FGO第二部 Lostbelt No.6.5 プレイ日記05 名も知らぬ七騎と



陣営が多く登場キャラもメインからサブまで多く、視点の変化による場面転換も頻繁な今回のシナリオ。
読む分にはメチャクチャ盛り上がるし超楽しいのだが、日記はやや書きづらくもある。
ヒィヒィ言って整理しつつ感想を書いてみてはいるが、いつもより内容が散らかっているかもしれない……。
でもいつもこんなもんかもしれない。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



意外と賑やかな囚人生活

落ちてゆく心




サロメとの穏やかな時間を、もう少しの間でいいから味わっていたい……と願ってたのに、早くも不穏な感じじゃねぇか! ヒーッ!!
ああ、やっぱりサロメはサロメでしかないのか。
複雑な特性を持つバーサーカーである彼女とは、簡単にわかりあうことは出来ないのか……。









平和な監獄生活終了の覚悟を決めかけていた、が……?
なんだか意外な展開だ。サロメの反応も思ったよりコメディタッチだし、これは……さしあたりセーフ?
サロメ視点のモノローグだと一触即発の危険性があったようにも見えるが、結果的にはなんとか持ち直せた様子でもある。
ふぅ……。とりあえず、今はまだ安心してもいいよな?
サロメの理性にマジ感謝。主人公たちも救われたし、サロメ自身をも救ったような気がする。





ヘラクレスネタが鉄板トーク






サロメが自身の衝動を抑えきったのも、失礼ながら意外な印象だったが、それ以上に驚かされたのはモブっぽいサーヴァントたちのキャラの濃さとノリの軽さ。ここが敵地で収監生活中だとは思えないくらい気楽な環境なんだが……。
こっちとしてはありがたいけど、これで良いのか? あとで仲良くなった連中と改めて殺し合いをしてもらいます、みたいなパターンじゃないよね?
結局主人公は、最初に比較的親しくなれたライダー以外にも、全てのクラス七騎の友達(?)を作ってしまった。
それぞれ外見からして英霊級ではないからか、個人名は出なかったので特定も不可能ではあるが、個性的だし多少の素性も明かしてくれたので一応メモしておこう。

ライダー、シチリア出身。マフィアが出てくる数百年前に活動。
バーサーカー、ヨーロッパ出身。キャラ立てが雑。
アーチャー、ギリシャ出身おそらく女性。
ランサー、匿名希望。
キャスター、名が通ってるつもりの錬金術師。
アサシン、色々あってアサシン。
セイバー、出身も真名も言いそびれる。







不穏な出足ではあったが、結果的には七騎+サロメと楽しい時間を過ごせた。
日に日に主人公を意識していく様子のサロメはどんどん可愛らしい反応が増えていく。恋になりきる前の感情を抱えて、料理に化粧にとウキウキしている無邪気な姿も微笑ましい。
……だが、どうあっても終わりの時は確実に近付いている。サロメが「我慢できなく」なる日はそう遠くないだろう。
別れは避けられないだろうけど、せめて互いにとって苦しくない形であってほしいとも思うが……こればっかりはなぁ……。





王道界域に協力要請

クールメンズの全力疾走






その頃、ホームズとカドックは予定通り王道界域への侵入を果たし、出迎えたアストルフォとの対面に至っていた。
なんか良い感じのファーストコンタクト……!
やっぱり王道界域となら協力し合えそうなんじゃないか?
利害とか問題とかどうあっても色々とあるだろうけど、やっぱ三界域全部が敵に回るのはキツすぎるって!

アストルフォといえば我々にとってはカルデアでもお馴染みの理性蒸発系ライダー。1.5部アガルタでも同行鯖として活躍した。
……けど、今回のシナリオでは言及しない方針? カルデア所属のアストルフォ本人ではない以上、初対面の相手であることに変わりはないけど、マシュたちがそれらしい素振りをほぼ見せないのはちょっと不思議な感じだ。

モリアーティに対しても知ってるか否かは選択肢によって反応を選ぶことができたし、1.5部の諸々については強制シナリオではない以上、踏破前提にしなくていいって扱いになっているのかな。
でも武蔵ちゃんやリンボについては踏破前提な気もするし……うーん、扱いがライターによってブレてるってだけか?

