FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記04 宮中に潜む魔



今回のシナリオボリュームは、インドだのオリュンポスだのといったメインシナリオ本筋ほど多くはなさそうだ。
イベントシナリオ以上、メインシナリオ以下ってところだろうか?
量控えめといっても密度はあるし、一方でサクサクと進むので先が読みやすいのは嬉しい。師走のこの時期、ガッツリ過ぎるとどうしても疲れるし時間も喰うし、ネタバレ避けるのも大変だし……。

もっとも去年の今頃は、近年トップクラスのガッツリ系だったアトランティスを読んでいたんだっけ。
あっちはあっちで量も凄かったけど、熱量と速度がエグすぎてアッという間に読み終わっちゃったんだよなぁ。
あの時に感じた瞬間最高熱量は、まだしばらく超えられそうにない気がする。今でも思い出す度に胸が熱くなるレベル。隙あらば語。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



平安の女作家たち

気になるアイツからの頼み事




我らがなぎこ……もとい清子さんは面倒見のいいお姉さんッ!
元々金時と知り合いだったらしく、詳しい事情も知らないままに『家出先』を案内してくれることになった。
超ラッキーじゃん! そうだ京都いこう! ぶぶ漬けオイシイヤッター!!

話を聞くに、時代的に既に清子は引退済。宮中を去っているため、“清少納言”でもないわけか。
本人も半隠居みたいな身と語っているけど、その性格といいテンションといい、「定子を喪い、宮中を去った」暗さや重さみたいなものはほとんど表には出てこない。
……えっ、清子は若作り? 鯖だの英霊だの無関係に、清子はナチュラルボーンロリババアの可能性?
マジかよ。サイコーじゃねぇか。なぎこの時代、ま~た始まっちゃったな。









そんな清子に案内された家出先は顔見知りですらない有名人の自宅。
なかなか無茶苦茶やりおるわ……。
平安ではよくあるムーブなのかとも思ったが、普通に清子がフリーダムすぎるだけな気もする。
香子が不憫すぎてワロタ。
知らない人が夜更けにドヤドヤ「泊まりますね~」って押しかけてくるとか怖すぎるし意味不明すぎる。









だがそこはさすがの清少納言。平安貴族の知識人ムーブで紫式部の心を奪ってしまう。
「草の庵からのよろしく」で一発KO! 意識せずにはいられない気になるアイツから頼られたとあっちゃー、香子もアワアワキョロキョロしつつも喜びを抑えきれない。
陽キャの圧におされっぱなしの陰キャ感。香子のこういうとこ、本当に可愛いよね……。
目を伏せたり涙目になったり、見慣れた普段通りの表情差分なんだけど、平安スタイルな生香子だと思うとまた少し新鮮な侘び寂びを感じるぜ。


あと、言うタイミングが難しそうなのでここで唐突に触れるけど、紫式部&清少納言の平安スタイルな第三再臨姿がメインシナリオで御本人登場したの、メッッッチャ良いな!!
CMでチラッと映った時にもウオオと燃えたけど、実際に会ってみるとなお滾る。
超可愛いし超燃える……。当世風衣装な彼女たちの姿ももちろん好きだけど、“ここぞ!”という時にガチ仕様に着替えてくれるの、ほ~んと好き。





ノウム・カルデアとの通信




清子の活躍と香子の気遣いのおかげで、現地の拠点を無事に得ることができた。そして彼女達とも友好的に知り合えたってのも嬉しい。綱とは初対面から散々だったしな~。
家に住まわせてもらえることになった紫式部はもちろん、清少納言も再び登場する可能性が高いんじゃないだろうか? 今から期待。史実を考えるに清子と香子は最後までニアミスするのだろうけど、そのあたりの塩梅も含めて楽しみだ。
清子と香子……陽キャVS陰キャのバトル(なかよし)をもっと見せてくれ……。









