FGO第二部 Lostbelt No.4 プレイ日記02 祈りと共に生きる人々



第一部第五章、北米以来のラーマの出番&活躍だ!
スッゲー嬉しい。エジソンだったりカルナだったり、同期の多くはイベントシナリオでもよく登場していたが、ラーマの出番はずっと待ち続けていた。

CMでの姿も改修されたモーションも格好良くて、男らしさ・イケメン指数がグングン上昇中だ。
もう二度と「かわいい」なんて言わせないぜ!
……と言いたいところだったが、今回もわりとかわいい部分も多く見られるコサラの王。
そんな部分もあってこその本作のラーマ。全て彼の魅力だ。

そもそも、第一部五章とは異なって初期から元気いっぱいで最高の戦力となっている事からして嬉しい&格好いい&頼もしい。
新所長の無礼っぷりをすんなり流してくれる器の大きさといい、ちょっと偉そうだけど嫌味にならないあたりといい……。
今回はカリスマ性の強い、『王様』としてのラーマの姿を多く見られるのだろうか?
ともかく期待いっぱいだ。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



謎デバフ




野生の魔猪(!?)などを相手に、制限されたメンバーでの初戦闘開始。
今回からストーリー同行鯖に『特殊な礼装』が装備されたとのことで、開幕からNPが50%溜まっている状況での戦闘だった。更にNP獲得量も50%アップ、という効果もあるらしい。
これは本当に嬉しい!
物語的には同行鯖を採用したくても、戦力的にはどうしても苦しかったのが、かなり改善されたと言っていい。

せっかくだし、今回は基本的にストーリー同行鯖にサポートを頼るプレイスタイルで進めようか……というのは、さておき。
この戦闘でわかったのは、『解除不可能、永続のデバフ』が全員に付与されていること。
Q・A・B各カード性能ダウン&HP回復量ダウン&弱体耐性ダウンという効果だ。
ジャンヌ宝具の回復で様子を見たところ、回復量は1000→800になっていた。20%減ってところか?
各カードダウンは、実質攻撃力デバフに近い。

ストーリー同行鯖や手持ち鯖はもちろん、フレンド鯖にも同様のデバフは付与されていた。
問答無用で全員弱体化、という状況だ。







謎デバフの原因は、今はまだわからない。
例の“寂しい”感覚と繋がりがあるのか否かも不明瞭のようだった。

中国異聞帯では主人公自身の毒が原因になって、マスタースキルへと影響が出ていた。
今回は使用鯖に直接的な影響となると、これはなかなか厄介だ……。
今は放置するしかないけれど、改善されていってほしいところ。
ラスボスまでには何とかなるだろう、と希望は持っておくか。





祈る人々






第二節が始まって、まずは『誰か』のモノローグが始まった。
その主は、おそらくこの少女だろう。CMの最後にチラッと映っていた彼女かな?

無邪気で無垢な雰囲気のある、かわいらしい女の子だ。
モノローグの中で彼女は「かみさまに、お祈り」を捧げ、「次のユガにも、わたしたちを、導いてください」と願っていた。
それらの台詞の真意はわからないのでさておき、少女のモノローグからは彼女の人格や家庭環境をある程度察することは出来た。

『お祈りの時間』は大切な日課であり、少女のみならず「わたしたち」、つまり多くの人にとって「ともに生きている」と言ってもいい程に、生活や人生に密着しているらしい……ということ。
そして少女には、母親はおらず知らず、「いろんなことに文句を言っているおとうさん」はいるということ。

シンプルに気になるのは、そのお父さんとやらだ。舌打ちしながらもちゃんとお祈りはするという“少女の父”は、この少女ほど無邪気でも無垢でもないように聞こえる。
文句や舌打ちなど、少し荒っぽい雰囲気のある男のような感じがするけれど、そんな彼もまた「善きもの」という定義に含まれている?
まぁそこまで悪質ではなさそうな気もするが、ウワサに聞く『悪性を排除する世界』とやらからは、ややはみ出しかけているようにも思えなくはないが……。