まぁそんなに気にする必要もないのだろうが、設定を揃えるのなら対モリアーティと同様に対アストルフォでも既知or初対面の差分が欲しかった気がする。
カルデアにアストルフォが所属しているか否かは人それぞれだろうけど、『アガルタシナリオで同行する』のは全プレイヤー共通なのだし。





カール大公(仮)との交渉






復権界域でヨハンナから情報収集したり、王道界域ではアストルフォを追いかけて全力疾走したり、ここまで長かった……。
ようやく最重要課題である『主人公の救出』に向けて、物事が動き出したぞ!

求められた対価はかなりヘビーだが、交渉に他でもないカドック&ホームズという知的で冷静な人物が当たってくれたのは不幸中の幸いでもあるかな。
特にカドックの発想や考え方は、我々読者の感覚に近いものなので、話の流れがわかりやすいし読みやすい。モノローグを制限されやすい主人公の代わりに会話に加わってくれる人材としてもありがたい。

意外とノリも良いしコミュニケーション力もあるし、カドックは第二の主人公兼読者の目線ポジションのようになってきたな……。
カドックという新たな立場のキャラクターが増えたおかげで、今回のシナリオは新鮮で楽しい。









名探偵との交渉は相手にとってもハードなのか、二人きりになると秘書役の人が「大丈夫もクソも……」と口汚くボヤいているのが面白かった。
この秘書さん、なかなかしたたかで性格が悪そう(※誉め言葉)だな……。こういう女性も正直大好物です。

この場面、最も気になるのはカール大帝(仮)の「カルデアには借りがある」という発言。
ちなみに秘書さんのほうは恩も借りも感じてはいないっぽい。細かい背景は謎だが、やはり秘書さんよりカール大帝(仮)のほうが性質的に善良な人なんだろう。
ミネルヴァが登場したとなると、“借り”の出所はオリュンポス? オリュンポスで誰かに借りを作ったりしたっけ……?





決死行

七騎の友人と共に




再び主人公側、というより再度サロメ目線でのモノローグ。
当然、前回以上に“症状”は悪化している様子でもあるが、同時にサロメ自身が明確に己の意思で抗っていることも描写された。
そうか……。サロメには、ちゃんと自覚があったのか。
自覚して、頭痛と狂気に飲み込まれそうになりつつも「……ちがう」と抵抗しているなんて、そんなことが出来るだなんて、想像していなかった。

カルデアのように安定した環境ならまだしも、この特異点では誰もが『叛逆』を半ば強いられている。
サロメのような特質を持つサーヴァントならば、きっと堕ちる時は無自覚に、抵抗なんて一切出来ないまま狂ってしまうのかと思っていたが……。









サロメとの絆が深まり、彼女の努力が明らかになり……そして、事態は大きく変化する。
バーサーカーのシンプルな言葉が、スッゲー胸に刺さるな……。最後に応援してくれるとか、良い奴過ぎない? なんだよ、こいつら全員メッチャ良い奴らか??

復讐界域の人々とも友達になれるのかもしれない、という希望は結果的に勘違いだったわけだが、彼らの献身と好意は素直に嬉しい。
だが、早くもバーサーカーという犠牲が出てしまった以上は……この決死行は、どうあっても辛いものになっていくのだろうな……。









この場面でのサロメの言動がまた良い。
手の震えを見逃さない理知的な面も格好良かったし、「何をするか分からないわよ?」と妖艶に微笑んで主人公たちの背中を押す姿もスッゲー良かった……。
美しいなぁ、サロメ。
狂気の恋に堕ちたバーサーカー、あるいは世間知らずなお嬢様、といったわかりやすい土台を持ちつつも、独自の背景と知性をモノローグetcで披露してくれたことでどんどんキャラクターとして深みを増していっている。
これが……これが、サロメの魅力!
サロメの供給に溺れるッ!! 溺れたいッッ!!!





食べずに放り捨ててくれれば、良かったのに






一時は理性的に、大人の女の対応で別れを選ぼうとしたサロメだったが、結局最後の主人公の行動がトドメとなり、短絡的で感情的な選択をしてしまう。
サロメという強力な戦力を得られて事態好転、手に手を取り合って新天地に無事逃避行大成功……なんて夢を見ないでもないが、まぁ無理だろうなぁ……。

きっとこの行動は他でもないサロメにとっての自殺行為だ。
それをわかっていてサロメは選んだのか、それとも恋する乙女として止められなくなってしまったのか……。
話が進むごと、場面が重なるごとにモリモリとサロメへの情が高まりまくっている今、今後の展開が怖すぎるけどサロメから目を離せない。