然な部分はあった。
あのイアソンがこんな危険な状況下で、主人公たちと並び立つほどの最前線までわざわざやってきてくれて、応援し続けてくれるというだけでも、色々と察せられるものはあった。

前線に出るのも直接戦闘するのも得意ではないし好きでもない、策士でギャンブラーで情けないけど頼りになるリーダーだった船長。
再会した時からずっと嫌がっていたし愚痴り続けていたのに、結局一番最後まで付き合ってくれたのが彼だった。





絶海突破






「ーーー誰も彼もが必死になって駆け抜け、この海には何も残されていない。」

アトランティスで出会い、別れた仲間たち。辛くも楽しかった旅。
我々の傍に、もう彼らは居ない。誰ひとりとして残らなかった。
とても寂しく心細いけど、彼らが繋いでくれたからこそ、この地に辿り着くことができた。

ここからが本番だ。
何が起きるのかわからないし、きっと物凄く大変なんだろうけど……星間都市山脈オリュンポスへ、乗り込もう!







【悲報】続きは春配信【生殺し】

なんか最後に色々とブッこまれたぞ!?
気になることが多すぎるのに、続きはしばらく先とか、ヒッデェ話だな!
せっかく抱いた疑問とか違和感とか、ちゃんと憶えてられる自信が無いんだよなーッ!
記憶力が老人レベルだからさァーッ!!

スゲー熱くてテンション盛々スーパーマックスな状態で喰らうお預け。
つれぇ……つれぇわ……。でも仕方ないね。嘆いているうちに春なんてすぐ来るさ。





総括感想




これにて第五章(前半)感想、完結だ。

……メッチャクチャ、面白かった。
メッッッッチャクッッッチャ面白かったよな!!??

いやホントに。マジで……。
スッゲー面白かったよ……。
小学生の感想文にしかならなくて恥ずかしい限りなんだけど、そうとしか言いようがなかった。
クリアしてしばらく経っても、感動が全然色あせない。
久々にガツンとFGOに“喰らった”。







完全に私個人の嗜好の話をすると、第二部シナリオの中で個人的ナンバーワンは第一章(ロシア異聞帯)だった。
好きな部分はそれぞれの章でいっぱいあるのだけど、総合的にトップクラスに『胸に残った』というか、『いい意味で傷付いた』のが第一章だった。

そして今回、第五章(の前半戦)。
私の中で、第一章に負けずとも劣らぬほど全力で楽しんだ物語だったのだけど、ベクトル的には結構反対のタイプでもある。
第一章は苦しく辛い中でも光に向かって足掻いた物語だったけど、今回はもっとシンプルに少年漫画的・劇場版作品的なエンタメ性のある物語で、純粋に「面白い!」「燃える!」「泣ける!」と一喜一憂できるものでもあった。
精神的・肉体的に楽勝だったとはいえないけど、心強い旅路だった。
初期に出会ったのがドレイク&イアソンだったのも大きかったんだろうな。
彼女と彼が居なければ、きっとここまで楽しい物語ではなかったとも思う。きっともっと、ずっと辛かったんだろう。







ドレイクとイアソンの名をまず挙げたけど、それ以外のキャラクター……コルデー、マンドリカルド、千代女にアキレウスに……ひとりひとりそれぞれについて、余裕で数百字語れるレベルで超良かったし感動した。
キリがないので諦めるけど! 該当記事で語っただけで堪えるけど! 本ッッ当に良かった。今回仲間になった奴ら、全員が全員メチャクチャ良かったし超好きになった。
ヤバくね? 全員サイコーとか、頭がおかしくなりそう。
興奮とか喜びとか、二度と会えない悲しさとか苦しさとか、それをも乗り越える彼らへの感謝とか好意とかで、ともかくハチャメチャになった。







その中で【個人的瞬間最高得点】を叩き出したのは、実はヘクトールだった。
他のキャラがコンスタントに、『コルデー、100点! その後、追加200点!!(中略)「傷になるといいなぁ」宣言で性癖特攻100万点プラス!!』なんて稼ぎ方をしていたのに、ヘクトールに至っては『ヘクトール登場、5000万点!!』みたいなことになってた。クッソガバガバ数学か?

いやいや、あんなの燃えるに決まってるし。
そんな予感はあったしフラグも立ちまくってたけど、確定した瞬間にカ~~~ッて頭に血が上ったし(※興奮しすぎ)。
前回のインドではアルジュナ本人が登場せずに終わったので、そっちのパターンもあり得る……と期待を抑え込み続けていた結果、異常なほどに大爆発してしまった感、あるよな。

はっきり言いますけど、今回の『神代巨神海洋アトランティス』、オジサン登場の件だけで評価点爆上げですよ。
SSS判定不可避っすよ。
あーあ、勝っちゃったな(笑)って感じっすよ。







ならばMVPはヘクトールだったのかというと……でもやっぱり、結局は「オリオンとアルテミスさいこ~~~~」になっちゃうんだよなあぁぁぁ……!!!
いや、マジであんなの、サイコーでしょ?
また語彙を失っちゃうんだけどさ……でもさ……あんなの、型月伝統の大恋愛じゃん。射ち殺した責任を取る関係だし、星(月)に手を伸ばす関係だし、一生はなさないじゃん……。

原典での関係性も、FGOでのオリオン&アルテミスのこともわかっていたつもりだったけど、完全に「つもり」でしかなかった。
予想以上覚悟以上、理想以上の『最高の恋物語』をストレートに喰らってしまった。顔面陥没だよ。







普段ならもうちょっと神妙なテンションで“まとめ”文を書くのだけど、今回ばかりは完全にアガりっぱなしで落ち着く余裕がない。
本当に、すっごく良かった。ただただ面白かったし、燃えるところは異常なくらい燃えまくった。でも気付けば、傷もメッチャクチャ残されていた。
コルデーが望んだ形とは少し違うかもしれないけど、とても尊く眩い記憶の傷が残った。後悔するためではなく、前に進む理由にするための傷だ。
仲間たちと共にあった海での旅も、彼らそれぞれとの別れも、喪った事実も、絶対に忘れない。クリア記念礼装が最高すぎて七転八倒。

感謝の聖杯を全員にひとつずつ分配したいので、年始謎聖杯は一個と言わず、ログインボーナスで毎週配布とかになりませんかね。
あ、やっぱダメっすかね。ハハッ、言ってみただけ。







まだまだ『第五章』そのものは終わらない。
こんなに綺麗な物語が、まだ“前半”だ。色々な意味で凄すぎて、興奮や喜びを通り越して気が遠くなるレベル。
ええ……? えええ…………??
………………???
(※思考停止しかけている)


と、ともかく、後半も気合入れ直していこう。
いつまでも「アトランティス、最高だったよな……」と浸ることは、きっと許されないぞ!

ああでも、今更だけど、アルターエゴ周りの色々はマジで予想外だったなぁ……。
まだイマイチ理解が追いついてないんだけど……っつーか、たぶんシンプルにショックでもあるんだろう。
あのあたりについては、正直まだコメントし辛い。もうちょっと色々と明らかにならないと、まだなんとも言えないな。
その辺がオリュンポスで明らかになるのかは不明だが、慎重に見守り続けたいと思う。