イブニクル2 プレイ日記22 再会と裏切りと




基本的にはすごく良い娘で優しいプラチナが、エンデに対してだけちょっと毒を見せるのにグッと来る。
プラチナが関わってくると感情剥き出しになるエンデも、そんな“らしくない”ところがむしろ良い作用を生み出している気もするし……この二人の組み合わせ、思っていたよりずっと面白いな。
最初はお互いにガチ憎悪と殺意だった印象もあったが、一周回ってなかなか良いところに落ち着こうとしているように思えてきた。
精神年齢的にはどっこいどっこいで、お互いにマウント取り合ってる感じも、今ではむしろ微笑ましい。

 





※イブニクル(1)とランスシリーズのネタバレを含む可能性があります







大監獄の再会

世界が壊れた少女





【かゆかゆ病】の治療のため、やってきたのは“大監獄”
エンデも収容されているってウワサの場所だな。待ってました!
重要参考人な彼女を簡単に解放するわけにはいかないだろうが、もう一度会いたいとは思っていた。せめてもうちょっと話がしたい。

監獄の探索となると、ランス6の女の子刑務所を思い出すなぁ。
“大監獄”という名前の仰々しさから、複数階層で複雑&広大なマップを覚悟してきたが、意外と内部構造はシンプルだし狭い……?
本章でのメインダンジョン級をイメージしていたのだけど、そんな感じでもなさそうだ。
まだ進行度的には章中盤っぽいしな。










そして早々にエンデを発見!
……だが、相変わらず様子はおかしく、ひとりでブツブツ鬱っている感じ。前章末で怪物と化して戦った時と、精神状態にあまり変化はないようだ。

CGではポロリしてるし、監獄っつーと環境的に凌×の可能性をどうしても考えてしまうが、そんな形跡がなさそうなのはとりあえず安心。下世話な心配だったようだ。
精神面はさておき、肉体はこんなにも魅力的なエンデがこんな風に拘束されているのに、イタズラされた気配すらないとは……ひょっとして、本作はエ□ゲではないのでは……?







エンデの目覚め





不安定なエンデは、主人公達の呼びかけにもすぐには応えない。
どうしようもないか……と会話を諦めかけた時、動いたのはまさかのプラチナ。
初対面から殺し合い寸前で、再会してもやっぱりギスギスしていて、未だに互いを「黒いの」「ビリビリ(チビ)」と呼び合って嫌い合っているようにも見える二人だけど、彼女たちには彼女たちならではの“縁”みたいなものが出来てきた。
相性が悪いからこそわかることもある、みたいな感じ?
ライバルと書いて“とも”と呼ぶ日も遠くはないかもしれない。知らんけど。















プラチナからのちょっかいで調子を戻し、更にアレクたちとの会話で何かに気付いたようでもあり……しばらく経ってから再び様子を見に行くと、エンデは随分と落ち着いていた。
それだけでなく、主人公との××まで自ら求め始める。プラチナの挑発に乗って、売り言葉に買い言葉って流れではあったが、全体的には良い傾向。
エンデがエピデだけに囚われることなく、主人公やプラチナやエミーリアや、他の人間に意識を向け始めたというのは、更生の第一歩に繋がるように見えた。

このままエンデを解放して新たな仲間に……ってのはさすがに無理なので、今回はここまでで終了。
次の再会がいつになるのかはわからないけど、なんとなく巧くいきそうな気はしてきた。エンデとは出来ればもっと仲良くなりたいな。







スパルタンと御三家

準備完了『約定書』










大監獄と行き来しての治療も終わり、ようやく話は前に進み始める。
御三家の署名を手に入れた今こそ、武力放棄を宣言する『約定書』を交付する時!
……が、“魔法ビジョン”が話題に出てきたことにイヤ~な予感。
本シリーズ(前作)での魔法ビジョンって、ロクでもないパターンになることが多すぎる……。
スパルタン公開凌×とか勘弁してくださいよ。似合いそうではあるけどさぁ!







ガキが……舐めてると潰すぞ










御三家との会食、不吉な匂いしかしなかったが……予想はほぼ当たり。
スパルタンにとって特にキツいのは、弟ゴウの裏切りだろうなぁ。スキル所持者にビビってる時の顔が小物臭かった時点で疑念を抱いてはいたけど、出来れば気のせいであってほしかった。
見た目は姉に似た正統派美形だし、利発そうで将来有望な人材かと期待していたが……思っていた以上に視野も狭く、考えも浅いガキだったか。
スパルタンの信頼を裏切ったという時点で、ゴウへの好感度は爆sage不可避。
今章末の怪物枠もありうるか……?







恋に浮かれた乙女の強さ










公開凌×も魔物×の危機も、ギリギリで避けられたスパルタン。
本作って意外と×辱系のイベントは無いのな。前作に比べると全体的に優しめな気がする。終盤あたりにエグいのがあるのか……?

貞操は守れても、弟や信頼していた部下に裏切られ傷付いたスパルタンの心は、簡単には癒やせない。
……と思ったが、ここで新たな友達であるユラギの言葉が彼女の胸に沁みた。
友人であり妻仲間になる女性が居てくれること、自分を愛してくれる男が居ること、初めて知った“恋”への陶酔。どんなものであっても、スパルタンにとっての“生きる意味”になるのなら今はそれでいいのだろう。















ブラウニーと何度目かの再会も果たし、脱出の活路も見えた。
そして予定通りスパルタンとも結婚!
二人目の公爵嫁か。あとはロナとも結婚すればコンプリートだな。
改めて考えると、各国のトップと結婚しまくる主人公って、政治的にはヤバすぎる人物だよな。
どう考えても危ない奴だもん。陰謀論とか凄そう。後世で言いたい放題言われそう。







新たな移動手段





ここで念願の海解禁!
船だ!! 船だ船だァーッッ!!!


ただしまだ“浅瀬限定”という制限があるため、自由に世界中を巡れるってほどではない。
ビミョーに動きづらいが、あと少しの辛抱のはず。
ウロウロしたい気持ちは抑えて、素直にストーリーを進めるための移動だけに抑えておこう。










窮地は脱したが、スパルタンが行方不明になっているうちに御三家はやりたい放題。
情報も捻じ曲げられ、事は簡単には解決できないほど進み切ってしまっている。
どいつもこいつも好き勝手しやがって……!
見てろよ! ウチの嫁がなんかすごいことをしてくれるらしいぞ!
きっとたぶん色々とひっくり返してくれるからな!!