FGO 序/2017年12年31日 プレイ日記05 黒い兵士と白い皇女の襲来



変則的に書いている、この『序』振り返り記事。

FGOで新イベントや新章が公開された際はそちらを優先して記事を書くので、完結まではかなり不定期になっていくと思う。

スローペースで、読み直して気になったことはメモったりテキトー考察したりしつつ、『序』の物語を振り返っていこう。





関連記事

FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記01 彷徨海を目指して
FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記01 待望の新章スタート!



※第二部第一章・第二章のネタバレを含みます





消失と襲撃






からっぽだった、Aチームのコフィン。
最初に開けたヴォーダイムだけでなく、7つのコフィン全てが無人だった。

「さっきまで反応はあったのに」と叫んだスタッフに、その反応こそが偽装だった可能性を指摘するダヴィンチちゃん。
だとしたら、中の人間はいつ外に出ていたのか?
この四日間のうちか、終局特異点から今日までの一年間のうちか、それとも……。









真っ赤な警告ランプが明滅する。
アナウンスの報告を羅列してみよう。


「現時点での観測結果に ■■ 発生。」
「観測結果 過去に該当なし
 統計による 対応、予報、予測が 困難です」
「観測値に異常が検知されません
 電磁波が 一切 検知 されません」
「地球に飛来する 宇宙線が 検知されません」
「人工衛星からの映像 途絶 しました
 マウナケア天文台からの通信 ロスト」
「現在―――地球上において
 観測できる他天体は ありません」


そしてカルデアスが白くなり、亀裂が入った後。

「疑似天球カルデアスに負荷がかかっています
 観測レンズ シバ を停止 します」


……わからないことだらけ、気になることだらけだ。
このアナウンスが告げていることを全て信じていいのかは少し怪しい気もするが、とりあえず信じる体で聞いてみるとして、特に今個人的に気になったものを書き起こしておこう。

・■■とは何なのか?
・宇宙線といえば、ダストンとの会話を思い出す。
・マウナケア天文台というと、BBちゃんがあれそれしたけれど、あれは実質平行世界事案にあたるのかな。
・アナウンスを信じる体で考えようとは思ったが、文法にブレがあったり■■と伏字になっているあたりが引っ掛かる。名称不明のトラブルだとしても、アナウンスならば■■とは表記しないし発声できないのでは?










続いて青い警告ランプ。赤かったり青かったり忙しないなぁ!
ここに登場したカルデアスタッフは先日会話をした、「宇宙線の研究をしていた元物理学者」ダストンに似ている。
けれど名前の表記は『カルデアスタッフ』だ。ダストンは『カルデア技師』だったし、イラスト使いまわしの別人モブだろうか?

ともかく、青色ランプは侵入者を警告していた。
通常の監視カメラで正面ゲートとカルデア周辺の映像、出ます!







カルデアスタッフは黒い兵士を「人間」と言った。
中央にいた少女の魔力が強すぎて、正しく感知できなかったのだろうか?

蜂の巣にしても生き返り、キリがないかのように増え続ける兵たちは、とても人間には思えない。
そんな彼らを纏めているようにも見える謎の少女も、現時点では後ろ姿しか見えず、何者なのかも全くわからなかった。









クローバー隊・ハート隊と名付けているあたり、ゴルドルフ新所長の兵隊のチーム名はトランプ縛りだったのかな。
最初に新所長と共にやってきた兵士は40人ほどだったが、三倍の警備兵をヘリで往復させて移動中……みたいなことを到着時に言っていた。
フラッシュフォーはフラッシュ隊の4番、という意味か? ハートやダイヤのみならずポーカーの役も含めると、隊の数はかなり多いのかも。少人数で構成されたチームがたくさんある、といった感じだったのかな。
しかし、あっさり全滅してしまった。


一方その頃、主人公たちの部屋。
言峰神父はまだ居た……というより、時系列的には前回の「だからこそ残念だ」発言の直後なのだろうか?

神父と主人公たちが会話をしているのと、管制室でのコフィン内消失発覚は同じタイミングだったのかな。
ああでも解凍終了アナウンスが流れたのは会話の終盤だったし、多少時差があるようにも思う。

銃声が始まる頃にもまだ神父は部屋に居たってことは、「残念だ」以降~銃声まで、多少の時間があったような気もするけど、まーよくわからん。
「凡人によって台無しにされてしまうんだYO……!」って意味深なことを言って〆たと思いきや、「ところで君の好きな食べ物って何? 私は麻婆とか好き」ってしょーもない世間話で時間を稼いでいた説。









部屋の扉をロックして、出ていってしまった神父。
しばらくは外に出ないほうがいいなんて言っていたが、結局扉は破壊されて、敵が入ってきた。
あの助言は真意だったのか、それともここで彼らを閉じ込めて処理するための罠だったのか?
ま、結果的にはロックされていたことで多少の時間稼ぎにはなったかもしれない。









ドアが破られる直前、主人公に武装の許可を求めるマシュ。
主人公が躊躇しても、平気だと訴える。ダヴィンチちゃんからも戦闘だけなら可能だと言われていた、と、一生懸命に必死になって願い続ける。

「そうしないとみんな殺されてしまう」「わたしたちのカルデアが壊されてしまう」というマシュの言葉には、守りたいという強い意志の底に、カルデアという居場所やロマンたちとの思い出といったものへの、センチメンタルな感情に基いた眩くもどこか危うい執着みたいなものを感じた。

マシュの気持ちは、もちろんとてもわかる。マシュが感情的になったことを、嬉しいとも思う。
けれど、少しだけ心配もしてしまう……。
せっかく生きていくことが出来るようになったのに、普通の女の子のように暮らせる未来が見えてきたのに……それはロマンたちも、きっと心の底から望んでくれて喜んでくれていたことなのに。









武装したマシュは、第一部と同じ姿。
『オルテナウス』は、この時点ではまだ登場していない。
武装した直後、戦闘すらする前から顔を歪めて、苦し気な表情をしている。

ここで「序」シナリオ初めての戦闘が発生するが、使用可能なキャラクターはNPCのマシュひとりだけだ。
しかも低レベル固定、否スキルマという厳しい状況。
これはリアルマシュ(?)が育っていないのではなく、弱っている表現だろう。
フツーに考えたら、ほぼ全カルデアのマシュはレベルマスキルマだろうしな。







幸い、一戦目は敵も一体だけだった。
自陣のユニットが単騎だった際の何が辛いって、死にかけの相手でも強制ブレイブチェインでチェイン途中のタゲ変更ができない点だよな……。
単騎で楽しい点や巧くいく事も無いわけではないが、複数敵が相手だとイーッてなる俺。せめて1対1で勝負せんかい!

苦し気な制服マシュの立ち絵は、これが初登場だったように思う。
いつもと違う立ち絵は新鮮だが、状況は辛い……。


話は少しズレるけれど、タイプムーン作品といえば『立ち絵の豊富さ、バリエーション』も見所のひとつだった。
そういう意味では、歴代作品に比べると、FGOはバリエーションが少ないのは少し残念かもしれない。
メインキャラはさておき、サーヴァントも豊富にいるので、全員大量に差分を作るというのはコスト的にも労力的にも厳しいだろうし、控えめでバランスを取ったのかもしれないな。

とはいえ、マシュのようなメイン級・主人公格のキャラクターには、もう少し立ち絵のバリエーションが増えてもいいかもしれない。
照れ照れ琥珀さんに一目惚れした奴、世界に8000万人はおるやろ?
ワイもやで……と言いたいところだがその前から惚れてたわ。