雑然とした街並み






街にやってきたカルデア一行。
一見すると小奇麗な町にも見えたが、よく確認してみれば、建物のあちこちは崩れているし、広場の路面も割れている。 それでも立派に整地はされているし、奥に見える豪華な建物なんて、なかなか立派だ。
一定以上の建築技術や文化は発達しているイメージ……だが、それでもちょっと中世っぽいか?
『ファンタジー系インドっぽい風景』、と言ってもいい。


町に住む人々は遠巻きにカルデア一行を眺めている。
警戒心は強いが悪意はなく、シンプルに「見知らぬ変な奴らにちょっと引いている」感じ?
とりあえず、早々にトラブルへと発展することは無さそうだ。そういう意味ではちょっと安心。









こちらに好奇心を抱いている少女を選んで、現地民との接触を図ってみる。
その相手は、先程のモノローグの少女だった。
名前はアーシャ。一緒にいる犬の名はヴィハーン
少し驚き、戸惑っている様子もあったが、素直に主人公達に応えてくれた。
どうやら「びっくり」が口癖らしい。びっくりの頻度が多すぎてびっくり。

ヴィハーンも人懐っこい良い子らしく、なかなか好意的に挨拶してくれた。
フォウくんも「フォウフォウ」と返事をする。小動物同士の交流は心が温まるな。犬可愛いよ犬。









アーシャは素直で優しい娘のようだし、この分ならば色々な情報を聞くことができるかもしれない。
……という希望を打ち砕くように、周囲の雰囲気が忙しなくなってきた。

こちらの言動が現地住民に刺激を与えたのかも、と一瞬慌てそうになったが、そういうわけではないらしい。
家の中へと逃げて、閉じこもって祈りの準備を始める町の人々。
遅れたアーシャを迎えに来たのか、強面の男……おそらくは彼女の父親が、アーシャを家へと連れ帰ろうとする。
言動は荒々しいし、顔も怖いけれど、そんなに悪い人ではなさそうか?
もっと嫌な人物である可能性も危惧していたけど、アーシャをわざわざ連れ戻しに来てくれたあたりも、娘への情を感じさせるように思う。

不器用なだけで意外と良い人?
愛情表現が下手なだけで、アーシャのことは娘として大切にしている?
まぁ、このシーンだけではまだ判断はできない。









良い人かもしれないお父さんだが、初対面の主人公達まで無条件に助けてくれるほどのお人好しというわけでもなかった。
それでも慌ただしい中で、最低限のことは教えてくれる。
まず、彼の名はアジャイ
そして彼ら曰く、「カリが来た」。「カリに食われる不出来で不信心な人間にならないように、家で神に祈る」ことを、これから行うのだという。

気付けば主人公たちを除いて、全ての住民が家に閉じこもっていた。
逃げそびれた主人公達を責めたり怪しんだりする者は居なかったが、それは単に彼らの方も余裕が無かっただけかもしれない。





町を襲う獣






噂の『カリ』が姿を現した。
インド神話における悪魔・カリとは、おそらく少し異なるであろう謎の生物。
外見はワニっぽい? トカゲとかドラゴンとかツチノコとか、そういうものが混ざったような感じでもある。

『カリ』は町を破壊し始めたうえ、逃げそびれた人をも襲っていく。
もちろん主人公達も例外ではなく、自衛兼町と人々を守るために戦うことになった。
カリは、エネミーとしても名前・形状共に全くの新種かな?
バーサーカークラスではあるが、特筆すべき仕様は見当たらない。
一体一体はそこまで強いわけでもない雑魚に近いが、数が多いと面倒そうかな……という印象。









更に続いて、『謎の白き獣』とやらまで現れて、戦闘になってしまった。
形だけはバイコーンによく似ている、謎の獣。
カリとは敵対関係にあるらしく互いに攻撃し合っていたうえ、『謎の白き獣』の方は町に危害を加える様子もなかった。
しかし、敵の敵ならば味方……と単純に成立するわけでもなく、我々の方まで襲い掛かってきたので、結局は戦って対処するしかなかった。

