FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記07 騎士の戦い
今回の舞台は妖精國。
もっと早くに予習しておくべきだったが、今になって空の境界(忘却録音)を読み直したり事件簿マテリアルを読み直したりしている。
そしてそういうものに触れ始めると新しく気付いたものや更に確認したくなるものが増えていき……どんどん『予習(復習)文献』がモリモリ増えていくぞ! キリが無いし時間も無い!
物理的に総復習は不可能なんだから、早めに妥協して諦めたいところ。
クッ……静まれ心! 「そもそもSNセイバールートやり直してぇ~」とか思うのはやめろ……!
関連記事
「FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記01 黒点変化」
「FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記01 人類史上最大の作戦」
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
妖精國の夜
トリスタンとアルトリア
汎人類史のアーサー王の話を聞いたアルトリアは、メチャクチャ驚いたあとに「そのペンドラゴンさんを見習って、わたしも救っちゃうかー!」と笑っていた。
どう見ても空元気の類にしか見えなかったけど、その重圧を考えれば指摘して掘り下げるのはためらわれる。
しばらくは見守るしかないか……と思っていたが、ここでトリスタンが二人だけの時間をつくり、ゆっくりと彼女に話をしていった。
汎人類史の王の凄さ、円卓の騎士の想い。それらは今のアルトリアにとってプレッシャーにもなり得るものだが、トリスタンはあえて語ったうえで、彼女を気遣って背中を押した。
なんというか……凄く良いシーンだったな。
アルトリア・キャスターという少女を支えて導く場面としても、それぞれのアルトリアとトリスタンの絆の強さを掘り下げる場面としても、すごく良い。セイバー(SN)を知るプレイヤー的にも胸が熱くなる場面だった。
今現在のアルトリア・キャスターにとって必要なのは自信と実績と仲間。近い立場で共感し、共に立ってくれる主人公が大切な存在であるのは言うまでもないけど、『もうひとりのアルトリアをよく知る者』であるトリスタンが居ること&彼に励まされ支えてもらえることも欠かせない要素だったのだと思う。
トリスタンは、この瞬間のために今回呼ばれたのかもしれない。
マシュの手がかりを求めて
数日後、コーラル経由のオーロラから『西の牧場に収監された新しい人間』の情報をもらい、早速救出に向かうことになった。
プレイヤー目線だとマシュは商人妖精たちに連れていかれて久しいので、収監された人間とやらは別人のような気もするけど……何かしらの重要キャラだったりはするかもしれない。
それにしても牧場、“人間牧場”か。非人道的でエログロな匂いがプンプンするぜぇ。
人間牧場での攻防
ロンディニウムの円卓軍
オーロラを尊敬するソールズベリーの人間兵士は我々をあまり歓迎していない。
愚痴っぽいことを長々と語っている中で、前々から小耳に挟んできた“反乱軍”の話題になった。密かに堅実に反女王を画策するソールズベリーとは違い、『予言の子』頼りの浅そうな連中……というのが兵士A談。
兵士Aの個人的感想はどうでもいいとして、気になるのは反乱軍が『円卓』を名乗っているという点。しかも率いているのは人間パーシヴァル……?
妖精騎士じゃないってことは、まさか本物のパーシヴァル本人!?
『異聞帯の人間パーシヴァル』なのか、それとも『人間と誤解された汎人類史鯖パーシヴァル』なのかまでは、現時点ではわからない。
わからないけど、超~重要情報じゃん!
しかも反女王派ともなれば、協力関係を築ける可能性大じゃない? こっちには彼らの頼りの『予言の子』もいるし!!
……それとも彼らは、北に現れたというもう一人の『予言の子』と繋がっているんだろうか?
何にせよオモシロ情報ゲット。
トリスタンに会わせたい奴がもりもり増えてく。
噂の円卓軍
気にはなるけど、まずはマシュ捜索に集中すべきだろう。
……と思っていたら、牧場が第三勢力に襲われ始めた! えっ、これってまさに噂の反乱軍?
円卓軍、あるいは「ロンディニウムの反乱軍」と呼ばれた兵士たちは、あっという間に牧場を占拠してしまった。我々は幸運なタイミングでおこぼれを貰った、みたいな状況だ。へへ……サーセン……。
案の定マシュは見つからなかったが、噂の反乱軍と好意的な第一接触を成せたというだけでもプラス……か?
