イブニクル2 プレイ日記10 最強生物の治療
今回の聖女シリーズはご褒美××までとてもスムーズに進む。
ストーリーの順番通り、巡る街の教会をひとつひとつ覗いていくだけで条件達成というのは難易度がかなり低い感じだ。
前作では聖女が居る教会にわざわざ戻らないと発生しなかったので、半ば隠し要素のようでもあった。現に私は、最初のローラン編の存在にしばらく気付けなかった。確か船入手後にようやく発見したような記憶がある。
攻略済の土地や街に戻ることって少ないし、なおかつそれぞれの街の教会を訪ねる機会なんてほぼ無い。気付かなかったプレイヤーも居たかもなぁ。
せっかく用意したご褒美に気付かれないのも勿体ないし、見落としようがないように今回の仕様に変更したのかもしれない。
※イブニクル(1)とランスシリーズのネタバレを含む可能性があります
火山地帯攻略
ラブラの浄化
火山地帯の街“カラカウア”にてラブラと再会。約束通り特別な浄化をしてもらう。
ハイライン領壊滅の危機の真っ最中だったような気もするが……ま、しゃーないっすわ。約束は守らんとあかんのでね!
これで聖女シリーズ・ハイライン編は一旦終了。続きは次のアジモフ領にて、“ホワイト”の街に次の聖女が居るらしい。どんな娘かな~。ワクワク。
聖女は三人って話だったし、その娘が最後の一人になるのかな。意外とペースが早い。まだ二章・三章だぞ?
ドラゴンを鎮めよ
何はともあれ、プラチナのお母さんを助ける為に火山攻略だ!
章終盤での新ダンジョンの出現には少なからずゲンナリしていたけど、意外と規模は小さめで一安心。
しかも本作初の【回復の泉】がある!
本作でもちゃんと存在したのか……!
あ、ありがてぇ~~~~!!
メディカとMP回復ポイントでHP管理をするのは結構気を遣うので、ボス前にHP・MP全回復ポイントが用意されているのはマジで嬉しい。超大事。
レベル屋チケットを使っても、MP回復までは出来ないからなぁ。
そして案の定、暴れまくっているドラゴンとボス戦!
シャクトリやヤナとは一味違う、ガチファンタジー存在の威圧感からビビりまくっていたが……ドラゴンには魔法剣士(プラチナ)の強攻撃が効く! 特攻サイコー!
“溜め”に入った時にカノの手裏剣を当てることを心がけ、なんとかヤナ戦よりは消耗少なく勝利することができた。
なんと、今回は犠牲が居ません! すごいッ!!
気がかりだったプラチナ母の容体も、想像していたよりマシな模様。
ドラゴンの超回復と超体力にマジ感謝……。
母子の最期の会話とか、儂は絶対に見とうない。
一件落着
ロナの信頼ゲット
ハーメルン達には逃げられてしまったが、火山爆発の危機も去り、プラチナ母も保護出来た。
ハイライン領は救われた! よかったよかった。
新型緑化病だの火山噴火だの、様々な問題を解決したことでロナの好感度も急上昇だ。
ロナからの信頼を手に入れた、というのが今回の最大の収穫かもしれない。
王家に近付く不穏な影
これにて一件落着……という爽やかな空気をかき乱す、新たな登場人物。
宰相エピデ、か。見た目は極上の美人だが、アレクが感じた第一印象からして、かなりヤバそうな相手だ。
ビジュアルの方向性を見るに、エンデの“姉”だろうか? 髪や瞳の色も同じだし、名前も似ている。
まだ出会ったばかりだけど、雰囲気といい外見といい、まず間違いなくイシュタムと通じていそうな女性だ。
そしてそんな彼女がホルス像蒐集をジョンに唆しているとなると……ホルス像は、イシュタムの目的に関わっているのか?
宇宙にしかない特殊な細菌とか保持していそうではあるが。
厳しくも善良かつ優秀な人物であるロナが危険視しているってだけでも、エピデは要注意人物。
だがそんな彼女に、チャラ国王ジョンはゾッコンの様子でもある。う~ん、嫌な予感がするなぁ。
ジョンとはいつか、最終的には対立せざるを得ないのかもしれない。
冗談交じりとはいえ「友」と言ってくれた奴なので、あまり悲惨な目にはあってほしくない気もするが……ヤラセという最悪な例もある。ジョンよ、前例に倣うな。
ともかくハイラインの事件はこれで終了。
次のアジモフ領への移動の目途もたち、長かった第二章もいよいよエピローグの雰囲気だ。
気になるボニーの今後だが、引き続きハイラインのロナの傍で働き続けるらしい。彼女自身の望む生き方ならばそうあるべきだろうし、その点には何の文句もない。
……となると、自宅でのボニーの嫁イベントは存在しないのか?
そのあたりどうなるんだろう。非戦闘員かつ現地妻という立場的に難しいかもしれないが、数は多くなくともちょっとはあってほしいなぁ。一応「妻」を明言されたわけだし。
そして嫁がもう一人
母子よくばりセット
第二章終了は自宅にて。
……と、ここでまさかのプラチナ母が人間形態で正式登場!
金髪ボインな超絶美女!
み、見たことがあるぞ。タイトル画面等にも居た女性だ……!!
ひぇ~、まさかプラチナのお母さんだったとは。
ドドンと大きく描かれていたので、てっきり世界の謎に深く関わる聖女とか聖人とか、そういう特別な存在かと思っていた。本作の準QDみたいな。
……まぁ、その予測は半分くらい当たっていたっぽいが、それにしても彼女が「プラチナの母」だとはマジで想像もしていなかった。
確かに髪の色は似てるけど、金髪キャラなんて他にもいっぱい居るじゃん!
『規格外の存在が嫁になる』のは前作でも経験はしたけど、こんな早期にってのは予想外。まだ二章ですよ!?
相変わらずQDに色々と口止めされているようだし、積極的に主人公たちの冒険を援助していくことはできないようだが……ともかく驚いた。
相手が大物ドラゴンってだけでもビックリなのに、更に嫁の母だもんな……。
親子丼とは想像以上。期待以上と言うべきか。
前回ラストでは「プラチナの目の前で母親を殺すことになるのでは……」とビビりまくっていたけど、真反対にすっ飛んでハッピーエンドになっちまったぜ。
や……やったね!!
新たな問題の気配
最後の最後に、次章以降の伏線。
シャロはやはり何か隠していたか。後ろめたさの正体がホルス像の件ってだけでもなさそうだったし、このあたりは想定内。
ただし、彼女の所属及び目的については、まだハッキリとはわからない感じだ。
そしてハーメルン・ピュロス・おそらくエピデの三人はイシュタムの構成員。
「手段は違えども目的は同じ」という台詞からして、前作の蛇紋のようにそれぞれ個人で動いている要素が大きそうだ。お互いに詮索しすぎないルールがあるため、ホルス像の価値についてハーメルンは理解していないようでもあった。
……雰囲気的に、ハーメルンは序盤の敵かな? もしくは終盤の中ボス。
最終的に大ボスの位置として立ちはだかるのはピュロスかエピデのような気がする。対抗エンデ。大穴ジョン。
って、予想するにしてもまだまだ第二章か。登場人物(容疑者)はまだまだ増えるかもしれない。