FGOイベント 聖杯怪盗天草四郎 プレイ日記01 天草劇場、はじまりはじまり




今年もやってきたCBCの季節。
ピックアップガチャの限定礼装こそが目玉なのかもしれないが、やっぱり一番気になるのはイベントシナリオ!
例年規模は大きくないものの、『旧き蜘蛛~』といい『アイアイエー』といい、短いながら質高めのシナリオが用意されている印象もあるので、個人的にはちょっと期待していた。

シナリオの方向性的にはまさに『旧き蜘蛛~』に似たタイプのような気もする……って、これを書いてる時点ではまだ一日目の解放シナリオしか読んでないんだけど。
でもこの時点で、早くも「ちょっと面白そう」と感じている。
キャラクターも生き生きしているしギミックも捻りがあって興味深い。楽しくなりそうな予感だ!

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







リンゴの行先

政治、宗教、野球










イベント開幕直後は、お馴染みの謎モノローグタイム。
ノローグの主は不明なまま、ただちょこちょこと天草を連想させるようなフレーズを挟みながら終わり……タイトルコール後に、天草四郎本人が堂々登場。
そして彼は直々に、サーヴァントが複数在籍する“カルデア”という特殊な環境において踏んではいけないラインの存在について丁寧に説明してくれた。は~、興味深~。

確かにそういうものは存在するだろうけど、ふわふわソシャゲお祭り時空でなんとなく誤魔化してもおかしくはなさそうなものだが……そこを、『それぞれが危険性を自覚した上で、互いに踏み込まないようにしている』と解釈するのは説得力&納得感がある。設定の解像度が増す、と言い換えてもいい。
そういう話を天草が解説してくれるのもわかりやすく、何よりそういった話題から“入る”こと自体がグッと興味を惹かれる。いきなりちょっと掴まれた。










そんな鯖それぞれの自制と気遣いをフッ飛ばして“不和”を生んでしまうリンゴを持ち込んだ羊野郎……。
やはりあのクソ神、一刻も早く処理すべきなのでは?
天草すらシレッと「最低」って言ってたぞ。

例のリンゴは『FGOでは基本的に使用されない』とマテリアルにも表記された対人宝具ではあるが、「基本的に」ってワードが超不穏。
破壊・封印など暴力寄りの対処方法も考えられる中で、天草が勧めたのは誰かに預けるという解決策だ。
預ける相手、すなわち不和を呼び起こしそうにない人物として挙げられたのは、たとえばメディア。彼女の場合は性格・性質というより魔女としての能力を買われた面が大きいのかな?
そして聖人系ゲオルギウスやマルタ、それから―――ジャンヌ・ダルクなど。















最終的に任されたのはボイジャー。その理由について天草は語ってくれようともしていたが、その後のトラブルで一旦機会は流れてしまった。
おそらく後々に明かされるのだろう。今回のオチポジションになるのかもしれない。


ところで今日のボイジャーは、珍しく第二再臨姿なんだな。
イベントシナリオで登場する時はほぼ第一再臨姿ばかりだし、戦闘では宝具演出の豪華さで第三再臨を選ばれがち(※予想)だしで、星の王子様スタイルな第二再臨を目にするのはちょっと珍しい気がする。

虚数イベントでもバレンタインでもやはり第一再臨姿だったし、カルデアにおける彼の服装は第一の方が多そうなイメージだったが……今回、あえて第二再臨で登場したのにはどんな理由があるんだろう。
レイシフト先のドレスコード







本日の微小特異点がコチラです

英雄遺物美術館










事件発生、レイシフト。
今回の同行者は天草・ボイジャー荊軻・サンソンの四名!
荊軻さんは貴重な女性成分。それぞれちょっと珍しい面子&組み合わせで面白そう。

聖杯を美術品として展示していると聞いた時は、なんつートンチキな美術館かと思ったが……実際に見てみたら、我々が想像していたより何倍もトンチキな美術館だった。
なんだこれ、FGO博物館か? 周年祭の展示会場?















偽物やレプリカなら問題はない(?)だろうが、天草の目からしても『幾つかは輝きがあり、召喚も可能かもしれない』ほどらしい。
そのわりに陳列方法が出鱈目ってのも謎だ。展示物に敬意があるのかないのかわからない。
微小特異点内なのでナンデモアリではあるだろうけど、それにしても無節操というか無秩序というか……。







怪しい館長、謎多きサーヴァント





目的だった聖杯も特別展示室じみた部屋に普通に飾られていた。
その部屋にて、この美術館の館長を名乗る人物にも遭遇。胡散臭さを隠しもしない仮面ダンディだ。うーん、汝はモブ。最終的には巨大ゴースト(※決めつけ)。










天草は客として、それなりに穏やかに館長と会話をして情報を引き出した。
館長はマジで何も知らない一般人だったりするのかも、とも思ったが……そうでもなさそう。
素直にペラペラ話してくれて油断していると見せかけて、最初から我々を監視していたらしい。実は手強い系有能仮面ダンディだったのか……。顔はモブいのに意外とキャラが濃い。

更に展示室にはサーヴァントが配置されていることも天草が見抜いて判明した。
まさか、あの館長が召喚者? あなたが私のマスターなのか?















監視役のサーヴァントは二騎……いや、三騎。
隠し玉っぽい一騎以外は、天草に応える形で少しだけ会話をしてくれた。
まだ姿も見せず、性別や個性を伺わせるような要素もほぼ零してはくれなかったが、素直に受け止めるなら男性二人……?
一人はいかにも粗野で荒々しい態度だが、天草の危険性を即認識できるだけの知性を持つ英霊。
もう一人は「僕」キャラで、相方に比べると穏やかで多少のコミュ力もありそうなタイプ。
そして最後の一人についてはヒントすらない。

うーん……面白くなってきた!
敵鯖が顔もシルエットも出さなかったのも良い。予想したり推理したりする余地が生まれて楽しい。
よーし、正体が明かされるまで真名当てしようぜ!
……とワクワクしていた時代が私にも数分ほどありました。オープニングムービーでネタバレすな~!