円卓軍に勧誘までされちゃったし、この調子ならいつか協力したくなった時にもスムーズに事が進むかもしれない。
ソールズベリーの人間兵士は円卓軍を胡散臭がっていたけど、少なくとも目の前の円卓軍兵士は感じの良いヤツだ。彼が信頼する団長パーシヴァルとやらも、話を聞く限りでは好感を持てる人物のように思える。
今回は団長との直接対面までは進まなそうだが、いつか来る再会の時が楽しみだな。
って思ってたらいっぱい死んだーッッ!!??
「好意的な第一接触を成せたな」って思った感じの良い円卓軍兵士、ひょっとして全滅!!!???
炎と魔力が猛り、あっという間に多くの反乱軍が飲み込まれ、解放したはずの牧場の人間たちも捕まってしまった。
トホホってレベルじゃねぇぞ。大惨事じゃん!
現れたのはガチムチ系美女……妖精騎士ガウェイン!
絶望的な状況といい相手といい、キャメロット特異点での聖都ガウェイン戦を思い出す空気と展開……!
誰かオリオンかエウリュアレを連れてきてくれ!!
……あっ、今回のガウェインって女じゃん!? ダメじゃねぇか!!
妖精騎士ガウェイン
負けイベントっぽいVS妖精騎士ガウェイン戦が開幕。むしろ負けイベントであってほしい!
『物語序盤で出会うガウェイン』といえばまさに地獄のキャメロット聖都ガウェインを思い出すが、仕様は色々と異なる様子。
全攻撃耐性の『ファウル・ウェーザー』のほか、『攻撃時クラス相性変更(攻撃のみバーサーカー状態)』や撃破時攻撃UP・敵単体タゲ集中付与など、様々な種類のバフを背負っている。
しかも毎ターン(?)令呪を一画奪われるし、通常攻撃に強化解除を付けてくるし……まだ把握が追いついてないけど、ともかく面倒くさいタイプの敵だ!
特に強化解除は許せねぇ!! しかも通常攻撃で解除とか、それだけはやっちゃあいけねぇよ!!
案の定、勝てないままで戦闘終了。
二連戦させられるのではと勝手に怯えもしたが、そんな余裕すら既に我々に残ってはいない様子だ。ガウェインの言動は辛辣で冷酷で、明らかにこちらを蔑んでいるけど、それだけの力の差がある。
戦闘終了後、アルトリアがガウェインに「久しぶり」と硬い表情のまま口にしたのに対し、ガウェインは「知らんな」と躱す。
彼女たちの間にどんな過去があったのかは不明だが……ガウェインの反応は皮肉? それとも本気でガウェインの側はアルトリアのことを記憶していないのか?
汎人類史の他人の名前を着せられたことで過去の記憶に欠損が生じている、みたいなパターンはありうるのかもしれない。知らんけど。
トリスタンの戦い
何にせよ絶体絶命の状況。現在の戦力ではガウェインを打ち倒すことはおろか、この場から逃げ出すことさえもできない。
そんな中で……やはりというか、なんというか。
あまり見たくなかったけど、そういう時がやってきてしまった。
最後までアルトリアを気遣い続けた姿も素晴らしく、彼らしくもあり騎士らしくもあり……メチャメチャ格好いいし、台詞から行動まで全てが尊かった。
特殊CG・特殊立ち絵・特殊演出のトリプル押しも素晴らしかった!
ただ、「寂しい」「早すぎる」とも思ってしまう。
今までの旅が楽しかったからこそ、もうちょっと長く一緒にいたかった……。もうしばらく、アルトリアと俺たちを導いていてほしかった。
トリスタンの遺したものは多く、大きい。別れが辛いからこそ、彼の想いを背負って頑張らねばならないともわかってはいるけど、まだしばらくは引きずってしまいそうだ。
……正直、まだちょっとだけ“実は生きてた”チャンスが無いかな~とも密かに期待していたんだが、消滅エフェクトが挟まっていた以上はやっぱ駄目っすかね……。
そこはホラ……どっかの親切な魔術師が幻術を使ってくれたとか……やっぱ無いっすかね。
妖精騎士トリスタンとの直接対決とか円卓軍のパーシヴァル(仮)とか、まだまだトリスタンと一緒に見たい景色は山ほどあったんだけどな……。
そんなトリスタンの最期に胸を痛めまくっているプレイヤーの目の前を横切っていく異常なUMA。
情緒がメチャクチャッ……!
もうちょい空気を読んでほしいっつーか、読んだからこそのコレか!?
汎人類史との繋がりとか鯖か否かとか、細かいことを考え始めたら負け。
……と見せかけて、こいつの存在が終盤で運命を大きく変えてくる展開だったらどうする? 俺は不貞寝する。