FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記02 絶えぬ雷の快男児



先日配布されたコンティニュー用アイテム『霊脈石』は本シナリオでも使用可能。
そもそも『霊脈石』自体が期間限定アイテムのようだし、機会があれば遠慮せずに使おう……と思っていたが、意外とタイミングが来ない。
終盤にはキツい山のひとつやふたつは待っているのだろうが、序盤~中盤時点での戦闘難易度はわりと易しい印象だ。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



平安京の夜

残念、忍者は一人だけです






下総忍者コンビと共にリンボ討伐だ!
よっしゃヤったらァ!!
……と張り切っていた心をいきなりへし折られる。
オイオイ……「二人はおいで」って言ってたんとちゃうんかい……!?

鯖二人は許可してからのやっぱり小太郎(とマシュ)は駄目~とか、嫌がらせ以外の何物にも見えない。……マジでただの嫌がらせなのか?
ただ、マシュたちは別の場所にレイシフト成功している可能性もあるだろう。
合流に期待して、頑張って探そう!

それに段蔵ちゃんだけでも無事に同行できた、というのはありがたい話だ。
まず心強い。そして彼女はメインシナリオでもイベントシナリオでも『同行枠』として大々的に取り上げられた機会は今まで少なかったので、単純に嬉しい。
今回のシナリオでは、彼女の格好いい姿や可愛い姿をたくさん見られるのだろうか? 期待せずにはいられない。
あ、涙とか悲劇とかそういうのは結構です! フリじゃないんでリンボは座ってろ!





魔境、京






キモい大蜘蛛から下総で見覚えのある黒武者まで、平安京の夜のデフォルトなのか次から次へとエネミーが湧いて出てくる。
不慣れな状況も合わさって、早々にピンチ到来。レイシフト直後ってこういうのありがち~!
段蔵ちゃんはいかにも彼女らしく健気に、自分を囮にマスターだけでも逃がそうとするけど、そんな献身を主人公が素直に受け入れるわけもなかった。
傍から見ると愚かな自殺行為でしかない、そんな主人公の言動に対して……。









声をかけ、助けてくれたのは……通りすがりの源氏の武者。
前回のプロローグでも登場した太刀の男。渡辺綱……!

戦士としての実力・逸話は折り紙付きの人物ではあるものの、感情をあまり表に見せないこの男個人の性格については、現時点では何もわからない。
外見からはなんとなく冷たく取っつき辛いタイプにも思えるけど……頼光さんが信頼し、金時が慕っていたのは事実のはずだし、「嫌な奴」なんてことはまずありえない気がする。真っ直ぐに受け止めるなら、渡辺綱という人物は性質的にはヒーロー側、正義側だ。

クールな物腰ではあるものの、助けてくれたのは事実。
命の恩人だ! ありがとう! きっと良い人!





マスターとサーヴァント






第一現地人として親しくなれたらとも期待したが、そんな和やかな空気にはならない。
彼の口からは早々に「サーヴァント」「マスター」という単語が飛び出し、主人公達にも緊張が走る。平安時代の人間が知るはずもないカナカナ言葉を流暢に使う……怪しい男……!

そして隣には前回同様、キャスター・メディアリリィが出現する。
渡辺綱を「マスター」と呼び従っているメディアリリィの姿と合わせて考えるに、どう見ても彼らは聖杯戦争におけるサーヴァント・マスターの主従関係なのだろう。
聖杯戦争の発生を匂わせる言葉を綱も度々発している。……が、奇妙な点も多い。









英霊サーヴァントはともかく、天覧武者マスター? 天覧聖杯戦争?
ついでに言えば、主人公もしくは段蔵に対して「異教の術者キャスター」と言い放ったのにも違和感を覚えた。
ひょっとして渡辺綱は、主人公の方こそをサーヴァントだと認識している……?

何にしても初戦闘開始。メディアリリィを後方に従えて、綱は前線をバリバリに張ってくる。通常メディアの旦那さんみたいっすね。
意外と固いダメージカットに驚いたが、最後まで戦いきることもなく途中で戦闘は強制終了となる。綱の恐ろしさやメディアリリィの援護具合について、さほど学べる時間はなかったなぁ。
こんな調子だと今後も数回戦いそうなので、早めに感覚を覚えておきたい。
綱のこと、まだ何も知らねぇんだけど、どうせ回避は持ってるんでしょ? サムライってすぐに回避持ち出すからよォ。





源氏武者二人

ヒーロー登場






大蜘蛛の危機から脱せたと思ったら、鬼よりもヤバそうな奴に目を付けられてしまった……。
しかもこんな手負いの身、慣れない場所では簡単に逃げることさえもできない。せめて段蔵ちゃんが無傷か、小太郎やマシュも同行できていたなら状況は変わっていたかもしれないが……。

綱って絶対に見逃してくれないじゃん。狙った相手を地獄の果てまで追いかけていくタイプだよ。
話し合いの余地もなく、困ったもんだワハハとヤケクソ気分になっていたところに……新たな声。







……ひぇぇ~……!
か、カァ~ッコイイ~~~~……!!


登場してすぐにわかる。知人だからってのも大きいけど、それ抜きでも一目でわかってしまう。そういう意味では感情が読みづらい渡辺綱とは対極の存在かもしれない。
「この人は良い人だ」「絶対に頼りになる人だ」「最後まで味方になってくれる人だ」……ということが、会った瞬間に問答無用で理解できてしまう。この男はそういう特異な人間だ。

こ、これぞ、ゴールデン!
THE・ヒーロー!!
味方についたら頼りになりすぎて他を喰い、逆に扱い辛くて小説アポに出られなかった男!!!!





四天王






出会ったばかりで、まともに会話を交わせたわけでもない。交流できるほどの時間を綱は与えてはくれなかった。
それなのに、金時は早くも主人公たちの『味方』になってくれる。
つ、つええ……。力も強けりゃ光も強い。居るだけで心強すぎて、もう何も怖くなくなっちゃうやつじゃん。
こりゃ参ったね。リンボだかマンボだか知らんけど、もう全て解決決定ですわ。地獄界曼荼羅、終了~~~!!







金時の『主人公力』『ヒーロー力』を再確認させられて、すっかり気分が変わってしまった。
リンボへの恨みとか色々なものへの不安とか、暗い感情全てが洗い流されてしまう。金時は本当に爽やかで気持ちのいい男だよなぁ。

そして、そんな金時と対立する形になった渡辺綱への印象も、ここで再び変化した。
綱は敵に回ると手強く厄介で難しい男に見える。が、そんな綱と金時の間には対立した今でも互いへの敬意と信頼みたいなものが確かに窺える。
金時と綱の関係は、主人公の扱いを巡って争うことになってもなお大きな変化はないように見えた。源氏たるもの、意見の対立での殺し合い未満は日常茶飯事だったりするのかもしれない。
ブッ飛んでいるというか、ある意味ではサッパリして爽やかというか……。
見た目はシュッとしたイケメンっぽいけど、綱は綱で、基本的には平安武者らしいバーサーカー気質だったりするんじゃないだろうか?
サムライは殺し合いでコミュニケーションしがち。