FGOイベント 虚数大海戦イマジナリ・スクランブル プレイ日記05 中華的超技術&呪術




今回の頼光さんは風紀委員モードに内偵という役割が合わさって、『頼りになる大人』って感じが格好いい。
冷静に物事を見極めることもできるし、最悪の状況になったら力業でもなんとかしてくれそうだし……味方として居てくれることがとても心強いなぁ。
あと、宝具! 前からカッケェな~と思ってたけど、例の特殊演出で改めて惚れ直した。
超・格好・イイッッ!!

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







第三の援軍

泳ぎの上手い人、急募










「やったか!?」のフラグをガッツリ回収。
毎回毎回、ボス戦の段階になると何かしらトラブルが起きるよなぁ!
そろそろ一回くらいは『予定通り安全にクリア』を味わってみたいものだが、そんなに巧くいかないからこその虚数空間なのかもしれない。

助っ人を喚ぶのは良いけども、楊貴妃召喚や頼光召喚の時とは違い、緊急性のある事態なのが厄介だ。ぶっ飛んだ仲間を見失わないうちに回収せねばならないため、心理的に焦ってしまう。
「あらゆる海に適応した、泳ぎの上手いサーヴァント」を召喚したいと思っても、誰が適切なのか想像できないまま実行したところ……。










……!
なんと、ラムダ!
最初から水着姿のメルトリリス……もとい、『謎のアルターエゴ・Λ』だ!

この混乱した状況下、いつだって冷静で優雅なエトワールの登場はとても心強い!
ドSで気まぐれで扱いやすいとは言い難い気高きスタァではあるものの、彼女に協力してもらえるとしたら、大体のことが巧くいくような気がしてくる。
今回の事件の陰の功労者であるBB関係者って点も、二重の意味で頼もしい。
ついでに言えば桜シリーズだぜ!
もう何も怖くないね!
ドンと来い虚数現象。







ラムダの見解










クールビューティーのようで意外と表情豊かでもあるプリマドンナの華麗なる活躍。
急転直下の大ピンチはあっという間に円満解決となった。
ヒューッ、さすがラムダちゃんさま! 頼りになるし格好いい!
ペンギン弄りとちゃん弄りされた時の反応はカワイイ!

……と、テンション上がってばかりもいられない。
事故の原因になってしまったゴッホはずっと暗い顔をしていた。そしてスイッチが入った途端に……案の定の事態に発展。
やりそうな雰囲気と設定ではあるけど、リアルガチな自傷にまで手を出したのはこれが初?
それだけショックが大きかったんだろう。自分を責めてしまう気持ち自体はわかるが、その振れ幅の凄まじさからは、やはり性格の問題以上の何らかの事情があるようにも見える。















ゴッホの様子や裏に隠されている“何か”について、ラムダは出会ってすぐに何かを見抜いた様子でもあった。
どう考えても純粋なゴッホには見えない彼女が「混ざっている」ことは誰の目にもほぼ明らかだったが、ラムダは更に深いところまで気付いているようでもある。
「水のせ―――」と言いかけたのがヒント。水の精? ……つまり、どういうこと?










そのあたりの明確な『答え』をすぐに与えてくれるようなラムダではない。
スタァらしく優雅に冷酷に、主人公たちの苦労を観劇していくスタンスを保つつもりのようだ。対価があれば多少の手伝い程度は可。
つれない女神様だ……。でもなんだかんだで理由を付けて助けてくれるところ、甘いよね。
水着剣豪イベントでも描かれていたけど、イベントのメインヒロインポジションにはあえてならない時のメルトの傍観者兼裏パートナーみたいな立ち位置、良いよなぁ。ズルいよ。でも大好き。







横のつながり

ゴッホとネモ










マスターとして、次にすべきはゴッホのメンタルケアだろう……と医務室に向かうと、先客としてネモが居た。
前回の『決闘』及び『秘密の首脳会談』以降、ネモは皆の前でもゴッホを積極的にフォローしてくれている。
それは艦の規律と安定を守る艦長としての仕事だったのだろうけど、こうやって裏で一対一でもゴッホに優しく語り掛けてくれているのを見ると……なんだかとても安心したというか、嬉しい。ネモは艦長であるのと同時に、ゴッホの仲間として、彼女の力になろうとしてくれているんだとよくわかる。

楊貴妃との関係性とはまた違う絆みたいなものが、ゴッホとネモの間には築かれつつあるように見える。それはおそらく、ゴッホにとってもネモにとっても大切で優しい何かなんだろう。
なんかこの二人……良いな……。性別的には男女で異性かつ同年代っぽいけど、恋愛が絡んでくるようなものとはちょっと違う。
男性体であると決めたネモにはメチャクチャ失礼かもしれないが、女児と女児がゆっくり仲良くなっていくような、もどかしくも優しいあたたかさが伝わってくる。
これが……ジャパニーズ・トウトイ……。







楊貴妃の超技術










ネモ&ゴッホ、ゴッホ&楊貴妃……と新キャラ同士の関係が深まっていく中、楊貴妃&ネモも仕事抜きで少しずつ交流している模様。
相手はキャプテンではなくマリーンのようだが、主人公の知らない場所で何やら「内緒」を共有するくらい仲良くしているようだ。
親しきことはよきかなよきかな。……でもちょーっとだけ不穏を感じないでもないぞ!

そんな疑念を早々に晴らすように、楊貴妃が「内緒」についてネタバラし。
艦橋での仕事が忙しくなってきたのを機に、彼女は休憩などの他作業を担当する『分身』を作り出していたらしい。
虚数空間限定の超技術っていうけど、無茶苦茶すぎるな……。ってか実際に相当ムリをしているっぽいので、あまり乱用しない方がいいような気はする。
どうやら楊貴妃のみならず、刑部姫も分身している様子?
分身体同士で争いになったりしないのだろうか。休憩するのは俺だ俺だーみたいな。















分身したことで出来た余暇時間に作成していた『お人形』を主人公にも進呈。
わーい嬉し……オオ……独特の感性……!
フォーリナー成分と中華人形成分が絶妙な気持ち悪さを生み出している。
安価クソゲーのエネミーとして出てきそう。

これが楊貴妃の趣味なのかと思いきや、どうやら本人的にも「怖い人形」判定らしい。
うーん、なんだこれ。アイテム自体も謎だが、この『アイテムプレゼント』の流れ自体も意図がよくわからない。
楊貴妃の独特なセンス及び献身性を表現する交流エピソード、というだけ?
それとも、今後の展開に何か繋がってきたりするのだろうか?










楊貴妃特製の『お人形』の効果と意味はまだ不明だが、艦橋待機予定組がぽんぽん分身したことでの影響は既に出ている。
刑部姫はともかく、楊貴妃は要注意人物でもあるので、監視する側は大変だろうなぁ。
お疲れ様ですママン。

……って、そうやって内偵役を疲労させることこそが目的だったりしないか?
頼光さんをそう簡単に誤魔化せるとは思えないが、チャフをばらまいて疲弊を誘う策略だとしたら……って、さすがに疑心暗鬼が過ぎるかなぁ。


人形だったり分身だったり、あるいは謎だらけのゴッホ宝具だったり虚数生物の生け造りだったり、『物語のボリュームや装飾としての要素なのか、事件を解く鍵になるのか』わからないものが沢山ある。
未だに黒幕や原因が見えないからこそ、全部怪しくも見えてくるし、単なる考えすぎってだけなのかもしれないし……。
でも、こういうのを色々と考えたりすることも面白いんだよなぁ。
ちょっと読みづらい部分がないわけではないが、やっぱり今回のシナリオは読み進めていて楽しい。