イブニクル プレイ日記14 ほこらの中の宝物




第三章も半ばに入り、ついに念願の“アレ”との出会いを果たす。
ずっと会いたかった……!
お前さえいてくれれば、もうクソ高世色癌なんていらない(かもしれない)……!

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







カラーの森と『真実の泉』

んがぐぐ





プラスチック原料『まつぽっくり』を貰う代わりに、キャスの墓参りに同行することを依頼されたため、カラーの森の東側を探索する。
てっきりキャスがゲスト加入かと思いきや、今回は違ってガッカリ。ちょっとくらいいいじゃんよ~。

森の中には本物の“真実の泉”が存在し、なぜかアウトローたちが泉を調査している真っ最中だった。
問い詰めても正直に白状しなかった連中は、「嘘をつくと死ぬ」泉の効果でそのまま全員オダブツ。スピード死すぎて、もはやギャグの域じゃねぇか。
同情する相手でもないが、死に方がくだらなすぎてさすがに哀れ。










ここでキャスによる“真実の泉”解説。
嘘をつくと死ぬことで有名なこの泉は、あくまでも「物凄い魔力を含んだ泉」に過ぎず、死という現象は飲んだ人間が自ら暗示をかけた結果生じるものなのだという。
人間の思い込みパワーを何百倍にも増幅させる、みたいな感じか。「嘘をつくと死ぬ」水よりはそれっぽい話だ。
もっとも、少しでも泉の力を信じていれば暗示からは逃れられないらしいので、ここまで有名になった泉は「嘘をつくと死ぬ」泉に変わりはないのかもしれない。自己暗示って怖いね。







キャスリンの過去





目的地は森の奥の墓場。ここに眠るのは、五年前の“アーサーの悲劇”で命を落としたキャスリンの同僚……部隊の部下たちなのだという。
なんと、五年前からキャスは幼いながら二十人編成の部隊を率いる軍師として働いていたのか。超優秀だったんだろうな。天才児ってやつ?
そうなってくると、現在のキャスって何歳なんだろう。年上ってイメージはなかったけど、実は主人公より少しだけお姉さんだったりするのか……?
エ□ゲキャラの年齢と時空の流れは歪んでいるものなので、深く考えてはいけない。










カラーの森を守り切ったものの、キャス以外の兵士は全滅した。その功績で異例の大出世をしたといっても、キャスは決して嬉しくはなかったんだろう。山奥に引きこもったのも、今でも一人になりたがるのも、そのあたりに繋がっているんだろうな。

キャスリンの過去について少しだけ知ることを許されたが、心を開いてもらえたとまでは言えない。
彼女とはここで一時別れて、我々は最初の目的通り『まつぽっくり』をカンパニーへと届けに向かうことになった。
短い同行期間だった……。そもそもゲスト加入すらしてくれなかったので、同行している感は薄かったが……。







謁見リベンジ

マジでダメな男





ロシナンテとの交渉が成功したので、国王との再謁見のために首都へ向かう。
……と、ここで再びヤラセと再会した。
前回の別れ方が嫌な感じだったので、逆恨みの可能性を懸念していたが……ちょっと違う方向に痛々しくなっている姿での再会だった。










笑顔が醜悪になってて草。
だ、だめだこいつ……。毎回「だめだこりゃ」って思うけど、我々の予想を超えていく勢いで「だめだこりゃ」度を上げていく。
この男、どこまで堕ちていくんだ!?
面白いっちゃー面白いけど、よく考えたらヤローの悪堕ちとかそんなに興味ないな……。

とりあえず(この場では)楽しく暮らしているようだし、主人公に対する嫉妬めいた感情も(この場では)解消されてご機嫌だし、いいんじゃねぇかな。
じゃあな! もう俺たちの前に現れるなよ! 無理だろうけど。







蛇紋との繋がり










ロシナンテとパンチョを連れて、国王と再度謁見。
蛇紋との繋がりについて最初は誤魔化し続けようとしたベン国王だったが、グリグラに封書の紋章を見抜かれたことと、ロシナンテからの揺さぶりを受けて、ついに観念して口を割った。

蛇紋は、『モンスターを自在に操る手段』をエル・キホーテに売りつけようとしていたという。ただし国王はそのセールスをはっきり断ったし、それ以上の関りは持っていないと言い張る。
リッシュあたりは(うーん、まだ何か隠しているはずだけど)と怪しんでいるようだし、潔白を証明できたというほどではないが……疑えるだけの材料が揃っているわけでもないので、この場ではそこまでで話は止まってしまった。







王家の秘密





主人公一行とロシナンテが去った後。唯一残っていたパンチョが、憤慨するベン国王をなだめていた。
リッシュが怪しんでいた『まだ隠していること』が、ここでプレイヤーには明かされる。
なるほど……やっぱりそういうパターンだったか。
予想通りだったので意外性は無かったが、嘘が苦手そうなパンチョも一枚噛んでいるのには少し驚いた。
パンチョ自身、国民に隠し続けることを心苦しくは思っているようだが……。















ベンは次の国王の座をパンチョに譲ろうと考えている。
パンチョは王の座自体にさほど興味はないようでもあるが、『ロレンソさん』という大きな弱点を持つ身でもある。

うーん……なんとなく、先行き不安な感じがしてきた。
ベン国王もパンチョも、個人としてはそれぞれ悪人ってワケではないとも思うけど、弱い部分を擽られると足元を簡単に救われてしまいそうな“危うさ”がある。
国王はまだしも、パンチョにはできれば道を外れないでほしいもんだけどなぁ。
見た感じ、パンチョもロレンソさんも、想像していた以上に純粋に互いを想い合っているようだし……相手の為にも、「いつもの早合点」での大失敗だけは避けてほしい。







寄り道探索での大発見





新たな依頼をロシナンテに受けて、次の行動に移る……その前に、まだ行っていなかった方角をちょっと探索。
するとカラーの森入り口近くにて、“名も無きほこら”を発見した。
“名も無きほこら”はスキル入り宝箱が置いてあることが多い。やったぜ。来てみて良かった。
どれどれ……と覗いてみたところ……き! きききき!!??






























うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!???
リッシュ!!
リッシュさま!!!
マイスイートハニー・リッシュ!!!


長かった……長かったなぁ……!
でもついに『ヒーリング』が俺たちの手に……!!

発見した時点で狂喜乱舞不可避だったが、スキル説明をよくよく確認して少し落ち着きを取り戻す。
50%の割合回復は嬉しいが、『1戦闘に1回』限りかつ、『要BP5』か……。使いどころが結構難しいスキルだ。
それでも、回復手段のある・なしでの変化はメチャクチャ大きい。

ヒーリングを憶えたことで、BP管理の必要性がより増したとも言い換えられる。
少しずつシステムとテクニックを学んでいく……俺たちはまだまだ強くなれるぞ……!(二度目)