ランス・クエスト 延長戦069 イベント差分回収し隊



バッドエンドや失敗パターンでも、それはそれで目新しい情報が手に入るかもと思ってしまうと回収したくなるのが人のサガ。
個人的には全回収必須を心がけるってほどではないが、手軽に見られる&尺が長い様子なら、余裕がある時に差分回収しにいくことが多い。

……が、実はランス9のバッドエンドはまだ全回収できてないんだよなぁ。話をチラッと聞いただけ、想像しただけでも胸が痛くて……。
ただ、そっちはそっちでバッド限定の興味深い情報や描写があるようなので、いつかは自分の目で確かめるためにも立ち向かいたいとも思う。いつか。いつかね。



関連記事

戦国ランス プレイ日記001 舞台はJAPANへと
ランス6 プレイ日記001 オープニングすっっごく好き



※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





差分回収

バランスブレイカー(人材)の封印方法




唐突だが『ムーラテスト中編』にUターン。
クエスト終盤にある第一保管庫にて発生する、バランスブレイカー関連の会話&マリア差分を見に行ってみる。
前回はシナリオを進めるのに夢中で、【呪い消しゴム】を回収しただけでチェックを終わらせてしまったが、繰り返しイベントアイコンに触れると初見のテキストをいくつか見ることができた。







発明家たちの首だけホルマリン漬けが並んだ不気味な一角。下手すりゃマリアもそんな扱いをされていたのかと思うとゾッとするな……。
冷凍保管に留められたノーペルといい、記憶を奪うだけで済んだマリアといい、クルックーの手で処理された人間は明らかにマシだったんだな~と改めてわかる。

だがこれも、司教クルックー・モフスが管轄してくれたからこその特殊待遇なわけで……。
クルックーに万が一のことがあったら、どいつもこいつも生首不可避かもしれない。ヒエ~、こわこわ。





【導く者】との遭遇






更に繰り返し調べてみると、【進撃の詰み手】のひとりセコナオットと遭遇するイベントが発生。えーと、セコナオットとはまだ未決着、だよな? 生きてないと登場できないだろうし。
セコナオットは紫担当の飄々としたオッサンだ。進撃の詰み手はキャラクター的にはそれぞれ個性があるんだけど、外見の差が少ない&名前がちょっと似ているせいでどうしても覚えづらい……。
ひとりひとりは面白い奴らだし、好感を持てる一面や興味深い過去も垣間見せてくれるんだがなぁ。

ここでバトルかと思いきや、「今日は若者とは遊べねえ」と言い残してセコナオットは逃げていってしまった。
なんか台詞もちょっと格好いいじゃん……。渋かっけぇ不良親父って感じ。CVは藤●啓●か山●●一。









どうやらセコナオットは、封印されていた汚染魂をいくつか盗んでいったらしい。
「まさか―――!」と今まで見たことないようなシリアスな雰囲気で周囲を調べてたランスにワロタ。
アレが解放されたら命に関わる……いや、世界に関わる一大事だからね……。





クルックー救出に間に合わなかった場合




ここまで来たら更についでに、『ムーラテスト後編』で胸クソなバッドエンドも見ていく。
チッ……気分悪いぜ! 自分でわかっててやったんだけど。

トータスの希望がただただ叶う不愉快な結末ではあるのだが、IFの展開が書かれていくのは興味深くもある。
トータスの法王就任による、AL教VSランス派(リーザス・ゼス・JAPANetc)の争いと混乱……。からの、一年後には魔人襲来か。

正史的にも、ホーネット派敗北からの第二次魔人戦争は年表的に一年後にあたるはず。
トータス勝利シナリオだった場合、第二次魔人戦争勃発後にもランス人類総統が誕生できず、そのまま人類はバラバラのまま終わってしまうのかな?
やったね、魔王ケーちゃん大勝利!





女王パステルの呪術

未熟で娘でもモルルンはできる




気分の悪いものを見たので、ここで一発気分転換。
可愛い可愛い娘とモルルンだ!
近親相×は絶対に許しませんよ!









「今日はおとーさんと、いっしょにねんねんしていいんでしょ?」って台詞がまず可愛すぎる。
ねんねんて……ねんねんて……。拙い言葉選びになってしまう娘が愛おしすぎて憤死しそう。
外見はそれなりに育っていても実際はまだまだ幼くて世間知らずで、お父さんとお母さんがメチャクチャ大好きって感情が溢れまくっていて……荒んだ心の全てが浄化されていく。
リセットのモルルンイベント、良い……。尊い……。涙。成仏。





【拡散モルルン】の研究






その頃、可愛い娘のかーちゃんはレ×プ目でアムに操られまくっていた。
ここでかつてかなみちゃんを苦しめた【拡散モルルン】が活きてくるのが予想外かつ最悪の展開。
かなみちゃんだから不幸コメディで終わったけど、よく考えたら超悪質で地獄な呪いだからなぁ……。それに目を付けたアムちゃんはさすが。
パステルに他の術を使わせることもできるだろうが、汚染人間によって不安と不穏を広げるという意味では【拡散モルルン】は最強だろうしなぁ。

肝心の汚染人間本体がランスの手で倒されたため、今回の実験は一度失敗。
ただしアムちゃんは、既に「もっと強い存在」に目を付けていた。





呪われた「もっと強い存在」






『様子がおかしい魔人カイト』の情報が、ガンジーからもたらされた。
以前は大人しくウロつくだけ、たまに緑の里の様子を見るくらいだったため、ゼス軍も遠目に監視するだけに留まっていた魔人カイトだが……今回は怒りに我を忘れ、村々を破壊して暴れているらしい。
しかもカイトの感情がなぜか伝わってきて、それを受けた者の心が病んでいくとなると、もうほぼ確定。
ランスもリセットも、パステルが絡んでいるかもしれないと即座に見抜いた。









パステルの件を置いても、魔人カイトには既に二度も苦汁を舐めさせられている。ランス的には絶許な必殺対象だ。
今回は大暴れ中だというのなら尚更、遠慮する必要もゼロ!

……が、ここで声を上げたのはキャロリ。
魔人カイトの優しい本性を知っている彼女は涙ながらに彼を庇い、自分に説得させて欲しいと懇願した。キャロリの立場からすると、そりゃそうなるよな。
溜まった恨みと恥がある以上、キャロリがすがったところでカイトへの殺意は変わらない……と思いきや、その涙に負けて「一度だけだぞ」とランスは渋々退いた。
良い話ではあるが、巧くいくかというと……。