FGOイベント ハロウィン・ライジング! プレイ日記03 特異点童話めぐり




この記事を書いている時点ではまだシナリオ中盤を過ぎた、くらいの段階だと思うが……今回のイベントって、実はボリュームが控えめだったりするのだろうか?
前振りだった三部作総集編がただでさえ『量ッ!!』と殴り掛かってくるような重みがあった分、ギャップも大きくて戸惑う。
それとも中盤以降に特大の爆弾が隠されていたりするのかな。



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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





40人の盗賊

砂漠での出会いその2










美しいけどちょっぴり抜けたところのある女王ゼノビアを仲間に加えての砂漠移動。最終的な目的地はウワサのチェイテシンデレラ城だ。
……が、その移動途中、唐突に表れたスーツマンにカツアゲされそうになる。
サーヴァント相手に服装をどうこう言うのも無意味だけど、砂漠でスーツってキツそ~。

しかもこのスーツマン斎藤一氏、新選組でもなければ警察でもない、盗賊番号ナンバースリーを自称してくる。
初対面恐喝の時点でロクなもんじゃないのはわかっていたけど、盗賊団所属ってのは随分と意外な感じだ。新選組時代はさておき、短髪スーツで警官寄りな斎藤は法を守る側ってイメージを勝手に持っていた。秩序・中庸ならこんなもんかな。
口ぶり的に彼は特異点由来のはぐれサーヴァントにあたるんだろうか?
冒頭で行方不明になった同行者の可能性もあるかも……と期待しかけたが、そんな雰囲気でもなさそう。







サーヴァントだらけの盗賊団










出会いがしらに恐喝してきたわりにあっさり仲間を売った(?)斎藤に連れられてやってきた盗賊団本拠地は、これまたサーヴァントだらけ。
メフィストフェレスにエイリークに小太郎にビリーに……多すぎて把握しきれねぇ~!
悪っぽい奴や賊っぽい奴に限るのかと思いきやイリヤやクロエのような幼女まで混ざっていて、属性も天地人もムチャクチャすぎて共通点も見つけられない。ちょい人属性多め?
『40人の盗賊』という人数合わせのために無秩序にかき集めただけなのだろうか。それとも気付けていないだけで、何か法則があるのかな……。















斎藤さんだけでなく、40人の盗賊サーヴァントたちもおそらく全員カルデア無関係。
こんなに大量のはぐれ(?)鯖と特異点で出会うとかなかなかレアだな。気圧されるというか、ちょっと混沌すぎて怖いというか……。

ついでに言えば沖田さん分裂はまだしも、ジキルハイドの分裂については普通にホラー。
いやこれ、ヤバくね? サラッと流されてるけど相当な異常事態じゃん。「困った」で済む話じゃねぇぞ!















ボスなどを除いてだいたい40人の盗賊とワンパンバトル開幕!
全員を倒しきれないまま5ターンほどで終了してしまったが、真面目に取り組めば全員撃破も可能だったのかな。
HPの値的にまさにワンパン仕様だったので、準備すれば十分に可能だったようにも今では思える。もうちょい真剣に試すべきだったか。

40人の盗賊との大騒ぎも、ボスの不夜キャスの引きこもり騒動も、さしあたっては解決したようだが……正直すっきりしない感覚は残る。
40人の盗賊といえば言わずと知れたアラビアンナイトの一部。正確にはちょっと違うとか、まぁ色々とあるのだけど、サーヴァントとしての不夜キャスは間違いなくその物語の力を行使できる。
……そんな彼女自身が、まるで物語に取り込まれた側のように『盗賊のボス』の役割をあてがわれているうえ、疑問を覚えている様子もほぼない。
つまり……どういうことなのか……。

エリちゃんの件といい今回の盗賊騒動といい、“物語”がキーワードのひとつになっているのは明らかっぽい。
ただその理由も理屈も、あまり“物語”に関わりなさそうなゼノビアが存在する意味も、現時点ではよくわからない。







メルヘンでホラーな森

安全なんだか危険なんだか





盗賊が根城にしていた岩場を抜けて、続いて辿り着いたのはブラッディファンタジーな森。国土の半分が奇妙な森になっているとゼノビアは言っていたっけ。
ここは【妖しの森】、一度入り込めば生きて出られる保証バッチリの安全かつデンジャーな森……という謳い文句だったが、我々は素直に迷ってしまった感じがする。
すごい勢いで育つ森とかシンプルにホラー。そのうち砂漠地帯も飲み込んだりしない?










話が違うじゃん……と思っていたところで怪しげな人影がカットイン。彼女が森に魔術を追加で敷いたのか?
安全&デンジャーは失われ、今では素直に一度足を踏み入れれば出ることかなわず系のヤバい森に変化してしまったようだ。
【妖しの森】改め、【迷妄の森】! さっき聞いたばかりの名称を早々に変えないでほしい!
それとも各々がそれっぽく呼んでるだけで固有名詞ってわけじゃなかったのかな。まぁ森の名前なんてどうでもいいっちゃいい。







いまだに曖昧な敵味方





宣戦布告をしてきたのにエリちゃん(その2)に邪魔されて、一気にグダついた空気になってきたものの……改めて自己紹介。
彼女はジャック・ド・モレー! なんやかんやで女になってしまったこの特異点の主兼元凶だ!!

……わざわざ嘘をつく必要もないし、彼女が敵であるのは間違いないだろうけど、ポンコツ寄りの言動が多すぎてどうにもこうにも憎めない人物だよなぁ。
今のところ、ただひたすらにエリちゃんに振り回されている印象ばかりで、脅威としての威圧感がほとんど感じられない。
そもそもエリちゃん抜きでも自己紹介の時点で躓きまくってたあたり、エリちゃん云々ではなく彼女自身の問題のような気もする。何もかもエリちゃんのせいにするのはよくない……!










結局最後まで言うこと成すことイマイチ格好がつかなかったモレー。
黒幕と主人公の初対面という重要な場面だったのに、雰囲気を立て直すどころかへっぽこなノリのままで終わってしまった……。
それともこの印象も含めて彼女の策略だったりするんだろうか?

よく考えてみれば、この段階で自分の正体をバラすのもちょっと不自然ではある。必要性に欠けるというか。
相手を必要以上に苦しめたり煽ったりするのが好きor我慢できないドSって感じでもなさそうだし、悪事を働くならギリギリまで自分の存在を隠したほうが効率は良いはず。モレーの性格的にも、表立っての大立ち回りより暗躍の方が好きそう……ってのは勝手なイメージでしかないけども。
ともあれエリちゃんの存在もモレーの可愛さも、他の何かから注目を逸らすための罠って可能性もあるのかもしれない、とある程度は気を配っておくべきかな。三部作総集編エピローグでもアラフィフが色々と忠告してくれたし。















結局何がやりたかったのかイマイチわからないモレーとの通信も終わり、引き続き森を探索していたら新たな出会い。
モードレッド渡辺綱! さっきの斎藤がほぼ敵で終わったので少し警戒したけど、彼らは即敵対するような相手ってわけではなさそう?
今度こそゼノビアに続く我々の仲間になってくれたりしないかな……とどうしても期待してしまう。今のところ味方が少なすぎてさ! 素直に寂しい!!

ところで斎藤にモーさんに綱って、やけにセイバーが続く。
何か意味があったりは……! 特にしなさそう。