慌ただしい中で、どうしようもなかったと言えなくもないが、嫌な予感がする。
戦うのはマズいタイプの相手だった匂いがプンプンする。
そんな不安に応じるように、アジャイが「やっちまった」呼ばわりをしてきた。
う、うるせー! やっちまったよ、悪いか!?(逆ギレ)









ここで気になったのは、アジャイが心の中でのみ呟いた「山向こうの奴ら」とやら。
しばらく後にアーシャが教えてくれた『近くの山にいる噂の人物』と同一人物なのかと思ったが、ちょっとニュアンスが違うようにも聞こえる。
山にいるのと山向こうだと、範囲が異なるし、人数も違うっぽい感じだ。

おそらくこの世界で相当重要なことだと思われる、“祈り”を行わない「山向こうの奴ら」は、どういった人々なんだろう?
敵なのか味方なのか、この異聞帯の住民なのかサーヴァントなのか……。


そして、父親と一緒に表に出てきたアーシャ。
主人公達の無事に喜んでくれたが、ヴィハーンが怪我をしたということで、悲し気に表情を曇らせてもいた。
かわいい犬が怪我をするとか凹む……。
ヴィハーンとフォウくんが、「クゥン……」「フォウ……」と会話しているのが相変わらずカワイイ、ってことだけが救い。

また、このシーンでちょっと気になったのが、怪我したヴィハーンについてアジャイが「走れねぇ犬に価値はあんのかい、神様よ……」と暗い様子で呟いていた点。
ヴィハーンを否定しているように聞こえないでもなかったが、表情と口ぶりからして、そういった意図ではないようにも見える。
むしろ、神に対して疑問? いやそこまで複雑でもないか?
うーん……とりあえず、気にはなった。





町を追い出されるのは序盤あるある






先程の不安も現実になった。やはりあの白い獣は、手を出してはいけない存在だったらしい。
このビーチュの町の長だという、プラカシュというふとっちょオヤジに、メッチャ怒られた挙句に出て行けと言われてしまった。
理由も言い訳も一切聞いてはくれない。というか、「聖獣側から襲ってきた」こと自体を信じてくれない感じだ。

武器による直接的な攻撃や、聖獣だの警吏(存在するのか?)だのを呼ぶわけでもなく、“追い出す”だけで終わったのは幸いといえば幸い。
旅人にも悪意を持たなかった様子からして、基本的には純朴で優しい人々なのか?
というより、単に『戦う、他者を攻撃する』行為自体を知らないのか……?
敵うか否かの問題はさておき、カリたちに対する抵抗はもちろん、武装さえしていなかったっぽいしなぁ。









全員が全員、理解し合えないわけでもない。
少なくともアーシャとは心を通じ合わせることができた。
「助けてもらったんだと思う」と、全てがわかっている様子でもないのに、わざわざ追いかけて御礼のバナナを持ってきてくれた。
良い娘だ……。ありがてぇ。バナナうめぇ。









そして、アーシャとの会話の中で、更に新しい発見があった。
彼女……というより、このインド異聞帯の住民との間にある“大きなズレ”は複数ある。
その中の一つは、うっすらと感付いてはいたが、『ラーマやカルナという英雄を知らない』ことだ。

汎人類史の有名な英雄を知らない、という“ズレ”は今までにも体験してきた。
北欧異聞帯ではそもそも神代からの停滞が理由で、英雄が生まれる歴史や土台自体が失われていた。
中国異聞帯ではカエサル等ある程度の時代までの英雄は存在していたようだが、汎人類史とは異なる歴史を歩み、更には世界が安定して願いが失われたことによって“英霊の意義”自体が薄まり、『座』との接続がほとんど途切れた状態になっていた。

共に理由こそ違えど、『現地の人々が英雄を知らない』現在の状況は似ていた。
そして、今回のインド異聞帯……。
理由は定かではないが、この異聞帯が剪定された時代や原因が関わっている可能性は高い。


それ以外にも、アーシャは色々なことを教えてくれた。
彼女との会話の中で、一気に様々な情報が増えてきた……のだが、情報量が多すぎるので、そのあたりは次回に纏めよう。
アーシャがくれる情報、大杉ィ!
いやもちろん、ありがたいんだけどね!?