FGOイベント サーヴァント・サマーキャンプ! プレイ日記11 永遠など少しも欲しくはない



今回はいわゆる『ミッション』システムのイベントだったけど、ミッションの内容とシナリオ解放の速度がすごく噛み合っていてストレスが少ない点が超好印象だった。
メインシナリオを完走した頃にはほぼミッションも終了している……というのは読後感も良い。シナリオが完結した心地よさそのままに、特異点も離れていくことができる感じ。

……まぁ、イベ礼装が落ちてなかったので、まだしばらく特異点には居座らなきゃいけなかったんですけどね!
礼装凸にドロップ必須は、やっぱよくない文明スよ。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





仄暗い冥界の底からの脱出

ニトクリスはシナリオでも周回でも頼りになる






ゾンビまみれのマーケットから逃げ込んだ先は地獄だった……。
でも閻魔亭といいウルクといい、地獄・冥界系はカルデア的にゾンビよりよっぽど身近な存在。
少し前のサブイベントで“フラグ”を立てていたニトクリスも、ここで合流する形になった。彼女が居てくれると、いよいよ冥界の怖さも何も感じないな……。

だがしかし、状況は外見以上に深刻。夢だの冥界だのにサーヴァントが囚われていることはコロンブスたちの件からもわかっていたけど、ニトクリスから直々にカルデア崩壊の危機を訴えられるほどの事態になっていたとは……。
よくわからないけど、以前の「夢」と今回の「冥界」は、たぶん別物なんだよな?
どっちの方がマシでどっちの方がヤバいのかは不明だが、まぁおそらく最終的にはどっちにせよマズいんだろう。





再び、離別の時






冥界に囚われたサーヴァントの保護でニトクリスは手一杯。
せっかく合流したものの、共に事件解決に動ける状況ではないようだ。残念……。

そしてアビーとの「二時間」の約束を守るため、虞美人が体を張って囮になることを買って出てくれた。
なんとな~くこの先のオチは既に見えているけど、言動と現場の空気自体は意外と真面目。
蘭陵王との別れだったり、項羽のことを改めて思い出したり、虞美人の最期としてとても良い雰囲気だった。
ありがとう虞美人……。
さようなら、先輩……。







(ですよね)

せめて節くらい跨げばいいのに、即直帰で再会できちゃうところが虞美人クオリティ。
そんなかったるいこと、やってらんないのよね。





二時間以内脱出の“ご褒美”






アビゲイル先輩は約束通り色々なことを話してくれた。
肝心な部分はまだちょっと濁しているけど、それでも見えてきたことはある。事件解決まであと数歩のところまでは迫ってきた印象だ。

しかし……“殺戮”の蒐集か。
どうしたって空で境界で矛盾な螺旋を想わずにはいられないけど、目的地及びアプローチは微妙に異なるイメージだ。
アビーの協力者であり今回の黒幕(仮)である「彼女」とは、何者なのか……。既に容疑者は見えてきた気もするが、断言できる段階ではない。





見え始める歪






ゾンビマーケットでの一日が終わり、今日は共に行動出来なかったマシュに通信機で連絡を取る。
そして、いよいよ誤魔化しようのない“異常”が露わになった。砂嵐や暗転でもない、ルビによる認識障害の表現か……。
プレイヤーはもちろん主人公まで異変に気付きかけたあたり、いよいよ敵の阻害能力の限界が見えてきたのかもしれない。
決着の時も、そう遠くないかもだ。





マシュが抱える違和感

久々の100%シグルド組






奇妙な感覚を残して主人公が眠りについた翌朝。
【主人公】の自室に、マシュやシグルドが体調観察を兼ねて朝の挨拶に来てくれた。
なるほど、今度はシグルド組か。それにしても「昨日」の消耗って、ドレのことだ? ゾンビマーケット? それともスマイリングホテル……??

民家&マンションの件などを思うに、エミヤ組とシグルド組の時系列が微妙にややこしいことになっているのはほぼ間違いないようにも見えるのだけど、どう違ってどこが重なっているのかまでは明確にはまだわかっていない。
まぁそもそも【主人公】が両陣営に存在する時点で矛盾どころじゃないので、そのあたりが解決しないことには整理のしようもないのだが……。





夏の思い出づくり……の、はずが






毎度の通り、午前中は休憩のターン。
今日は久々にマシュと共に過ごせることになり、ワルキューレを交えて夏のメジャーアイテム・花火で楽しむことになった。
真昼間だけど、一部分だけワルキューレの能力で暗くしてもらえるらしい。嬉しいね。
そりゃ夜に出来れば言うこと無いけれど、この特異点の夜は危険すぎるので、のんびり花火を楽しむ余裕はないのかもしれないしなぁ。









後輩やワルキューレたちと共に、静かだけどちょっと騒がしい、どこか切なさもあるけど楽しくて嬉しい、夏の一時。
……が、ここにもまた、明確な“異常”が存在した。
前々から違和感を抱いていた様子のマシュも、更に表情をかげらせる。
ひょっとして、今節の冒頭にあった「―――些細な違和感があった。」の独白の主はマシュ……?





鏡に映る真実






変な空気を引きずったまま、新たに出現した探索地“洋館”の調査開始。
【主人公】目線でも明らかに浮かない様子のマシュだが、ここのパートではそんなマシュ視点のモノローグや回想が多く挟まれる。
特に気になるのが、“夜、違和感についてシグルドに相談していた”回想。
この描写を見るに、やはり今節冒頭の独白部分はマシュ視点のもので、【主人公】が見かけたコテージ内で密談する人影はマシュとシグルドだったってことか……?









そしてここで、ほぼ『答え』を明言する良演出。
鏡を用いた表現は定番だが、マシュの不安やホラーな雰囲気と合わさって、背筋がほんのり冷えるような効果を発揮していた。イイネ!

マシュたちはまだ正確に気付いてはいないけど、プレイヤーにはほぼ答えがわかってしまった。
だがシナリオ解放スピード的には、リアルタイムだとどうしてもこの後に“解放待ち”の時間が与えられてしまう。
気になるところで引っ張りやがる……!
そりゃそうだけど!
はよ続き見させろ!!