拠点を確保したところで、ノウム・カルデアとの通信に成功!
どうやらマシュ&小太郎はレイシフトに完全に失敗していたらしい。特異点内で再会する可能性はないってことになるのか……。追加レイシフトも不可能だろうし、ちょっと残念。
マシュが特異点に同行しないってこと自体が久々になるなぁ。1.5部やイベント時空ではよくあることだけど、最近は異聞帯にマシュのみならず全員で突入なパターンが多かったので、最後まで段蔵ちゃんと二人きりっぽいのは少し寂しい。

まぁ通信が出来ただけでも上々だろう。途中でリンボの妨害で切られたものの、ある程度の情報交換はできたし助言も貰えた。
今後もちょくちょく相談は出来るかな?





内裏の中に潜むもの

我ら、香子を困らせ隊






昨夜に続き、香子さんに無茶な頼み事。
「内裏に上がりたい」って……常識的に考えて、マジで無茶言い過ぎ。相手が香子じゃなかったら無礼者ってグーで殴られるレベルじゃないスか?

だが今回ばかりは、殴られたとしても頼み続けるしかない。
香子さんが頼みなんです! お願いします、金時がなんでもしますから!
……今回の事件、要所要所で香子が首をどう振るかで攻略難易度がメチャクチャ変わるんじゃないか? 世界の命運は香子にかかっていると言っていいレベル。背負わせすぎ~!





意外な貴人






おそらく我々が想像している以上に大変だったとも思うのだが……苦労をほぼ表に出すこともない香子のおかげで、無事に内裏入り! いざ、いざ内裏~!

平安京のガチ内裏ともなれば、さすがに緊張の度合いも変わってくる。
マジで首のひとつやふたつ、ポンポン飛ぶんだろうな。コエ~。
そのあたりの塩梅や危険性については現代っ子の主人公はどうしても疎いだろうし、ある程度把握できる段蔵ちゃんや現地人かつ地位持ちの金時や香子と同行できるのは本当にありがたい。心強さが段違いだ。







リンボ関係者最有力候補である道満との謁見を目指してやってきた内裏だが……中に入ってまず出会ったのは、想像もしていなかった相手。
俺たちの良妻系サーヴァント、キャス狐!?
えっ、現地の生キャス狐!? 生前(仮)!!??

……いや、キャス狐が生きた時代ってココだっけ?
安倍晴明のせいで云々は知っているけど、清少納言や紫式部と同時代かというと……ざっくり平安という意味では同期ではあるけど、違ったような……。もうちょい後じゃなかったかな。
また確認しておこう。エクストラマテリアルに載ってたっけ? それともFGOマテリアル? エクストラシナリオ本?







さすがに今回の事件、リンボとキャス狐が繋がっていることはない……とも思う。
ただキャス狐といえば、剣豪の時にもチラっと関わっているんだよな。
あっちよりこっちの方が“適正”な出番と時代だけど、どういう意味があるのかはまだよくわからない。
百パーセント我々の味方と言っていいのかはまだ曖昧だ。……けど、さすがに敵側ではない気はする。せいぜい中立、たまたまその場に居合わせただけってところだろうか?

……コヤンスカヤが混ざってるパターンってのはさすがに無いか。
今回はリンボの完全なるスタンドプレーのようだし、そっちの介入を心配する必要はないと思いたい。





見覚えのあるヤツ




キャス狐の驚きも冷めやらぬなか、続いて本命が現れた。
リンボ……いや、宮中の法師陰陽師。
出たッ!! 蘆屋道満ッッ!!

『この』道満が悪人なのか、リンボとどこまで関りがあるのかはまだわからない。
物腰は丁寧で「ンンン」と鳴くこともなく、晴明の代わりに陰陽寮を取り仕切るだけのことはある理性的な人物のようにも感じられる。

……けどさァ。やっぱ無理があるよ。
無粋だけど言っていい?
こんなナリの法師陰陽師が居るか!!
真夜中のサーカスに帰れ!!!